14 レギ編(壱)
キリュウに助けられたルギとレギ
「大丈夫か?」「あ、ありがとうございます」(兄貴がお礼を言ってるソイツには、特徴的な顔の傷)「ヤロゥ…!!」「まてレギ!!」刀を抜くのを止められた。「俺たち「勇者」を探しているんですがしりませんか?」「…知ってはいる」「教えてください」「何故だ?」「弟子にしてもらうんですよ」「弟子…」「おい兄貴!!なんでとめるんだ!?」「お前じゃ勝てない」「はぁ!?」「それに思っている人物じゃないかもしれないだろう?」「だけど…」「お前はこの町に残れ」「い、言われなくても残るさ」なんなんだこの兄弟?こっちは盗賊な訳だし恨んでいる奴らはいるだろう。兄の方をみていると小さい頃の兄貴を思い出す。「…「勇者」ならカッカラ山だ」「!!、ありがとうございます」兄貴の方はそれを聞くと行ってしまった。弟の方は納得いかないようで顔をしかめた。すぐさま裏道へ行かれた。あいつの目が気になってしょうがない、身長からして9~12くらいだろうか?しかしあの目は人を2、3人は殺してるだろう。気になって後を追った。ビルの屋根に乗り、通りを眺めていた。となりにきて目をおう、男ばかり見ているかとおもえば子供づれの男ばかり見ていた。「父親でも殺されたのか?」その声にあいつは驚きすぐさま刃を構えた。「そうなのか?餓鬼」「違う、餓鬼じゃない」「…名前は?」「レギ」「レギ…なぜ俺を狙う?」「…。」「まだ言えないか…」レギは剣を鞘にしまった。そして抱え、俺からさっきまで見ていたものへと視線をかえた。俺の攻撃を誘おうという事か…?ん…?あいつは小木じゃないか?しかもこっち見てやがる。いつのまに牢屋から出てきやがったんだか…アジトに戻る。「おかえりなさい!!」「…」アジトといっても仲間は三人なのだがな、しかもモンスター。…一晩たってあいつの様子を見にいった。いねぇ、しかもこれ…血痕だな。ちかくにいた人に話を聞く、俺は盗賊といっても「勇者」という看板もある。故にここいらの盗賊は俺の管理にあるため治安もそれなりに収まっているため町の人間とは普通に話せる。「ちょっと尋ねたいのですが…これくらいの身長の子供で刀を持った子しりませんか?」「ああ…さっき腕に妙なもんつけた怖いにいさんが肩に子供かかえてたけど…」「ありがとうございます」腕に妙な…昨日のアイツか。あいつは仕込み刀を腕につけているからな。だとすると厄介な事になる。おそらく俺の仲間だと思ったんだろうな…奴のアジトへ行くとやはりレギがいた。ぼろぼろじゃねぇか!?「良くきたな…息子を助けに来たつもりだろうがそうはいかねぇぜ?」「お前を始末しに来ただけだ」どうやら息子だと勘違いされ…まさか…「夏の型、津波!!」シパッ!!小木を半分に割った。ころがり落ちるボスを見て盗賊どもは逃げ出した。「やっぱキリュウの奴はばけもんだあああああ!!;;」「ひいいいいい!!;;」まさか…「お前、年は?」「…今日で10歳になる」10年前の今日、俺は…たしか…女で遊んだ。そういう事か、小さい頃の俺たちに似ていても不思議はない。「父親の名は?」「……キリュウ」静かに、はっきりとそう言った。「やっぱりか…どうするよ?」「俺を…」「?」「俺を弟子にしやがれ!!」「はぁ!?;;」「てめぇが使った奥義教えろ!!」全く…息子だとわかると昔の自分に見えてしょうがないな
なぁ、有千島全く書いてないのに9千アクセスいっちゃったんだよ、どうおもう?