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千の輝きを求めて〜詩集〜  作者: ネオたかぽん
7/61

blue



何もかもが

薄暗い青に染まる

この夜は誰のものでもない


錆びたペールに

溶けた氷

みみっちくも世界は灰色


消えない傷

でも今じゃその痛みさえ

感じないよ


凍えた身体

温めてくれる

人も居ない


このまま終わるのかな?


中心が僕であった頃の

裏側ではどんなだったか

関係ないんだきっと

手の届かないところなど

それでも憐れんで

自分は勝ち組の様な

気分に浸る島国じゃきっとダメになる

逃げたい




手に入れるまでは

欲しいんだ

手に入らないから


部屋まで届けば

価値は

薄らいで見える見える


身に付けるまでは

欲しかった

愛とか恋とか


消えそうになれば

愛おしい

終わってる


もう終わってるのに


中心が僕であった頃の

君の内心がどんなだったか

怖くて触れもしない癖に

快楽と苦痛の夜を

超える度に冷えて

今じゃもう硬すぎて

溶かせない程に

孤独な夜を越えて何処迄も行きたいんだ

会いたい



君が望む全てを

叶えられる存在でありたかった

君が何を望むのかさえ

知らなかったのに



愚かしいのが人間

でもその全てが全然

絡み合わないのに求めあって

悪戯に傷付いて行くのが

当たり前と言わんばかりに

男と女が支配する夜に

子供たちは産まれ

いつか大人になって殺しあう

ピータパンは


空を飛べるが故に逃げて

ネバーランドと言う名の地獄に

堕ちて堕ちて堕ちて

堕天使なんか全然

カッコよくなんか無いのに

堕ちた天使は僕だよって

気付いて欲しくて

残りカスの様な力を振るった

その総てが

僕だけの罪


君だけに振るった

僕だけの罪


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