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最高に楽しかったZE☆

仕事は朝の11時~21時まで!!帰る頃にはあら不思議!!ゆっくりできる時間が23時頃からになって参りました!!

ですが!!忙しい、疲れたなんてのを理由にして1時間を!!1時間でも休憩に使う暇があるなら執筆に費やしてやろうと考えました!!

二連休がホスィ...ホスィ...。

 僅か数日間の内に俺達は目まぐるしく環境が変化していくさまをこの身に焼きつけてきた。自分が求めていなくても嫌という程に現実は残酷さを剥き出しのまま、俺達を容赦なく引き裂く。

1歩でも間違えれば、映画などではよく知られた架空の生物...。

『ゾンビ』死してなお蘇り、生者に貪るように噛みついては繁殖するかの如く、物凄い勢いで奴等は感染を広める...。


『ゾンビ』ではないにしろ『亡者』と言われている奴等は現実世界に現れ、人類を滅ぼそうとしている。

そんな、ヤバい状況の中で俺達は1分1秒を...1日を、必死に生き抜いている。


ただ一点に...


『亡者にならない為に』


過酷な中でようやく、一息をつける状況にはなったが、今度は仲間内での関係が崩壊寸前となった。

だが、俺の考えは一切間違ってなどいない!確かにあの時は色々と重なって如月を救うことができなかった...。


「そもそも俺は...救う手段を持ち掛けたはずだ...」


大親友を見捨てて、笑い転げる奴が何処にいると言うのだろうか...。答えは簡単で...いないのだ。

いるなら、よっぽど狂った時か壊れた時だ。


「バカバカしい...」


吐き捨てるように言った俺は8畳程の広さに、小綺麗なフカフカベッドのある個室で思い切りダイブをかましてやる!!

フカフカは全てを包み込んでくれる。その力は絶大で、直ぐに俺は重くなってしまった瞼に敗北をしてしまう。





意識はないはずだ...本体は既に電源オフ状態。

にもかかわらず...。


「ねぇ、思い出さないの?」


幼い子供の声だろうか...しかし、妙に透き通った声音は俺の回りを何度も何度も巡る...巡る...巡る...廻る。

「君は何者だ?何がいいたい?」

「忘れるなんて...私は×××よ?貴方が私を...」


「殺した本人でしょ。峰島葉瑠」


言い放つ子供のような黒い影は無数の青く発光した刺々しい植物の蔓を思わせるシルエットを俺へめがけてありえない速度で肉体を刺し貫く。


ズサリ...グシャリ...ザシュン...


いとも容易く、俺の身を貫き...一目で即死すると分かる程に大量に鮮血が飛び散る...

痛みもなく、ただただ瞼を落とすことしかできなかった...。


「ガッッハッ!!!!ゲホッゲホッ!!」


噎せかえると同時に、あれが夢であることを認識した。

あの空間では全てが無だったからだ。

痛みも感覚も匂いも感じなかった。

しかし、あの懐かしき声は...。


「間違いなく、聞き覚えのある声だ」

夢の記憶を辿ろうと思考を巡らせようと考え込む前に...


コンコンッ!!


優しげなノック音が聞こえる。

「はーい!!今開ける!!」


ドアノブに手をかけてガチャリ!!と音を立てると同時にノックをした主の姿が見えた。


「おはようございます!!峰島葉瑠さん!!!お仲間の多々良さん、並びに鈴羅楪様は先に護送車に乗り込んでおります!!お早めに準備を!!」

よく分からないが見た目からして強そうなゴツい銃をぶら下げ、朝からハキハキとした口調の青年が出発の準備をするようにと急かす。

「あーこれはどうもどうも、ご丁寧にすみません。すぐに準備して出ます!!!」

「了解です!!では、玄関にてお待ちしておりますのでお早めに、それでは失礼致します!!」

「あ、はい」


青年はそう言うとペコリとお辞儀をしていなくなった。とはいえ、このままボーっとするわけにも行かず...


