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#07 マリ村からの旅出ち 

 


 マリ村では成人を迎える若者達は樹上にある小屋で若衆宿をするのだが、今年はアベルだけが成人の対象だったのでアラン村長宅で独り1日座学を受けることになった。



「アベルを見込んで、この村伝来の指輪を授けよう、これは“迷宮の指輪”だ」


(手渡された黒い指輪を鉱石鑑定で見ても??????で表示される)

 かなり高位の霊力が込められているのか・・・



「この“迷宮の指輪”の効果は? 」


「この指輪に込められた聖樹様の力により、5大ダンジョンの環境保護者にアムル人が選任されたのじゃ。この指輪を嵌めてダンジョンに入ると環境保護のために選択した階層に自由に移転することが出来る」


 なるほど同じ材質か、移転石と指輪と聖樹との間に霊的繋がりがあるんだ。


「ナスル大陸とウルク大陸の5つのダンジョンの間には13,000㎞に及ぶ赤龍が横行する地下大迷宮スーンと、地上には渦巻くスーン海峡が横たわっておる。これを人力で移動することは至難じゃ! 」



「“迷宮の指輪”を嵌めずにダンジョンの移転石に触ればどうなるのですか? 」

「当該ダンジョンの地上入り口部分に戻れるだけじゃぞ」


 そりゃそうだ・・・



「なぜアムル人にだけ“迷宮の指輪”が伝わるのですか? 」

「それは環境意識の強い種族はアムル人だけと聖樹様に認められたからだよ! 」


「毒液で魔石発掘を強行して廃液垂れ流し掘り尽くす帝国のやり方ではダンジョン資源は早晩枯渇するだろう」


「それにエデン族が魔の森に追放されたのもオッタル大公命令だし、毎年夏の軍視察では村全体が迷惑している」


それは俺だって一度殴られているし、でも15歳の俺にどうしろと?


「アベルがエデン族の宿願を実現出来ればと思いこの話をしている」


「エデン族の宿願とは? 」

「ここの制限された居留地生活ではなく、祖父の地“ダンジョンエデン”に戻り管理人に戻る事だ! 」



 貴族のオッタル大公を俺に何とかしろと?

・・・ここは話題を変えて


「この指輪の効力は移転石の力と後はなにかありますか? 」

「聖樹様と指輪の仲介者でもあるエルフ族と会話が出来る」


 (この俺に、たった15歳の少年に部族の運命を託すのか)



「移転先の5つのダンジョンとは?」


「ナスル北端のダンジョンエデン、ナスル東端フエン公国のダンジョンカルマ、さらにウルク西端のアケニア騎士団領のダンジョンシバ、ウルク大陸北端にある最大の迷宮都市のあるダンジョンギルアだ、この4つのダンジョンは全てオッタル大公が武力で占拠している」


「・・・なるほど理解しました」



「最後の5つ目は、大海原の魔王島にダンジョンがあるらしいが詳細は不明のままだ」



 やはり聞いてみよう。


「なぜ俺に部族の夢を託すのですか?」


「アベルは村のために誰も見たこともないリヤカーを作ってくれた、召喚したメイドゴーレムを見てもその不思議な力があればどこのダンジョンの最下層でもたどり着くに違いない」


「オッタル大公の悪行を全てのダンジョンで見届けて“世界会議”で証言してくれ、きっとこの世界に変化が起きると確信している! 」



 う~ん、俺はこれから夜刀姫と2人で自由で楽しい世界旅行のはずだったが・・・orz;



 ◇◆◇



アベルは帰宅してから夕食の後で空間収納庫からリヤカーを取り出し、水桶の搬送などで使ってくださいとフラウ母さんに製作したリヤカーを贈った。


フラウ母さんは驚き、最初はなにこれ状態だったが実際に水桶を載せて曳いてみてリヤカーの軽快な優れた運動性に驚いて喜んでくれた。

家に戻ったアベルにフラウ母さんから


「アベル、ここの私たちアムル人村は元々ダンジョンエデンの管理人だったのよ。魔王島にもダンジョンカルマから追放されたアムル人村があるそうよ。でも久しぶりにアベルが収納魔法や召喚魔法を持って生まれたのも変化の予兆かなと村の皆は噂して期待しているわ」



「アベルは、みんなの予想以上の事を次々と成し遂げたのよ。ゴーレム召喚や地竜退治そしてリヤカー製造、見たこともない鋼鉄ハウスや馬車製造・魔法袋などどれもすごいわ。だから今回の白羽の矢がアベルに立った訳よね。でも私はアベルには生き方は自分で選択して自由に生き抜いて欲しいわ! 」


