プロローグ
初めての投稿です。
つたない文章があるかもしれませんが、暖かく見守ってるください。
「パッッチン!!」
いつもの打たれた音と同時に前世の記憶を思い出した。
私はソフィア、3歳。
小さい頃に捨てられたらしい
それでこの孤児院に入った。
でも、ここ外面はいいけど、裏では子供に暴力を振るうところだった。
特に私は、二度目の人生だったからか記憶を思い出す前から大人しい子供で、よく叩かれてた。
「ソフィア、聞いているのか」
パチンッッ
「ごめんなさい」
涙が止まらないし、痛い。
私の前世もろくな物じゃなかった。
学校ではいじめられた
無視されるのは当たり前だし、物も隠されたり、壊されたりするし暴力を受ける時もある。誰も助けてくれない。
家ではお母さんの機嫌が悪いと打たれるし、男を連れてきた時はいつも私を外に出す。
私が死んだその日もお母さんは男を連れてくるからと私を外に出した。
何日もろくな物を食べてなかったから、意識が朦朧とした時に車にはねられて死んだ。
結構あっけなく死んだ。
生きててもいいことなかったし、来世というものを信じるなら次は幸せになりたいなと薄れゆく意識の中で思った。
けど、そんなに変わらなかった。
布団中で泣くことしか出来なかった。