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#29 星に願いを(1)



 前日の今後の方針会議を受けて、アベルは帝都のダン侯爵との面談の申し込みをした。


 即日、執事のセバスさんから応諾の解答がきて、ミーナにベルブルグのアジトに連れて行ってもらった。


 会見したダン侯爵の印象は不機嫌丸出しだった。

 ま、そうだろうなアベルは3000人の帝国兵をあの世に送ってしまった張本人だしね。


 「やりすぎだよ、オッタル大公が宮廷で荒れ狂っておるぞ」


 「そりゃどうも、御心を荒らしてしまいましたか?」

 

「まったく庇い切れんぞ、今日はなんの用だ」



 「過日の約束どおりに魔法袋20お持ちしました」

「20?内訳は?」


 「18が宮廷工作にお使いください、2つは女伯爵様と侯爵様の手付の一部です」


 「まだこれでは約束に足らないぞ」

 「あと20は事態が動いたらお持ちしますので女伯爵様にもよろしくお伝えください」


 「抜け目ないな」



 「あとお伝えしたいのは、アイラ王女には帝室への逆心はなく、むしろ皇族と縁を深めたがっているということです」

 「分かっているよ、今でもかろうじて外戚の血筋だよ」


 「それだけで来たのか、長期の旅にでも行くのかい」

 

「いい勘してますね、少しウルク大陸で動きますので」


 「これ以上俺の胃に負担をかけるなよ」



 会談後、アベルはエール樽とパンやスープを購入して収納庫にいれた。


 あとミーナの労いで魚料理店で食事した。やはり帝都の味は格別だ。



 ◇◆◇



 アベルは帝都のダン侯爵との会談を終えると、島に帰り引き続き魔王城“M”との調整会議に入った。


 アイラ様に報告するにも見通しもなしに話は出来ない。

 魔王城地下3階の鏡の間でアベルは久しぶりに“M”と話した。



 「ダン侯爵と会ったがやはりエビノ軍3000人の件で帝国としての対応に苦しんでいるみたいだ」

 

「そうだろうな、広義に解釈すればエビノ軍も帝国軍の支隊と見ることができるから大公側の突き上げがあるのだろう」



 「先日の島内会議で俺の担当がナデシュ半島を外されて、今後はウルク大陸担当となった」

 

「ふん、エビノ軍殲滅の引責処分だろう、今後はシバとギルア攻略に取りかかるのか?」



 「そうだ、伝聞だがダンジョウンシバ元管理者アムル人が騎士団領内で山城みたいな居留地に住んでいると聞いたが?」


 「オットー騎士団長が居留地を指定したらしいが、あんな山頂の狭い土地でよく1000人も生活できるなという所みたいだ」


 「場所としては騎士領都キュルン市と魔族領の中間地帯にあり悪くない、ここを本格要塞化すればオットー騎士団を牽制できてシバ侵攻の足場にもなる」


 「魔王島からの飛行ルートも最短距離でとべるし、戦略眼としては悪くないね。予備知識で鳥の眼情報から教えるが、領都キュルンには15000人の領軍がいるし、迷宮都市ヤーセンにも5000人のシバとギルアの両睨みの監視部隊の大公軍がいるよ」


 「役立つ情報ありがとうございます。ところで、島の開発はどんな進捗状況ですか?」


 「それをこちらに聞くのか、ゴーレムで把握している範囲だが、5個所のうちの1つ目は、既に灌漑用水路も稼働しており、畑村が100棟水田村が50棟住居も完成して入居中だ。子供村25棟も既に入居している。養鶏村にするそうだ」


 「2つ目は、南左岸で温泉の湧く場所だ、保養地20棟で建設中だ。今は診療所建設が進んでいる」


 「3つ目は、湾に面した魚村と反対側の造船所10棟だがここも建設終了だ。今は小型魚船と自転車を製造している」


 「4つ目は、南の林業に適した森林地帯のいい場所の製材村10棟だがここも完成しており、今は製材機械の据え付け中だ」


 「最後の北の石灰の山に近いコンクリート生産にいい場所だが、ここも10棟完成してある。原料の石灰岩と火山灰を取得中だ。循環道路と鉄道敷設も完了して今は機関車と貨車・客車を製造中だ」


 「飛行場では2人乗りの熱気球とグライダーも完成している」


 

 「ありがとうございました。何か所か俺も知らない製品が出来てますが、まあ、これで俺はウルク大陸に専念できます。ここまでお世話になったついでにシバ族山岳を工事するので技術工ゴーレム1体と建築工ゴーレム2体を期間派遣したいのです」

 