 俺の“秘密”がみんなバレていた・・・



「母さんありがとう、授かった力で出来る範囲でアムル人たちを助けていくよ」

「アベルなら賢く生きていけるわ。母さんはいつでもアベルの無事を祈っているよ」


「母さんありがとう」


「ギルドの依頼の仕事でなくて、常時討伐依頼の魔物や薬草採取で生活費を稼ぐのもいいわね、クエスト依頼達成だと自動的にランクアップされて貴族に目を付けられるわ。自由に旅行をするなら常時依頼が最適の道かもね!他人の嫉妬や反発防止も大切なことよ」



 ギルドランク昇格もFランクでの雑役夫と搬送人との登録変更で逃げる様に念押しされた。


 アベルはとにかく冒険も楽しみながら自由に世界中の街々や人々を見て回りたかった。

 貴族やギルドからの強制指名の依頼に追われる人生などとんでもない話だ。


 15歳まで魔物討伐で腕を上げたアベルは領都の冒険者ギルドで冒険者登録をするために、そして他の転生人たちと巡り会うためにマリ村から商人の馬車で出発する。


 コンテナハウスはテントよりも重く、地面に固定してなく防風・防寒・防雨に最適環境だ。

 旅行中の"草原の我が家"だ。ゲスト2名分もあるから同伴者も泊めよう。


 なんでマリ村から行商人の馬車で出発するかって?

 アベルは帝都への道を知らないし、商人の噂話からも世の中の動きが見えるし、御者マナーの知識も教えてもらえるでしょう。



 ◇◆◇



 再確認で空間収納庫の中は時間が停止状態なのは確認していた。


 空間収納庫には生物は入らないが、植物は入ることは確認した。

 空間収納庫から出して、植木鉢で草花を栽培できたら旅の潤いになる。



 アベルは植木鉢を70鉢作り、季節ごとの鑑賞植物をコンテナハウスの屋上で栽培した。


 森の中や草原の草花から採取したゴムノキも含めて多数の株を育てた。


 コンテナハウスのテトラポットには寒冷地特産のテンサイもある。

 マリ村特産のテンサイは根部と葉が食用で大量に保存してある。糖分の根である。



 出発の朝になってアベルはベットから起きた。今朝は商人と約束の日だった。


「よし、帝都に出発するぞ! 」


 アベルは旅行用の服装を着た。



 そして緑のベレー帽子を被り指無しの皮手袋をして、剣帯後ろに小物入れの茶色の腰バックを付けた。

 この腰バックは人前での物の出し入れ用としてアベルが作成した10㎥の魔法袋だ。


 バックの中味は皮の水筒と貨幣袋と捕縄用のロープ群・薬草・村長署名の出生証明書だった。


 コンテナハウスや薪・寝具・備品・食料等の大物は全て空間収納庫に入っている。

 そして右手に杖を持つ平凡なポーター姿の完成だ。


 

 アベルの旅の用意は全てすんだ。

 夜刀姫はメイド姿でドアの傍で出発を待っていた。


 思い切り背伸びしてからアベルは自分の部屋のドアを開けて足を踏み出した。


 開けたドアの横に咲いている紫陽花の傍に父親エディと母親フラウそして長男のカインが待っていてくれた。



「アベルの旅がアムル人をエデンの里に連れ帰えるきっかけになるなら父もこの旅を祝福するだろう! 」


 この言葉はこの村の成人の旅立ちに子供たちに言われる定型化した決まり言葉だった。


「ありがとう、父さん」

(うゎ~、煽らないで・・・)



「アベル、いつでも帰ってきていいんだよ。無事な旅を祈るわ! 」

「ありがとう、母さん! 」

(抱きしめてくれた、大好きだよ)


「アベル、父さん母さんの事は俺に任せろ」

「ありがとう、兄さん」

(特に母さんをたのむ)



