キャラクター外伝#1-白蓮_重複投稿
もっと多くの方々が近づきやすい『フラットフォーム』でも活動を並行していきたいと思い、無理を承知の上で小説家になろうとの並行を決めました。 約束は必ず守るので見守ってもらえると嬉しいです。
午後2時の誰もいないパラレル·ライン事務室
眠そうな猫のように式は
いつもの窓に腰掛けて
あくびを吐きながら居眠りしていた。
「ある夢の中で光を浴びている 丘の上の尖塔を見た」
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色を意識できない形だけ鮮明な夜、
海岸を遡る独善的な尖塔 、
あくまで落ちることなく
成ろうとしてる宇宙を握っている海、
ひたすら踊っている黄昏 の花、
目を惑わすほど美しき巨大な空洞が
内包しているま無数な可能性の羽、
また繰り替えてしまった愚かさの戦争の焔の真ん中で己を叫ぶ、
器を測れない簒奪者の王冠にはまともな目線で自分を見れる水面 を、
門番の到来からはじまる黄昏に狼煙に火を捧げ、
丘の上の塔から燃えて無くなる
海をその果てを刮目する、
我を忘れずにかの強欲深き略奪者たちに底なき終焉を、
根源として、
我らの世界を齧る余所者たちの門を泥で防げ
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「うわ、なんだ今の」
理解を超えた情報量が一気に聞こえ、見え
吐き出しそうな気分を我慢しながら
足を踏み出したところは仄暗い夜の真ん中、たった一だけ
踊っているような、その形は揺れない花を思い出させた。
光を一人占めじている灯台は、夜さえ閉ざされまるで
誰もいない闇の中の波の絶壁の上にあった。
夢の中だったが、まるで実際にそこにいるような不思議な感じだった。
ほっぺを滑て髪を揺らす風と
足元をくすぐる坂道を歩きながら
夜空の光を盗んだみたいなと塔の外壁に指先が触れた。
まるで生きているような温かさと微弱な鼓動は
やや異質的ではあったが式は惚れたように手を中に通らせた
石に打たれた池の水面のように揺れながら、少年をさらに夢の中の奥へ飲み込んだ。
ずっと聞きづらい優しくない水の音のせいで塔の中で目が覚めた。
「やっと目が覚めたんだ。」
灯台の中で出会ったのは端雅な色の墨をを含んでいる花の姿が折り重なって見える女性だった。
「貴方は?その前にここは一体?目覚めた?一体何から私はまだ寝ているはずなのだが...」
あまりにも確信しにくい混乱な状況で女性の動きや彼女をなしている全ての要素から不思議だと思うくらい親しい何かを感じた。
式の元からはなれ花の葉のように遠ざっていく。
女性についてまた周りが暗くなって行くのに気付いた少年は
立ち上がり閉ざされて行く光に手を投げ出した。
「ま、待って!」
身ごと投げ出したと思ったが冬に焼いたみかんみたいに温かな温もりが手に掴まれた。
女性の手を掴んだと知ったとき周りがここに入ったままのすがたに戻っきた。
「話が聞きたいのか、まあいだろう。まずは...あ、そうここは貴方自身の最も深い深層世界、己の内海 です。そして私はダスクといいます。
貴方のさいごの三つ目の〔エゴ〕でおなたをだれも見つめることのできない最果ての黄昏を見させる役割を持ち生み出されたもの
ダスクの話を聞いてから入って来てやっと認識し始めた。灯台の内部はゆうやけの海辺みたいに光が乱反射していた。
最初から縷縷と流れる川の音は周り同化していくように 周囲の景色を理解した瞬間消えていくかとおもったら波のように大きくなって戻ってきた。
足首まで触れる浅い海辺、揺られることのない
地面と落ち着いた波の音からのやすらと塔にだけ御在する夕焼けのひかりの先に見える黄昏が式を満たせていた。
「夕焼けが散りましたね。ここに私がある限り暗くはなりませんが残念ですもっと早くお伝え出来たなら夕焼けを長く見られたはずなのに。」
ダスク特有の花の香りのようにほのかな青みを帯びた白い光りを嚙んでいる姿から惜しがってる顔を見れた。
その美しき花の姿に惑わされたからか異質的だと感じていたあまりにも堅実的なかんかくを伴っておとも遠くなっている自然気分に沈んでいった。
となりにいたはずの温さが消えいきなり肌を超え骨まで伝わってくるような寒気にかんかくがまた甦った。
「あ、何だろ意識が音に、香りに優しく飲み込まれていく。あれ?いつの間に水が?ダスク!どこだ!」