「んじゃ、まぁ出ますか」


周りにある手荷物を個室に置かれてあった黒っぽいリュックに詰め込み、腰に黒アゲハを携えて勢い良くドアを開け放ちそのまま玄関までダッシュで降りていくのだった。






「よーーーーぉおおおおし!!!!準備万端だ!!!さぁ!!野郎ども!!隊長さまさまの護送車を死んでも守りな!!!!!!!」

「おおおおおおおおおおおおおおおらぁあああああああぁあああああああああ!!!!」

「やかましいわ!!!!!!!!!奴らに感付かれるだろうが!!!!!」

「母さん共々声を張りすぎだ!!!」


堪らず突っ込んでしまう。案の定声を聞きつけて亡者どもがワラワラと集まりだす。

「構うものか、全車両...エンジン全開!!!!!轢き殺してしまぇえええええええええ!!!!!」



グオォォォン!!!!!ブォオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!



戦車並にがたいのよい3台の車は一斉に飛び出す!!


「っしゃああああああああああおらぁああああああああああ!!!!!!!!」

「うらぁあああああああああああああ!!!!!!!」

何者も寄せ付けることを拒むレベルで護送車の無双ゲーが始まる。

「ウッヒャーーーーーーー!!!久々に爽快感が満喫できるぜ!!!母さん!!!」

あれほど苦労していた亡者達はいとも簡単に頭からグチャグチャになって死んでいく。

たまらなく気持ちがいい!!


「このまま突っ切れ!!!!!目指すは松山空港だ!!!」

「おおおおおおう!!!!」


向かう所敵なし、まさに()()とはこのことだ!!負ける気などしない!!

「おーい!!バカ息子!!!空港前の道は乗り捨てられた車でごった返すからな!!頭引っ込ませてろ!!揺れるぞ!!!口も閉じとけ!!舌を噛み切って死んじまうぞ!!」

「わかった!!」

母親の言葉に従って車内へと潜り込むが...車内の空気は重苦しいものだった。


「..............」

「...........」

「もう少しで着くな...」


そんな寂しい俺の声だけが車内に響く。

「私は貴方を認めない」

「っ!!なんだよそれ!!」

「言葉のままの意味よ?」

「言ってろ!!」


昨日からといい、かなり険悪なムードになってしまった俺と鈴羅だが、俺は一切この選択に間違いはないと確信している。

「助けることが出来たら俺を認めろ。如月だって助けられる!!」

「何を今更...でも、如月の捜索には協力するわ」

「あ、あのあの...私も頑張ります...から...」

「えぇ」

「頼りにしてるぜぇ~多々良っち!」


少し車内の空気が変わった瞬間だった。


ズガシャアアアアアアアアアアアアンンンンンアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!


その刹那、後列を走行中の後方支援車両からに大きな異変が起こる。すぐさま、異変に気付いた母親が運転席の無線を荒々しく毟り取る。


「おい!何事だ!!返事をしろ!!!おい!!おいっ!!」

すると、途切れ途切れではあるが応答が帰ってくる。

「...そう...より...は...い!!中の...ちゅうは...も...」

「おい!!!クソったれが!!!!!!」


怒りを露わにした母親は鬼の形相で後列の車を睨みつける。

「おまっ...なんだってんだよ!!それは!!!あぁ!?ざっけんな!!」

「触手...いえ、植物の蔓の様ね...それにしても規格外よ」

「植物の肥大化...ですか?いえ...これは」

「亡者の植物化現象ってやつか!?だとしても...」


 ガラスを突き破って四方八方から蔦漆つたうるしの如く車外へと植物の根っこのような物が堂々と突き抜ける。

中にはその突き抜けた根に混ざって、人間の腸や頭部、鮮血が盛り沢山に彩られる。


「あはははっっはっっっはっっはっっはっっっは!!!!!!!!あだらじいぼくがうまれだよぉおおおおぉぉぉぉぉおおお!!!!!!」

耳に残る嗄れた声で赤紫色の花が車の後部側に咲き誇っており、規格外の大きさにも関わらず、言葉すら交わしてくるのだ。


「な、なんだってんだよ...あれ...」

「植物が言葉を!?」

「...っ」

「やろう!!!!テメーか!!!!いい度胸だ!!姿晒したからにゃあ!!死にやがれ!!!!!!!!」


母が銃を構えた瞬間!!!


