彼氏(元未公開作品)
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:彼氏
「おうわかったー」
「ごめんね、お願いね」
彼に貸してたDVDを、私の留守中に
私の部屋に持ってきて、とお願いしておいた。
今日はどうしても忙しい日で、
彼と会えるのは多分夜。
住んでいるのはアパートで、
彼も私の部屋の合鍵を持ってるから
こんなことは日常茶飯事によくやっていた。
いつも通りにそんな形でお願いし、
私は用事に出かけた。
(帰り)
「ふーっ、やっぱり遅くなっちゃったなぁ」
ようやく帰って来れたのは黄昏時。
昼間は「ちょっと一旦帰るわ」
とLINEに連絡をくれていた彼が
その帰り道、携帯のメールに連絡をくれた。
私の部屋にDVDを持ってきてくれた後、
そのまま部屋に居てもいいよ、って言っといたんだ。
でも何か用事ができたらしくて、
自分のアパートに一旦戻ると言ってきた彼。
(メール)
「もうすぐ行けると思うし、早く帰ってたらまぁちょっと待っててくれ」
今日、夜に私の部屋で会う約束をしていた。
ルンルン気分でアパート前まで帰ってきた時、
おばちゃん「あらー咲子ちゃん」
「あ、おばさん♪こんばんは〜」
お隣のおばちゃんとばったり会った。
おばちゃん「咲子ちゃ〜ん、あんなカッコ良い彼氏捕まえてぇ♪幸せモンね」
「あ、あははw」
偶然、昼間に私の部屋から出て帰った彼を
おばちゃん見てたみたい。
そして部屋に戻り、「は〜〜」とくつろぎながら
彼になんとなく連絡していた。
でも一向に返事は返らなかった。
「何か忙しくしてるのかな?」
とか思っていたら、
トイレの方からコトンと音が聞こえた。
「なんだろ」と思ってトイレに行こうとしたら
ドアが開いて、見知らぬ男が出てきた。
そのとき分かったけど、
多分彼の遺体は私の部屋のどこかにあったんだ。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