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第7話 装備はマジックポーション!

どうもお久しぶりです〜

たくさんサボってすみませんほんと笑笑

これからは書いてくと思うのでまだ少しバタバタしてますが投稿のスピード頑張ってあげます!

そして二人は急遽リムシーママの練習の一環でクエストに行く事になってしまったので街に装備などを買い揃えに向かったのだった。


「はぁ〜どうするんだよリムシー!

このままだと間違いなく死ぬかもだぞ……」


「大丈夫ですって〜もしもの時は私が一撃で仕留めてやるんで!」


そういいながらもはじめは、初クエストにワクワクしながら装備を買い揃えていたのだった。


リムシーはというと気怠そうな顔をしながら店内を物色していたのだった。


「さてと……なににするかな〜

初心者でも使える装備にしなきゃだな」


そんな事を考えながら店の中を散策していると店主の白くて長い髭を生やしたいかつい爺さんがハジメに声をかけるのだった。


「おいそこのヒョロ坊主、てめ〜歳はいくつだ?

見たところまだ駆け出しみたいな顔面だな〜

どうせ装備品選びも初めてで何にもわかんねーんだろ?

そうだろ?」


そう店主から言われたハジメはこの店主何もんだ?

なんて思いながら答えたのだった。


「歳は18歳でまだクエストにすら行ったことのない駆け出しです(笑)

てか店主さん人の心よめるんですか?何者ですか?」


そう言われた店主は低く響くような声で笑いながら店の床をミシミシと音を立てながらハジメに近寄っていくのだった。


「ガッハッハッ(笑)

只の小さな店の店主だよ〜

ところで坊主小せ〜な〜平均くらいか? 」


そう言いながら店主は品物の短剣を握りフン!と魔力を込めるとその短剣は形を変え水の鞭の様に形状を変化させたのだった。


「おい坊主テストだ、お前がクエストで生きて帰ってこれるかどうか見定めてやる!

とりあえず今やった事を真似てみろ出来なければ品物は売らねーぜ(笑)

なんたって最近は死に急ぐ若者が多いからな〜そのためのテストだいいか?」


そう言われたハジメはひとつ返事で答え店主がしたようにイメージし光の鞭を作り上げたのだった。


それを見た店主は次はこうやってみろと言わんばかりに形状をさらに変え鞭の周りに氷の棘を纏わせそれを見よう見まねでハジメもおこなうと綺麗な光の棘が生えていたが膝をついて息をはぁーはぁーと苦しそうにあげていたのだった。


「おい坊主魔法のセンスは一級品だろ?

間違いなく天才ではある……が坊主に渡した短剣には少々細工がしてあってな〜魔力を抜き取る細工をしてあるんだよおめーさん今ので苦しいようじゃ魔力量は凡人より下かもな〜

てかそんなんで討伐クエストに行ったら確実に死ぬぞ?

まーでもあれだーあれマジックポーションをカバンいっぱいに持ってると生き残れるかもな〜

今なら安くしとくぜ坊主?」


そんなことを下卑た笑みで言ってくる卑怯な店主ではあったが確かに一理あるなとハジメはそう思いマジックポーションのセットを購入しプラス短剣をオマケでもらったのだった。


「てかあの店主さん死に急ぎはダメって言ってたわりに売ってくれるんだな〜

なんでだ??」


そんな事を考えていると退屈そうに店の中を見ていたリムシーがハジメの手を掴み店の外へと引っ張り出すと嬉しそうな顔をしながら話し始めたのだった。


「ハジメさん認めてもらえてよかったですね!

あそこの店主さんって少し変わってまして生きて帰ってこれるって判断した冒険者にしか店のもの売らないんですよね〜

私なんてまだまだ未熟なせいでマジックリングしか売ってもらえなかったです〜

まーその人に合った物しかあのおじさん売らないですしねー

ところではじめさんは何買わされたんです?」


そう聞かれるとハジメは大きなカバンから腕を外しゆっくりと地面に起き中のブツをリムシーに見せると頭にハテナマークを沢山浮かべたのだった。


「すいませハジメさんどうしてマジックポーションと短剣なんですか??

他にももっとなんかあったじゃないですか魔力調整する杖とか、魔力を通さなくても投げれば練りこまれてある魔力に反応して爆発する爆弾とか、他にも身体能力を上げたりできるものもいろいろな武器もあったのに謎ですね〜

まー店主さんがそう決めたんなら恐らくそれがベストなんでしょうけどね(笑)」


そんな風に言ってくるリムシーの顔を見ながら本当にすごい店主さんなんだななんて感心しながら二人は静かな夜道の街灯に照らされた石畳みの上をこつこつと音を立てながら家まで帰っていたのだった。


家に着くとリムシーはすぐさまお風呂まで行き入る前に茶化すように一緒に入る?なんて言っていたがこのガキ何言ってんだなんて思いながら無視していた。


そしてほんとにほんとに今更だが一緒に入っておけばよかったと非常に後悔している。


まーそんな煩悩と戦いながらもとりあえず今日買ってきたものなどをリムシーのママやパパに見せるとママはなるほどねなんて顔をしていたがパパの顔にははてなマークたくさん付いており自分もたくさんマジックポーションを買っておきながら未だに謎だななんて思っていたのだった。


「ふぅーやっぱり湯船は最高です〜湯船に浸かる地方に生まれてほんと幸せです〜

一緒にお風呂に入りたかったな……

まーまた今度かるーい感じに誘って見ましょっと」


そしてその後家族でご飯を食べ明日のクエストに備えてリムシーとハジメはゆっくりと身体を休めるのだった。

次は竜狩です!


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