「いやだぁあああああああ!!!!いだいのぎらいぃぃぃぃぃぃ!!!!」

ムチの様にシナる蔓が此方の車内向けて無造作に突き刺さる!!


ドスドスドス!!!!!!!メキメシャメキメシャ!!!!!!!!!!


「バカ!!!頭を伏せろ!!!!!!!!!!!!!!」

母親の切羽詰まった声にすかさず反応し、3人共が頭を大きく下げる。


ズダァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!


速度は乗用車程だろうか、なんにせよあんなものを直接喰らえば一瞬にしてあの世行きのチケット往復券が手に入るだろう。大根4本分位の太さの蔓が凶暴かつ狡猾な一撃で俺たちの車内を貫く。


勢いは止まらず、前方を移動しているの支援車両もあっさりと穿つ。前方から有無を言わさずに大量の鮮血が車内と車外を瞬く間に真紅に染め上げた。


「もっど!!!もっど!!!!!ばじるのぉおおっっっぉおおおおおっっほおおおおおおおほほほほん!!!!!!!!!」

「うんでんがんばっでぇぇえええええええええはっっはっっはっっっっはっっっっははは!!!!!!!!!!!」

「知能を持っている?」

「クソ野郎が!!!!運転手は生かしておいて走行させるってか!?いい度胸だ!!!そのドデカイお花に風穴空けてやろうじゃねぇーか!!!ちっとは涼しくなんだろぉガァああ!!!!」


ズダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!


「くっそがぁあああああああ!!!!!!!!根っこでガードすんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!」

車内に伸びて巻き付いた蔓は根のようにウネウネと車内全体を覆い尽くす。

「多々良!!切り落とすぞ!!」

「分かってます!!!処理は任せて下さい!!!」

「これは非常事態よ!!!峰島!!右側!!!!」


流し目程度に確認をして、腰に携えた母親お気にい入りの剣?を引抜き、右側で俺の腕に巻き付こうとしてる蔓を引き裂く!!!


「おらぁ!!!!助かった!!!鈴羅!!」

「礼はいいのよ!!!それより侵食を食い止める時間稼ぎをしなさい!!」

「分かりました!!」

「了解!!」

「おい!!!!下のバカ息子連中!!!無事か!!!」

「下側の敵の侵食は防ぐ!!母さんはその間に倒す方法を!!」

「かぁ~~~!!!言うようになったじゃねーか!!!おーけー!!まかせな!!」


しかし、下側の現状は好ましいとは言えない...。

いくら切れ味が良く、スパスパ切れると言っても瞬時に再生されたのでは話にならない。

切れば切るほど再生力や侵食率が加速しているようにも感じる。

「くっそ!!きりがねぇ!!」

「後5分と持たないわよ!!こんなペース!!」

「しかも、硬い鉄を容易く突き破ってくるだけのことはあって幹の様に太くなっている箇所は最早刃も立ちそうにありません」


車を切り離すことも不可能、おまけに弾丸もコアとなる花は器用にもガードをしてくる。挙句に知能が備わっており言葉も喋る。


「ヴェはハハハは!!!!だのっじい!!だのじいい!!ねぇ!!だのじいでしょ!?びねじまぐんんんんんんんんん!!!!!?しゅじゅらざぁああああああああん!?てぃやたらじゃんもんんんn!!!!!!!???」

