表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大乱記中  作者: 両亭
越南伝
2/4

占城条:第一節~第二節

占城条

一、占城在越南南東。城族祖者聖仙範束。範束座木水時、霊蛟現水中而入範束腹。然後霊蛟産百子。百子各建国。城族謂国城。民亦百子裔也。城在百余。占城、靺城、林城、呉城、闕城、盤城大也。


一、占城は越南南東にあり。城族の祖者は聖仙、範束(ハンソク)なり。範束木水(ボクスイ)に座したる時、霊蛟(みずち)水中より現れて範束の腹に入る。然る後、霊蛟百子を産む。百子、各々国を建つ。城族、国を城と謂ふ。民、亦た百子の(ちすぢ)なり。(くに)、百余あり。占城、靺城、林城、呉城、闕城、盤城、大なり。


一、占城は越南南東の地域にある。城族の祖は聖仙範束である。範束は木川のほとりに座っていたとき、水中から、霊蛟が現れて範束の腹に入り込んだ。その後、霊蛟は百の子供を産んだ。百の子供はそれぞれ国を作った。城族は国のことを城と呼んだ。民も百の子供の子孫である。城は百程度あった。そのうち占城、靺城、林城、呉城、闕城、盤城が大国であった。


二、城族、以祖名為国号。則占城祖「占蛟」也。占蛟範束第七子。自足産、被棄木水。鼉観児流、拾之育。児長建国号占。

占城人崇蛟、鼉。児産、親扮蛟、流児川。然後、拾之而被見鼉。男皆文身、以表上下。則王蛟、上戸鼈、中戸蛇、下戸鰻、奴魚。王、冠鼉皮。


二、城族、祖名を以て国号となす。則ち占城の祖、占蛟(センカウ)なり。占蛟、範束の第七子なり。足より産ずれば、木水(ボクスイ)に棄てらる。(わに)児の流るるを観、これを拾ひ育つ。児、長じて国を建つ号して占と。

占城人、蛟、鼉を崇める。児、産れれば、親、蛟に扮し、児を川に流す。然る後、これを拾ひて鼉に見せる。男、皆文身(いれずみ)す、以て上下を表す。則ち王、蛟、上戸、(すっぽん)、中戸、蛇、下戸、鰻、奴。魚。王、鼉皮を冠る。


二、城族は祖先の名を国号としている。すなわち、占城の祖は占蛟である。占蛟は範束の第七子である。逆子であっため、木水に棄てられた。鼉が子供が流れてくるのを見つけて、拾い上げ育てた。子供は成長して国を建て、占と名付けた。

 占城人は、蛟と鼉を崇拝している。子供が生まれると親は蛟に扮装して、子供を川に流す。その後、子供を拾い上げて鼉に見せるという習慣がある。男はみな刺青をしている。これで身分の上下を表している。すなわち王は蛟、上戸は鼈、中戸は蛇、下戸は鰻、奴隷は魚(の刺青)である。王は鼉の皮の冠をかぶっている。

二、

鼉:だ。アリゲーターの一種。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