「いいだろう、ただしナデシュ半島とウルク大陸に派遣した6体のゴーレムたちは目的達成後に魔王城に戻してもらうよ」


 「はい、1日も早く返還できるように尽力します」


 「偽王よ、これは発言の分析から警告するが、アイラ王女は将来帝室に入る気だ、入れ込むのは危険だ、アベルはウルク大陸に己の足場を築いた方がいいと思う。選択するのはアベル自身だ」

 

「俺の足場とはどういう意味だ、500年間で命は終わりではないのか?」


 「問われなければ教えたりしないよ、アベルの身体の細胞は改造しておりエルフ並みの長寿化にしている。だから500年後に偽王の期間契約は終了しても、魔王島から立ち退きをするか眷属化して魔族になるか選択を迫られる。それからの余命は誰にも分らんよ」


 「俺は500年で寿命は終わりか処分されると考えていた」

 「500年間偽王を務めてくれた功労者にそんな野蛮なことはせん、でもエルフ族の寿命は1000年説が有力だが、事故に会えば死ぬぞ」


 「それでウルク大陸に足場を築き余命を過ごせだな、納得した」



 ◇◆◇



 ダン侯爵との面談内容はアベルからアイラ様に伝えた。


 「皇太子派としては多数派工作を開始するそうです」

 「そう、力の均衡をこちら側に傾けないとね」



 「今後の方針に基づいてスー魔導師と共にアムル人シバ族に、明日にでも飛行船で出発します」


 「エビノ軍駐屯地みたいな事は起きないことを祈るわ」


 魔王島とアムル人シバ族山城との直線距離は約3000㎞の距離だった。

 やはり風が送り風ならば24時間でシバ族居住地に到達する。



 アベルは翌早朝に夜刀姫・スー魔導師・移転者ミーナ・殺し屋ヴェルの5人を乗せて飛行船でシバ族居住地目指して離陸した。

 殺し屋ヴェルは今回から参加ね、本人希望で半島から遠くに離れたいそうだ。


 空間移転者ミーナには是非とも新しい場所には同道して貰いたい、ミーナの記憶に残る場所には再度移転できるからだ。


 スー魔導師のダンジョンシバの話でも聞くか、何故シバの共同管理人を辞めてクマリ王国まで流れてきたのか背景が判った方がやり易い。


 殺し屋ヴェルも両親はシバ族出身だと話していた。



 アベルはスーからダンジョンシバについての長い話を聞いた。

 ナスル大陸の東側にスーン海峡で隔てられたウルク大陸が有る。

 ウルク大陸は古代より精霊と魔力とに満たされた聖樹の存在する信仰大陸である。


 スーン海峡傍のアケニア騎士団領はノルデア帝国の求道者(オットー)が40年前に世界樹のあるウルク大陸で信仰生活を始めたいと聖樹国に願い出て、西側に数か所の修道院設置許可を受けて建設したのが始まりだった。


 その後、数千人の修道士集団(兵士)が荒野を開拓して、事実上の独立支配地域を確立したのが現在のアケニア騎士団領である。


 今回のダンジョンシバはウルク大陸の西端に西エルフ聖樹国内にあった。

 冒険者たちが集まりダンジョンを中心にヤーセン市を立ち上げた。


 ヤーセン市は最初あくまでも地下迷宮産の魔物の魔石や牙・革製品などを聖樹国に出荷する目的でアムル人や隣国のソドム魔導国の魔族の人々と共同して運営をしていたに過ぎない。あと魔物氾濫用の魔導師警備隊があった。