「な、なんでアイツ俺達の...」

「そんなのは後よ!!!目の前に集中!!なさい!!」

「ッ!!!足元にも絡み始めました!!だ、ダメかもしれません!!」

「あーーーーーーもーーーーーー!!!!!!!これは死ぬの覚悟で決めに行くぞ!!!下の連中!!歯を食いしばれよ!!!でっかく決める!!!!」


ふと上を見上げると母親が懐から手榴弾を手にするのが見えた。

「デカイのかますからな!!!生きてることを祈るんだ...なッ!!!!!」

ピンが小さく音を立てて落ちてくる。


「あっ」


ズドーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

バーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「ぐわぁ!!!!」

「ヒャッ!!!」

「え?」


 凄まじい轟音と共に巨大な車体は爆発の威力が高すぎてド派手に吹っ飛び、坂を転げ降りるかのようにガッシャンガッシャン!!と窓ガラスや車体をバリバリにベコベコにしながら吹き飛ぶ。

無論、車内に居る自分たちはその影響を恐ろしいほどに受ける。

上下はおろか、右も左もあったものではない!!

グワングワンとあり得ない勢いで頭が振られるので堪らず意識を落としてしまう...。






 何分間意識がなかったのだろうか...焼けるような熱の影響が強すぎて強制的に意識が回復する。


「いてて...ん?あれ、俺...生きてる...」

纏わり付くような熱は全身を襲い、いたるところに痛々しい擦り傷やら切り傷がある。そして、もう一つ重要なことがあった。


意識を失ったままの母親、多々良さん、鈴羅さんが倒れている。

「うっそだろ...オレ一人だけ!?」

パニックになりながらも赤黒い煙の中から化物が姿を晒す。


「びねじまぐんんんんん!!!!!!!!!げんきだねぇ!!!!!!!!!ひゃひゃはやはやはyっっはあ!!!!!!!!!」

「っ...たく、だから何で名前を知ってんだよ!!化物が!!」

人間の形をしてはいるが...頭部はおぞましい鮮やかな花が支配している。半分程は引きちぎれているが、それが更に気持ち悪さと化物らしさを協調する。


「なんで?どうじで!?なんで!?どうじで!?みねじまぐんんんんんゴポポォ......ボクダヨ!?ボクダヨ!?ねぇ!!」

「あー!!もう...だから!!知らねーって言ってんだろうが!!」

仲間の安否を確認したい...なのにこいつは...っ!!

勢い良く黒アゲハを振る。


「ボクダヨ!!なまえもおじえだのにぃぃ!!!!!!おぼえでるでじょ!?ぼら、ず...ず...」

「あ?適当ほざくな!知らねーよ。テメーみたいなキチガイ」


「あ、あ〃あああああああああああああああ゛゛゛゛゛゛!!!!!!!!!!いやぁ゛゛゛゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!いだい!いだい!!!!!!!!!!!!!どうじで!!!!!!!!!!!!どうじで!!!!!!!!ながまだったじゃないがぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!どうじで!?ねぇ!!ヴェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア゛゛゛゛゛゛!!!!」


「るせー...よ。知らねーって言ってんだろ...。無駄な時間を取らせるな...早くこいよ。ぶっ殺してやる。気持ちが悪い!!」

「あ、あああああ!!なにもがわってないばずなのに?!!!!ボクダヨね!?ぼくば!?ぼ.........」


言葉が途切れる瞬間、反射的に反応ができたのが恐ろしい程の速さで蔓が4連続で襲う!先端は非常に鋭利...一撃でも食らえばお陀仏級なのは間違いない。


スパン!!ズジャ!!ザシュ!!ズバシャ!!


「起きたばかりだってのに...むちゃくちゃしやがって!!」

「ぎみもあのやつらのいぢみか!!!!ならばばなじばばやい!!!!ヴらぎりものば...じねぇぇ!!!!」

「一味?なんだか知らねぇが!!!!俺は人間側だ!!亡者の類いのテメーみたいな奴と一緒にすんじゃねぇ!!」


「ぼくば...人間だよ?もうじゃじゃない!!」

「ほざけ!晒せ!!何が人間だ!!頭沸いてんのか!」

「だまれぇぇ!!!!化物ばおまえ゛だあああああ゛!!」


無数の蔓がワナワナと揺らめく。360°どこを見渡してもお前は人間ではない...。しかし、こいつは何故人間にこだわる?