「こー
式ー
かー
わー」
ダスクはまるで渦巻きながらいきなり乱暴になって急速に満ちる内海に巻き込まれたみたいに一体化されていた。
胸元まで入り込んだ海水面、急に速くなる心臓の鼓動ようやく得た僅かな平穏は
手の上の砂のように式を飲み込んだ海に流されて散った
透明になっていくいしきのなかで体は海流にながっされ
深海に落ちていくなか見上げた海水面は
まるで一つのコスモスを見ている気がした。
指すら動けないほど深い所まで落ちてしまった。
存在自体が崩れそうな水圧に潰される痛みは
深き黒い深海で誤読の寒さを忘れられる温もりを覚えさせた。
波の音も己のこえも届かない底にたどり着いた式は
目を積やいて黄昏が閉ざされて行く空を想像しながら頭の中で描いた。
内海の底に落ち体を押し潰されるほどの苦しい痛みの中、
想像した夕焼け向こうの黄昏で
とある輝いてる花の姿を、女性の輝く美しさを、
やがてその全て趣を墨にとかせ剣の形となった。
「ダスク、 誰も見つめることのない果ての黄昏よ」
ぼーっとつぶやいていた一人言で涙を流しながら理解した黄昏と温もりを持って圧力を押し返し式は立ち上がった。
ありっだけの全力をだして地面蹴り飛ばしでからだを浮かばせた。
落ちるとき海水面の向こう側に見えたはずの銀貨を確かめに泳いた。
沈む前になかったはずの巨大な宇宙
海と同化しているようにも見えるその有様に気を取られ
上え、
ただ上え向かった。
「なるほどこれ、いや、あれは羽だったのか」
海と繋がれていると勘違いしたまばたしい巨大な空洞は
〔とある存在〕の羽の一部に過ぎなかった。
空間はその物占めているよりずっとひろかったが
式はなぜかその羽から聞こえる声から目をそらせなかった。
「哀れで悲しき役割を任された...そう生み出された?」
式にはそれの声は聞こえたがその意味が届きはしなかった。
それが気に入らなかったのか 銀河のの翼を持つ名を明かさない大いなるものは女性のような姿おして式の前に現れた。
ダスクと似ている外見にダスクがその奥に黄昏を抱いていたとしたらそのものは黄昏とは似ていたがその更なる向こうでありもっと巨大な宇宙をもちながら見ていると渦巻っている泥みたいな不穏な何かのせいですごく拒否感を感じられた。
「フン、まだこんなに未熟とは。」
「どう言うことだ。」
目の前のものを相手しているとしきの奥のダスクが怒ってるように魔力が煮えたぎった。
「黄昏を今になって覚えるとは、根源の結果物にしてはとても期待外れつてことだ。」
式にはあいかわらず目の前の女性の言葉が届かなかった。むしろ彼女見ているたび沸き立つ魔力にまわりの海が反応したのか幻聴に苦しめられた。
「まだ時期ではないか...」
彼女の手付で海水面を防いでいた羽が消えた。
気がつくと満ちていた内海は最初の浅い海辺えと戻っていた。
内海から出る前に説明必要だった。
だから彼はダスクを呼び出した。
「それで、さっきのは一体なんだったのかしってる?」
ダスクはためらっているように見えたが、口を開いた。
[あなたの内海の存在理由は彼女、滅びのための目的を与えられた中身を抱くための器です。私のもう一つ役目は内海と言う器を維持させることです。」
「つまり、言い換えれば君はただあれの偽物である皮というの?」
「いいえ、私たちは元々一つとして生み出されたんですが、機能と役割が大きすぎる故二つに分けられているんです。彼女の役割は愚かな神々に終焉を、そして異界の者 > ]]に与える最終審判という滅びです。そして私の役目は滅び以降消されたものたちの最後を見つめて覚え、つながせることです。基本的に彼女に主導権が渡れるには時間がかかるし私も基本的な魔力の量彼女にお衰えますが格はわたしが遥かに高いんですので、基本的私が主であることには変わりがないです。」
意気揚々と語るダスクの姿にほっとした。
「それは良かった。」
言葉を終えたら内海の水面から浮かんできた泡に飲み込まれ眠りからさめた。
うたた寝から目覚めた末には酷く
濃い香りの丘に咲いていた白い花の味がした。
[終]
3ヶ月ほど前からpixiv小説で活動していたなめくじと申します。 以前から小説家になろうで活動することを考えていたのですが、アトリエ環境を見直しながら併行することになりました。
完全に並行が可能に慣れるまでは時間が少しかかると思いますが、多くの方々に私が製作するコンテンツを楽しんでもらいたいと思っております。