第11話 強者の闘い
どもどもふわってぃーです今回はリムシーママが主役かな?
そしてディアリオは大きな声を上げながらそのまま突っ込んできた。
「ヒャッヒャッヒャッ!食らいつくしてやるぜ!
死にやがれ石ころども!」
そして二人はそのままディアリオに飲み込まれそうになった瞬間いきなりリムシーのママが目の前に現れブチギレながら炎龍を殴りぶっ飛ばしたのだった。
そしてリムシーのママの姿はと言うとまるで悪魔の様な姿へと変わり果てており普段の優しそうな表情はしておらず髪の毛の色もなぜか金髪から銀髪へと変わり果て頭には黒色の二本の螺旋状の角が生えており瞳の色は真っ赤に染まっていた。
「うちの坊主と娘に手を出した報いを受けなさいディアリオ!
アルフェリオ!」
そう唱えるとリムシーママの両手から銀色のオーラの様なものが出てきその拳で再びディアリオに殴りかかると殴られた場所は軽く凍りつき少し砕けていたのだった。
「グォォォオ!
お前その姿といいその魔力といい悪魔フルーラだな?
悪魔ごときが我にたてついた事後悔させてやる!」
そう言いながらディアリオは自己再生をおこない砕けた箇所が何もなかったかのように綺麗に修復されそのままリムシーのママに強烈なブレスを放つのだった。
「我が一撃で滅びるがいい!氷の悪魔!」
するとリムシーママはその攻撃を真正面から受け粉々に砕け散ってしまっていた。
その頃リムシートハジメ足手まといになってしまうことがわかりきっていたので岩の隅からその光景を眺めてたのだった。
眺めていたリムシー自分のママが粉々に砕け散ってしまっていたのになぜか安心した表情でその光景を眺めハジメはと言うとせっかく隠れていたのに叫びそうになりながら飛び出そうとした為リムシーが手を引いて止めたのだった。
そしてその頃リムシーママを粉々にしたディアリオは勝った事を確信したのか高らかに雄叫びを上げながらハジメたちに挑発した。
「ガッハッハッハッハッ〜これでお前たちの唯一の救いも全て消えたな!
さっさと隠れてないで出てきたらどうだ?
石ころども!
それかワシが直々に行ってやろうか?」
そんな事をほざいていた炎龍だったが次の瞬間炎龍の身体の内側から尖った氷があちこちから突き出てき苦しそうに地に伏せるとそこには先程粉々に砕け散ったはずのリムシーママが目の前に現れさらに魔法をディアリオにぶつけた。
「あら?もうおしまいですか?
さっきの威勢はどうしたのかしら?と、か、げさん♡
さーこの一撃でおわりに……」
そう言いかけた瞬間大地が削れるほどの突風がリムシーママめがけて飛んできたのだった。
「くっ……なによいきなり!
横入りしてくるなんていい度胸してるわねほんと〜」
そしてその突風をおこした主が天から舞い降りてきて名乗り始めたのだった。
「私は龍族のアルザスと申します
どうか私に免じてディアリオの事を見逃してはくれませんか?
もし見逃してくれないのであれば双方最悪な結果になりますよ?」
そう言いながら風の龍アルザスはリムシーとハジメを風の結界の中に閉じ込め脅してき、流石に人質を取られたリムシーママはなにもできなくなってしまったのでギロッと睨みつけ一言だけ言うと、風の結界ごとゲートを使い街の方に繋げたのだった。
「覚えてなさい暴風龍」
そして暴風龍アルザスも睨みつけながらいった。
「覚えておくわ」
そして街に着いたのは良かったが暴風龍の結界は解けずにいたのでリムシーママが大量の魔力をぶつけて無理矢理壊したのだった。
「二人とも無事よね?」
心配そうな声でふたりにきくとリムシーはママに抱きつきハジメ空を見上げるようにバタンと倒れ笑っていた。
「あっはっはっはっはっ(笑)
はぁ〜ほんと死ぬかと思った〜でも生きてるぞ今日も俺は生きてたぜ女神様!」
すると気まぐれかはわからないが時を止め女神様がハジメの頭に直接の話しかけたのだった。
「よく頑張りましたましたね〜てっきり私はこの世界でももう死んでしまうのかとワクワ……ヒヤヒヤしながら見てましたよ〜(笑)
運が良くて良かったですね〜
子供ごときに殺された少年にしては中々の成長スピードですよほんと
この調子でどんどん強くなってくださいね〜
じゃないと……」
「おい女神様や今ワクワクって絶対言おうとしよな?
そうだよな?
しかも中途半端にいいのこすなよ!
気になるじゃねーか!」
「いいじゃないですか〜(笑)
まーとりあえずもっと色々な技術を身につけて早く異世界最強になってくださいね〜
それじゃ〜バーイバイーイ〜」
そんな風に女神に言われたハジメは心の中で大丈夫かなとかオモチャにされてないかな?なんて思っていたのだった。
そして話終わると時が元に戻り手を空に伸ばしぎゅっと握りしめながら言ったのだった。
「リムシー俺はもっと強くなりてーよまだまだ今のままだと到底この世界でも生きていけない……
なにも変なことしなかったら生きられるかもしれないだけどなにもしてなかったらもしもの時に守りたい奴のことを守れなくなっちまう……
だから俺は最強を目指すぜ!」
するとリムシーもママから離れそのままハジメの横に座り込みながら話した。
「私も一緒の気持ちですよ……
もしも今回みたいな敵がまた現れてなにもできずに死ぬのは嫌だし何より私はあなたとこれから先もずっと冒険したくなっちゃいましたしね!」
そしてそのまま顔を近づけ最後に耳元で呟いた。
「信じてるよハジメ」
そう言いながら両手を後ろで組み少し前のめりでスカートを揺らしながらニッコリと笑ったのだった。
そしてそんな光景を目の前で見ていたリムシーママはあらあら〜なんて顔をしながら見守りそして何も言わずにそのままお家に先に帰ってしまい、その後リムシーとハジメはゆっくり家まで帰るのだった。
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10話の投稿が伸びなかったのが悔しい……
割といい出来だと思ったのになー
読んでくれないとこうなりますよね笑笑
もっと有名にならねば!