 スー魔導師の実家はヤーセン市内の一等地に邸宅を構えていた。

 しかし、オットー修道師(大公次男)がアケニア騎士団領の自治権を武力で西エルフ聖樹国に認めさせてしまった。


 世界会議の仲裁により迷宮シバ管理者のアムル人と魔族の人々は帰農するか魔導国に引き上げるしかなくなり現在に至っている。


 ウルク大陸に暮らす多数の種族たちの気風としては、唯一の聖樹(世界樹)信仰が心の支えであり聖樹と周囲に集う精霊達との調和し共存する森林生活こそ理想とされる。


 ウルク大陸中央部には世界樹と精霊を祭る巫女の祭祀政治の西エルフ聖樹国が存在するが、絶対平和主義のエルフ聖樹国でオッタル大公からの武力要求に従った。



 そうかこのアース星の混乱の元凶はオッタル大公一族にあるな。

 オッタル大公の次男のオットー・アケニア・ノルマンがダンジョンシバを、大公の騎士団長モアボがダンジョンギルアを乗っ取った。


 オッタル大公自身はノルデア帝国内の2つのダンジョンエデンとカルマを強奪して双方のアムル人管理人を僻地に追放した。


 ダンジョン産の魔石や牙・革製品などをオッタル一族が独占した結果が現在の帝国内の権勢であるわけか、許せないな。


 アベルはアケニア騎士団領奪還の初手として、アムル人シバ族山城との連携強化に着手した。



 ◇◆◇



 魔王島を離陸してから2日後にはアベルたちの飛行船は山城風のシバ族アムル人の居住地に到着した。


 幾つかの集合した山々の峰の部分を平に削り連結した砦風住居群であった。


 アベルの眼から見れば立派な山城に見えるが、この世界の人々からは不遇の居留地に見えるみたいだ。



 まずはシバ族アムル人の代表の方と話しがしたい。

 アベルたちの飛行船が山城の麓に近づくと弓矢を構えた戦士の方々の出迎えを受けた。


 アベルと夜刀姫の2人が降りた、夜刀姫が傍にいてくれれば無敵だ。

 アベルは敵対意志がないことを示すために両手を見せて手を挙げた。


 「何者だ?」

 「エデン族アムル人のアベルという者だ。ここの族長に会いたい!」


 「何の用事か?」

 

「面談して話したい」


 「駄目だ、ここで話せ!」



 「そうか、では言おう、俺たちと共にアケニア騎士団を倒そう!」


 「出鱈目を言うな、どうやって倒すのだ?」

 「この飛行船から石を落として倒す」


 「倒せる証拠はどこにある?」



 「帝国軍3000人を俺が倒したぞ」


 「噂では聞いた事があるが、見ないと信じられん」


 「そこにある大岩をそちらの場所に落として見せよう!」

 「よし、やって見せろ、それから話し合いだ」



 アベルは大岩に近づいて収納してから飛行船に乗り、上空500mから男から500m離れた場所に空中投下した。


 “ドゥ~ン”