 話のついている商人の荷馬車も既に出発の様子だ。帰りの空いた荷馬車に我が家の毛皮や牙製品なども積まれている。


 長年取引している行商人と領都までという約束でアベルは同乗させてもらう約束だった。

 アベルは荷馬車の御者席に商人と座り、夜刀姫は荷台の隙間に乗せてもらった。



 朝日の中、アベルは父親エディと母親フラウそして長男のカインに見送られて旅立った。

 アベルが目指す帝都で冒険者ギルドに搬送人として登録しよう。


 それに必要な知識はフラウ母さんから鍛えられた。さあ、旅立ちの時だ。



 ◇◆◇



 マリ村を出てからしばらくは何事もなくのんびりと商人の荷馬車の旅は続いた。


 アベルは暖かい日差しの中、行商人と御者席の上で商売の話や雑談をしていたら


前方の路上で1人の御者風の男が必死に手を振って二人を呼び止めた。



「え~・・・なんだろう? 」

「なんでしょうね? 」


「どなたか助けて下さい、ここの領主のお姫様がオークにさらわれたんです。謝礼は出しますので、お嬢様の救出をお願いできますか? 」



 はるか前方の街道脇には倒れた箱馬車と数名の騎士の倒れた姿が見えた。

 遠くの草原には逃げ出した馬たちが見える。


「先刻のことで、まださほど時間は立っていません! 」


 行商人は青い顔をしておびえている。

 ここに助けを求めている人がいる、アベルはすぐに決心した。


「よし、助けよう! 」


 アベルは杖を持ち荷馬車から飛び降りて、御者に言った。


「あなたはあの逃げた馬たちを集めてください! 」


 アベルは夜刀姫と御者の指差していた街道から外れた森の方向に走り出した。


 森の手前は、背の高い草叢が続く草原である。

 いきなり、手前の草藪の中から手招きがあった。


 姿勢を低くして近ずくと草藪の中で馬丁風の男が森の方をうかがっていた。


「魔獣はあの森にいるのか? 」


 声を低めてアベルはささやいた。



「おうよ、あの森の中に連れ込まれたのがアナ姫と侍女のヘレナの2名さね 」


「俺は思わず逃げちまったが、あとで悔しくて追跡したのでオークたちの位置と数は分かるよ」



「助かる、位置と数を教えてくれ! 」

「森の中にいるオークは11匹で手前の草原で見張りのオークが2匹そこにいるぜ。群れの頭はオーガで1匹だった。全部で14匹はいる! 」



「そうか、夜刀姫は14匹の魔獣たちを殺して、拉致された2名を助けなさい」

「はい、アベル様は後で確認に来てください」

「了解! 」


 これは願ってもない夜刀姫の実戦経験値になる。


 

俺の前世は中二病であってもただのサラリーマンだ。とても3~4mも背丈のある魔獣たちを倒せる自信はなかった。武技も弓以外知らない。


 俺に出来ることは状況判断をして、夜刀姫に戦ってもらうだけだ。でも弓で援護射撃はする。


 俺の戦闘力として夜刀姫を召喚した、俺は鋼鉄ゴーレムに指示して襲いかかる問題を解決するんだ。


 俺が草叢に屈むと見張りの身長2m程のオーク2匹の青白い頭部は草の隙間からでも見えた。


 夜刀姫は両手に鉛玉を握り、無造作に立ち上がり見張りのオークに軽く投げた。

“シュー”


 アッという速さで見張りのオーク頭部が2個爆裂した。なんの悲鳴も聞こえなかった。

“パカ~ン”


 後はただ首から血を吹き出すオークの巨体が後ろに倒れた音だけが響いた。

“ズズ~ン”


 見ていた御者と馬丁は二人とも口を開けて、そのまま両手に魔鋼製山刀を持ち森に駆け込むメイド姿の夜刀姫を恐ろしい化け物のように見ていた。



 助けに来たのにこれは注意しないとな、アベルは10分後にクロスボウを構えると独りで森に歩いて入った。


「「いやーっ!」」


 森の奥から少女たちの悲鳴が上がった。

 終わったかな・・・



 森にゆっくりと近ずくとあちらこちらに青白く肥満したオークの死体が散乱していた。

 ほとんど首が一撃で切断されていたが、数体のオークは片足と首が残りの胴体の傍に落ちていた。



 俺は猟師の息子だったから慣れたが、これが魔物でなく人間のだったら俺は自分の反応が予測できない。

 