今までもおかしな亡者には何度か遭遇しているが...こいつは極めてイレギュラー...。

間隔をあけることなく次の攻撃が襲いかかる!!


「だ・か・ら!!!!!!バケモンはテメーの方だって言ってんだろ!!!!!いい加減にしろ!!!」

「だまれ!!だまれ!!!!!うぞつき!!!!しんじでたのに!!!!!!みんながぐるっで!!!いっていなぐなった!!!!なのに!!!!!おまえはぁあああああああああああああ!!!!!!!!」


          信じた?みんな?待っていた?


俺の名前や他の面子の名前を知っている???愛媛で知り合えた人物といえば...待たせた人物...。


「お、お前...鈴木小唄、なのか?」

「うぐあぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!あだまがぁあああああああああああああああああ!!!!!!!!うがぁああ!!」

「おい!!!なんで!!!!おま...だって死んだって...え?」


母親との会話が噛み合わない...死んだと聞いた...。は?じゃあ、コイツは今、なんでここに?そもそもなんで護送車からお前は出てきた?

矛盾だらけ...穴が空きすぎて訳が分からない。


「い、いや...だってお前は死んだ筈...どうなって...」


呆気に取られてしまい、足元が疎かになっていることに気づく。

だが...それに気がつくのはあまりにも遅すぎた。


「あっ...しまっ!!!!」


凄まじい速さの蔓は見事に俺の右足を絡め取る。瞬時に足首に絡まり、圧迫をし始める。


「うっ!!!!!!いってぇあえぇ!!!!!」

「ぐるじめ!!!!!!ぐるじめ!!!!うらぎりものがぁあああああああ!!!!!!!!!!!しんでじまえぇえええええええ!!!」

「ま!!まて!!!!!!勘違いだ!!!!俺とお前の記憶では明らかに違いがありすぎる!!!!!!」


絡め取られた足の影響で行動範囲は大幅にダウンする。挙句、奴は容赦勘弁なく無慈悲に俺を殺しにかかる。


ヒュン!!!ザンッ!!!!ズシャ!!!!


間一髪で交わすが!!!次の4撃目だった。目視する間もなく俺の頬を掠める一撃は容易く皮膚を引き裂く!!


「ぐッ!!!!ってぇ!!!お前は自殺したって聞いたぞ!!!」

「なんだとぉ!!!!!じざつ!!??するわげがないだろ!!」

「じゃあ...おまえ」

「ずっとみんなをまっでえいた!!!そ...そこにぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

「そこに!!なにがあったんだよ!!!!」



「うがぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!あだまがぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!あぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドクドク太い血管の様な物を波立たせながら気色の悪い花が発光をする。


