第13話怪しい少女
結構話を省略しているので気が向いたら書き直します〜
久しぶりの投稿であるが!一週間は空いてないので許してちょ〜
ブクマ増えてる人ってなんでなのかな?投稿が多いから?
そして朝がやってくるといつも通りにリムシーはパジャマから白いフリルのワンピースに着替えると少し寝不足なのか目の下にクマができ眠たそうにあくびをしながらリビングへと向かっていくのだった。
「眠たいです〜昨日いろいろしすぎちゃったけど今日は大丈夫そうで本当によかったー
とりあえずパパのたまたま焼きでもたべてから今日の予定を決めなきゃ」
その頃ハジメはというと朝早くに目が覚めてしまっていたのか珍しく早朝ランニングで辺りを見渡しながら朝の白い靄のかかった風景の中、呼吸をはぁはぁとあげつつそれなりのスピードで走っていたのだった。
「ふー朝のランニングは気持ちいいけど本当に疲れるなーとりあえずかえったらシャワーでも浴びてからリムシーパパのたまたま焼きでも食べるかなー
帰りますかー」
ぶつくさと言いながらはじめは石畳の上をドタドタと大きな音を立てながら走りリムシー宅まで向かっていたのだったが何故だかハジメは一向に家に着かず同じ場所を何度も何度もぐるぐると回りそしてその違和感に気づいたハジは走るのをやめゆっくりと歩きながら今自分が置かれている状況について考えていたのだった。
「くっそ!
イライラしてきたぜ、なんで同じ場所をぐるぐるぐるぐるループするんだよ!
てか推測するに魔法の世界だから魔法かもしくは幻覚的なやつだよな?
もし魔法だとしたらなんかやばそうだけど…
10キロ近くは帰ろうって決めてからたしか走ったよな?」
そしてそんな事を考えていたハジメの背後から目には映らない何かが近づいてきてそのままハジメの唇に何やら暖かくむにゅっとした柔らかい感触が触れた瞬間ハジメの意識はだんだんと薄れていきそのまま意識を失ってしまい目を覚ました時には街ではないどこかの靄のかかった森に放置されていたのだった。
そしてそのまま身体をゆっくりと起こし外傷などが何処にもないか自らの身体を触り見ていると手の甲に何やら掘った覚えもない謎のタトゥーの様な物が刻まれており形は太陽のかたちでそれをみながらなんだかかっこいいななんて思いながらハジメまじまじと観察していた。
そしてそのまま靄のかかった森の中を歩いていると何やらがさごそと茂みが動きそこからサクラ色の珍しい髪色の女の子がゴフッとと地面に両手をつき顔面から地面にダイブして前のめりでけつをあげながらピクピクっと白目になってその場にごろんとたおれこむとハジメにそのまま話しかけたのだった。
「ど、どうもおはようで……す……
……………………。」
そんな風に盛大に登場した彼女の見た目はというと髪はボブカットになっており前髪の一部を三つ編みにし後ろの方に流して髪留めで止めている。
服装は膝上までしかない短い白色のスカートに白タイツそして上はまな板胸に薄いピンク色のシャツを着ており袖などに花の刺繍が施された可愛らしい服を着ていたのだった。
目の色はサクラ色でクリクリしたタレ目になっており誰が見ても可愛い顔をしている。
彼女の外見についてはこれぐらいでいいであろうと読者思いのハジメはそう思い、我に返り少し遅れて突っ込んだ。
「っておい!
盛大に登場しておいてそれだけかよてめー!
それより大丈夫なのか?
結構やばめの顔面ダイブに見えたぞ?」
そう聞かれるとサクラ色の髪の女の子はゆっくりと立ち上がって白いスカートに付いた砂を払うと目をウルウルさせながら答えた。
「だ、大丈夫だもん……「グスン……」全然痛くなんて無いし、私……強い子だから泣かない……も……「グスン……」
それよりそんな事よりもお兄さんここどこだかわかる?
私さっきまで気を失ってて起きたらこの辺な森の中にいたんだけど?
街で朝のお散歩してたんだけどな……」
「お前切り替え早いな……
さっきまで泣いてたくせに急に元に戻るなや!
てか俺もお前と一緒のようなもんだぞ?
朝ランニングしてたらなんかで殴られた衝撃みたいなのがきてそのまま気絶して起きたらここにいたんだよな〜
てかずっと靄みたいなのがかかってるよな?」
すると首を傾げ短めのサクラ色のを揺らしながら彼女は答える。
「靄って何の事ですか?
今も昔も私の視界は常にクリアですよ?
何にも汚されていない綺麗な綺麗な目ですよ
そんな事よりお前って言われるの凄くやなのでエイリスって呼んでください!
それとあなたの名前も教えてください!」
するとハジメは名前を教え今置かれている状況を再度確認していたのだった。
「なんで俺には靄がかかっているのにエイリスには靄がないんだ?
目がクリア……まさかこの状況作ったのってエイリス……?
でも一体なんでだ?なんの面識もないぞ?
怪しすぎるな色々と……
おそらくだけどこの靄の正体はなんとなくだけど思い出してきたんだけどな〜
確かリムシーの家の書庫で勉強した特殊魔法の一つの幻覚系統の魔法にそっくりなんだよな……」
そんな事をひたすら頭の中で推理しているとエイリスが少し涙目になりながらハジメの腕を掴むとそのまま急に走り出したのだった。
「す、すいませんハジメ……この近くに多分ですけど結構ヤバイモンスターがいるのでちょっと走りますね」
するとエイリスは足の裏から炎をだしその火力を使いながらジェット機のように移動すると大きな洞窟を見つけ中へと逃げ込んだのだった。
「ふぅーたぶんこれでもう追ってこないはずです……」
ハジメはエイリスを睨みながら低い声を洞窟に響かせながら言った。
「おいエイリスそろそろ演技をやめたらどうだ?
もう流石の俺も気づいてるぜ……
出来過ぎなんだよ何もかも一体お前の目的はなんだ?」
ハジメにそう問われた彼女の桜色の瞳は大粒の涙で埋め尽くされそしてそのままハジメに強烈な火属性の爆裂魔法をあびせたのだったその威力は洞窟が崩壊するほどの威力でそのまま2人は生き埋めになってしまったのだった。
小説出版したいけどもっと真面目にとりくまねーときついよなw