 自由落下した大岩は狙いの場所に直径100mほどの大穴を開けた。

 盛大に土砂を吹き上げたが衝撃波を受けて男は腰を抜かしていた。

 再び飛行船は地上に降りてきたが、今度は多くの人達が待っていた。


 「すごい力をお持ちのようだが、何をしに来られたんじゃ?」

 「俺はアケニア騎士団を潰すために、魔王島からやってきたアベル・エデンといいます」


 「儂はシバ族アムル人を統べるゼノン・シバという、事情があるようだが話は山の上の我が家で聞こう」


 「ありがとうございます、山の何処か示して頂ければすぐに着きますので、ご一緒に乗りませんか?」


 「ほう、これは珍しい空飛ぶ機械をお持ちだな、それでは冥土の土産話に同乗させて頂くかの」


 族長!とか叫ばれていたがこの老人の好奇心が勝っていたようで乗って来た。


 「我が家はあの中央の山頂にある本丸館じゃが、右側の平坦地が二の丸で左側が三の丸じゃ、その下の武者揃いの間が空いておる。いきなり本丸では皆が怒るで、すまんな」


 アベルは操縦者Aに四番目の広場に着陸するように指示した。

 麓から離陸した飛行船はあっという間に4番目の武者揃いの間に到着してしまった。


 シバ族長ゼノンとアベル、夜刀姫、スー、ミーナ、ヴェルと続いて飛行船から降り立った。


 飛行船の係留綱は武者揃いの間にある旗柱に結び付けた。

 一同は三の丸櫓門を潜り、二の丸櫓門を潜り本丸広場に到着した。


 そこにあるのは天守閣ではなく堅牢な館があった。

 本丸館に入り、応接間に全員が座り挨拶を交わした。


 「この城は我らの故郷を偲びヤーセン城と呼んでいる」


 「立派なお城ですね、空堀も深く石落としも随所に見えます」


 「そちらの飛行船で攻められては全てが虚しいものじゃ」



 アベルは率直にオッタル一族の悪業を潰すためにアケニア騎士団領に来たと話した。


 「叛旗を翻せば、すぐに騎士軍団が15000は殺到するぞ」


 「それは敵主力を一気に殲滅する絶好の機会です」


 「なんと、それは確かか?」

 「はい、ナデシュ半島で帝国軍3000人を葬りました」


 「これでダンジョンシバの恨みを晴らせるのか?」


 「我らシバ族は、老人女子供をいれても1380人に過ぎない」



 「アベル殿が嵌めている指輪は“迷宮の指輪”か?」

 「はい、聖樹様からの賜り物です」


 「エデン族のアベル殿には聖樹様の委任が有るのだな」


 「返事は族の全体会議をするので1日待って頂きたい」


 「当然の事です、待たせて頂きます」



 ◇◆◇



 アベル達一行は客間に通されて、お茶の接待を受けた。

 接待をしていた少女の独りがヴェルの前に座り、


 「あの何処かで会っていませんか?なぜか私の父上に顔がそっくりなもので」


 「確かに俺の父はシバ出身とは言っていたが詳しくは聞いていない」


 「ご両親のお名前はなんていいますの?」

 「俺の父親の名はダロスで母親はメデュスと言います、両親共に亡くなっております」


 「ああ、やはりそうですか、私の父親の名前はポボスでダロス様の弟になります。やはり父は亡くなっています。この事はお祖父様に申し上げないといけませんね」


 「何故ですか?」

 「貴方がこのシバ族の次期族長継承者だからです」


 一同「「「「「え~~~~!」」」」」


 直ぐにシバ族の全体会議にヴェルとセレネが呼ばれた。

 セレネから経緯が説明されて。


 「そうか、目出度い、ヴェルが族長継承者になることに異議のある者は申し出よ」


 「異議あり、俺がセレネを娶り族長になる予定だったのだ、それを横取りされるのは我慢できねえ!」


 おや、またあの腰抜け男が立ち上がった。


 「そうか、では伝統の決闘しかあるまい、全員が見ているそこの庭ですぐにやれ!」


 という訳で急遽族長継承の決闘になりました。

 ヴェルといると退屈する暇がないな。

 何処に用意してあるのか紅白の幕が張られてイベント会場になった。

 シバ族全員が突然のイベント開始に笑顔で楽しそうだ。


 「武器は勝手に使え、勝負は相手の首に刃物を突けた時点で決りじゃ、決して殺してはならない始め!」


 おいおい、ヴェルはまだ庭に足も着けてないぞ、せっかちだな~全力でイカロスが剣を煌めかせて駆けてきたが、ヴェルの姿が一瞬ブレて消えた、そしてイカロスは盛大にくの字に体を曲げて胃汁を庭に吐き出していた!その首にはヴェルが白く光る短剣を押し付けていた。


 「はい決り、見事じゃ、ヴェルが次期族長決定じゃ!」


 誰も少し沈黙してから盛大な拍手と歓声が響いた。



 ◇◆◇



 シバ族の全体会議も終了して、アベル側にシバ族の意志決定が伝えられた。


 "シバ族はゼノン族長を頂き、積年の恨みのオットー騎士団に宣戦を布告することに決した。"



 ゼノンからはヴェル宛てに一文


 "ヴェルに出城を与える、シバ族全員の前で手柄を立てよ"


 前方を見渡すと前方の大川とヤーセン城の間に小山があり、山頂が削られた小さな出城が1つ見えた。

 あれが与えられたヴェル城だ、手柄を立てて男を示せ!か

 とにかく小さな出城に行ってみようとなりました。


 城の武者控えの間に係留してある飛行船に乗り込み、大川の手前にある出城に上空偵察した。


 大川の流れを引き込んでいる堀は深く土塁の代わりに天然の10m崖が両岸を取り囲んでいた。


 出城は古墳の頭頂部を削りにわかに砦にしたみたいな即席感が満載だった。


通路の防備も逆茂木を並べただけの木柵で法面が樹木で覆われており、元は古墳ぽいな。


 砦内は広く柵で区切られており、倉庫とか兵舎が建っていた。

 飛行船は角の練兵場に係留する柱がありそこが飛行場となった。

 守備兵は100人程度で敵の猛攻を防ぐことはとてもできない規模だ。

 アベルもこの兵達に戦わせるつもりはなく、警備兵でよかった。


敵15000人との戦闘は、大川の向うで勝負は付ける覚悟だ。

 そうだ、大川の向こう岸に偵察に行こう。


 川の向こう岸に飛行船で渡った。


 やはりここも岩のゴロゴロ転がる石河原であった。


 アベルは10t級の大岩を選択して99個収納した。


 アベルの迎撃態勢は終了したが、スーは眉根を寄せて悩んでいるそぶりをしていた。


 「どうしたのかな?」

 「範囲指定はどのくらい必要なのかしら?」


 「敵は15000人と聞いてますから段列を組むかと」

 「段列てなに?」


 「兵種の塊の事だよ、部隊全域で当てられないの?」

 「分かったよ、大きいのを一発当てればいいのね」


 「流星の大きさはスー魔導師におまかせしますよ」



 「アベルが今拾った99個の大岩はどうするの?」

 「ダンジョンシバを占拠中の駐屯兵5000人に贈呈しますよ」


 「宿営の手配はいかがしましょうか?」


 「ヴェル隊長は兵士と寝るが、俺たちの住居は持ち込んであるので結構です。ヴェル隊長もそれでいいよね?」


 「はい、それで結構です」


 ヴェルは守備隊員宿舎に隊員と共に行き、アベルたちはコンテナユニットを練兵場に出して、アベル、夜刀姫、スー、ミーナがユニットの中に入った。





 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


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