「信じろ!!!!!鈴木!!!!!!俺はお前を裏切ったりなんかしていない!!話してくれ!!お前になにがあった!!!」


途端に花の循環は遅くなり...。


「み、ね...じま...か...。よく聞け...俺が俺でなくなる...前に...」

「す、鈴木か!!!!」


「時間は...はぁ...はぁ...ない!!武装した連中は...信用するな!!!訳の分からないワクチンを...俺に!!!使った!!!」

「それでお前は?武装...まさか...」

「お前の...疑問に答える時間はない!!!!!!はぁ...はぁ...俺の身に起こったことだけをお前に言う!!!...はぁ、だから黙ってき...」


武装集団、ワクチン、鈴木の変化、どれもこれもが謎だ。しかし、真実のみを告げると鈴木は言った。


「いいがぁあああああああああああああ!!!!!!!!!ブォエェ!!!」

吐血をしながら必死に俺に伝えようとしている。


「お、おお...話してくれお前の全部を!!見てきたものを!!」

「ニーナ...アイツは植物化の現象を転生...と言っていた!!!!」

「転生?」


話しによれば冬になれば亡者は植物へと変化するとの話だったが...。


「結果をみて...みろ!!これが!!!ガボォッ!!!転生の真実だ!!!」

「ワクチンってのは転生の為の新薬?」

「いいか...みねじま!!!はぁ...はぁ...おまえの周りにどれだけの裏切り者が...」


「うがぁあああああああああああああああああああ!!!!!いぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!」


歯が砕け散りそうな力で不気味な花が緑の体液を撒き散らしながら言葉を苦しみながら紡いでゆく。


「話は終わりだ!!!!自分だけを...グゲェエエエエ!!!!しん...

じて...進め...お前との時間...」

「鈴木...」


「最高に楽しかったZE☆」


その口調はまさしく鈴木で、語尾に懐かしささえ...感じた。


「二度とふりかえるなぁあああああああああああああああああ!!!!!!!行け!!!峰島!!!!!!!!!!!お前はその先に行くんだろ!!!!!!なら進め!!!」


グアァアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!


ケタタマシイ叫び声と共にかつての鈴木小唄は俺に次なる道標を与えるために...。


おぞましい程に束になった蔓を渾身の力を込めて行く手を阻んでいた護送車目掛けて振り抜く。

圧に耐えきれなくなった護送車は見るも無残に吹き飛び、灼熱の炎へと溶け込んでいく...。


「なぁ...うそだろ...なぁ!!返事しろよ鈴木!!!!!あの時みたい!!喋ってくれよ!!!!!!なぁ!!!!!!!!!!!!」


グブルルルルルルルルルゥゥゥ!!!!ゴゥオエプ!!!!グシュ...グシュ...ゴポポ...


花は自らの花びらを散らすように...己の蔓を生命の続く限り頭部に向けて何度も、幾度となく刺し貫く。

赤紫色の花は二度と...その一切を動かすことは無くなった...。


彩りをなくし、枯れ果てた花は抵抗もなく...燃え盛る灼熱に飲まれていった。


「...」


考えるのも嫌になる...自殺したと思っていた人間は武装集団によって新薬のモルモットにされていた...。

見るに堪えない姿の主は『鈴木小唄』本人だった。


「ニーナだけじゃない?裏切り者?武装集団?転生?」


じゃあ...俺の母親さえも...


          「裏切り者だって言うのか...」


倒れている3人を救出できるのは唯一にして自分だけだ。今から急いで運べば全員を救い出すことは容易である。しかし...


「誰が...裏切り者か...わか、らない...」


この中に間違いなく、裏切り者がいる?いない?

母親が?もし...母親がニーナと関係者ならば?つまり...


「鈴羅...テメェ...もか?」


勿論、鈴木の語ったことが直接関係しているとは断言できない。別の武装集団の可能性も...ゼロではない筈だ。しかし...


得体のしれない物がフツフツと湧き上がる...。


生かすも殺すも俺次第...最弱の俺が今...この場では王へと君臨するほどに権力を持っている。


熱に包まれながら、おかしな程に笑いが止まらなくなる。


「フフフ...ははは!!!そっか...」


一際、激しく火柱が上がる...少年はそして決意する。


~最高に楽しかったZE☆~END To be continued

てなわけで!!前書きに言いました様に!!

執筆できる時間を多く確保してこれからは週一ペースを目標に頑張ります!!

それと、読んでくださっている皆様...更新が遅くて申し訳ありませんでした!!


とは言え、次の展開をまとめるのにも案外頭を悩ませますますので、週一ペースが崩れたら寝込んだかネタに行き詰まったかですので気長にお待ち下さい!!それ以外は週一ペースで!!いこう!!


Dead Walk 通称DWを今後ともよろしくお願いします!!

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