 まだ俺の心が弱いのは自覚している。だからこそ夜刀姫を作ったのだ。

 俺は散乱しているオークの死体を数えながら空間収納庫に収納して女性の声のした方に歩いていった。



 やがて夜刀姫は両手に血の滴る魔鋼製山刀を左右の手で握り森の奥から出て来た。


「アベル様終わりました。少女が二人いますご指示をお願いします」


  俺は空間収納庫から毛布2枚と布を出して、夜刀姫に命じた。


「姫はこの毛布で少女たちを包んであげなさい!あと山刀をこの布で拭きなさい」


「了解しました」



 夜刀姫は拭いた布と山刀2本をしまうと毛布を手に取り再び森の奥に戻っていった。

 最悪の状況もあるので、男よりも夜刀姫のほうが安心できるでしょう。



 アベルはゆっくりと奥に近ずいていった。

 今まで収納したオークが11匹だった。

 残りは指揮していたオーガ1匹と取り巻きの2匹のオークが倒れているのが、樹木の間から見えた。



 少女たちは毛布をかぶりうずくまっていた。泣き声は聞こえずにただ震えて抱き合っていた。


 身長3mもある首領の赤銅色オーガは巨大な鉄の両手剣を握ったままうつ伏せに左にねじれて倒れていた。

 左足と角付き頭部は切断されて胴体のそばにあった。



 側近の青白色の肥満オーク2匹は一太刀で頭部を切断されて仰向けに倒れていた。

 この3匹は部分鎧というか胸部分だけの鉄プレートを革ひもで装備していた。


 これで14匹全部の死亡を確認した。



 夜刀姫は魔力探知で“周囲に敵はいない”と手信号でアベルに伝えて来た。

 俺は“了解”の手信号を出した。

戦闘に有効な手信号は、俺と夜刀姫の2人だけで数種類を決めていた。


 拉致された若い女性が毛布に包まれて、従者たちが来るまでうずくまっていた。


「お怪我はありませんか?」


 拉致された若い女性二人は衝撃に茫然自失して震えて怯えておりアベルへの返事はなかった。


「・・・・・」


 そこにタイミングよく駆け付けた御者たちに毛布にくるまれてうずくまる半裸の少女2人の介抱は任せた。



 この微妙な場面は野生児アベルには荷が重すぎる。

 やがて、2人の従者に抱えられて元の街道まで歩いていった。


 元の街道に戻り、倒れている箱馬車を男達4人で起こして、車輪は走行できそうなので二人の少女を中に乗せた。


御者と馬丁は無事なので城まではアベルが後方で護衛することを申し出た。



 3人の騎士の遺体と武器はアベルが領主の城まで白布に包み空間収納庫に入れた。

馬7頭も馬丁さんが回収していた、これで領主側に引き渡せる。


 俺もこんなにならないように自衛用のクロスボウを暇を見つけてもっと練習しよう。


 アベルと夜刀姫は待っていてくれた行商人の荷馬車に戻り、領主の城まで乗せてもらうことにした。


 

 4時間ほど街道を箱馬車の後ろで荷馬車に揺られていると、商人が前方を指さして


「アベルさん、あれが、見えてきた赤い屋根の街がオースチンですよ、立派でしょう!」

「おぉ~あれが領主様の領都なんですね」



 森と村で育ったアベルは荷馬車の中から見える、広大な麦畑の丘陵地帯が続く中に領都オースチンの赤い屋根の街並みと城壁の中にトリッシュ女伯爵の居城ローレン城が聳え立つパノラマ風景に感動した。


結構、ヨーロッパ城郭ぽいな・・・



 ◇◆◇



 ノルマン帝国伯爵領都オースチンに居城を構えるトリッシュ女伯爵の館の応接室で紅茶のティーセットを前にアベルはソファーに座っていた。夜刀姫はアベルの後ろに立っていた。


 目の前には感謝の眼差しの当主アンナ・フォン・トリッシュ女伯爵がアベルを見つめてソファーに座っている。



 着替え中の長女アナ・トリッシュと侍女のヘレナとをオークの群れ13匹とオーガ1匹から救出したからである。



 少年アベルは早く帝都に行きたくて心中焦っていたが、有力者との友好の縁は結んでいた方のが後々きっと役立つとサラリーマン時代の経験はささやいている。



 トリッシュ女伯爵は青空色ドレスに身を包み、大きなエメラルドを中央に配したネックレスをつけたエレガントな金髪美人であった。

 外見は若そうに見えるが女性の実年齢は不明である。



「我が家の護衛は死に、御者と馬丁は逃げたのに通りがかりのアベル殿が助けてくれたのには心から感謝いたします。それに戦死にした騎士3名の遺体を搬送して頂きありがとうございました」



「いや、あの状況で一時逃げても相手を見張り、数や位置を教えてくれた御者や馬丁のお二人は賢いです」


 そこに着替えの終わった長女アナ・トリッシュと侍女のヘレナが応接室に入ってきた。

 まだ二人ともに顔色が良くなかった。



 長女アナ・トリッシュは金髪で碧色の瞳で侍女のヘレナは栗色の髪の13か14くらいの年頃の可愛い女の子達であった。


「この度、私の命を助けて頂き誠に有難うございました、アベル様には心から感謝いたします」


「怖くて感謝の言葉も言えずに失礼いたしました」



 長女アナ・トリッシュはアベルに感謝の口上を述べてスカートの裾をつまんで深々と貴族のお辞儀カーテシーをしてから母親アンナ女伯爵の横のソファーに座った。


 侍女のヘレナもお辞儀をしてから長女アナの座るソファーの後ろに立った。 



「今夜は我が家で長女アナの感謝の晩餐会を開催いたしますのでアベル様には是非ともご出席をお願いいたします」

「はい、わかりました」



 これで領都にしばらく滞在するのかな。

 3人の騎士の遺体と武器そして7頭の馬や箱馬車は既に城の中庭で兵士たちに引き渡し済みだ。

 ま、情けは人の為ならずだしね。





 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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