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目的を果たすために

 今まで戦闘を繰り広げた中では一番楽に倒せそうな奴だ。これなら6人で一気に叩けば一瞬ではないかと感じていたが...


「油断しないでください!!奴の姿はまだ本物ではありません」

「いいか!!こっからが本番やで!!シャキッとせぇよ東京モン!!」

「ショータイムだZE☆」

余裕さえも感じていた自分とは裏腹にかなりの緊張感が漂っている地元民の3人衆はこれから激戦が始まるかのような口ぶりだ。

まぁ、何度か倒しそびれているような口ぶりでもあったことから面倒な相手なのかもしれないと、少しだけ憂鬱になった。


ぐうあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁるるるるる!!!!!!!


 体調は約2メートル前後と言ったところだろうか、体を表現するのであれば完全に泥が人間の形をしているだけのそれ以外では特徴がないのだ。

しかし、その直後瞬く間にして状況が変化していく。ヘドロ人間の周りが円を描くようにして地面が盛り上がって行き、道路に亀裂が走る。


メキメキ!!!バキバキ!!メキャッ!!


生々しい音と共に今度は気が付けば周りの空気までもが振動しているかの様な感覚が襲う。そして、ヘドロ人間の表面に砂や砂利など、大きな石がどんどん付着して行く。


「おいおいおいおい!!!!マジかよ!!!お前...」

「辺りの砂や石を自分に絡め取ってる...?」

「それだけじゃないです!!付着と同時に肥大化もしてます」


地は抉られたように凹み、ヘドロ人間は瞬く間に成長を遂げて全長が5メートルにまで変化する。ここまで来てしまうと先ほどまでの余裕は一瞬にして消え失せる。話がチガウ...


「野郎はな、周りのモンを抉り取って鎧にするんじゃ!!」

「ですが、あいつが取り込むものは砂や石だけなんです」

「まるであれやな...ゴーレム(土人形)みたいや」

「油断するな・よ☆彼奴はかなり硬いぜ♂」

土人形ゴーレムなんていつぶりに聞いただろうか...RPG系統のゲーム媒体などではお世話になるモンスターとして名前は聞くが...まさか現実でも実際に表現できる敵が生まれるとは思わなかった。


「はぁ...ったくこれまたやばい奴だな」

「流石に刃物ではあの分厚い鎧は破れそうにないですね...」

「えぇ、無闇に刃物を突き立てるとすぐに刃こぼれしてしまうわね」


 斜め上の行動を取った敵に呆気に取られてしまい、全く考えの浮かばないこちらは正直言って、打つ手なしの状況ではないかと考えてしまう。

その間にもずっしりと重みのある足音はこちらに迫ってくるのだ。まるで、目的地を守る守護者の様に...。


「こっちの装備でもあかんってなるとって...おい!!ちっこいアンタの持っとる武器ってそれ...刀やないか?モノホンかソレ!?」

心底驚いた様子のリーダーっぽい木刀男が声を張り上げる。


「あ、えええ...っと...はい、本物です」

などと会話をしている二人を鬱陶しいゴミ虫のよう蹴散らそうとする敵の攻撃が放たれる!!


ズバーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!


物凄いスピードの状態で振り落とされたゴーレムの振り上げた腕が多々良さんと男のいた場所に振り下ろされていた。

その攻撃を二人とも察知していたらしく、攻撃は大外れしており。思いっきり振り抜いた腕は地面にのめり込んでどうやら抜けなくなっているらしい。しかし、不穏な連鎖は更に繋がって6人に追い打ちをかけてくる。


先ほどの轟音の影響、それとバイクのエンジン音のお陰ももあったのか、量産型の亡者までもが集まって来てしまう。


「あーーーーーー!!!!!最悪やな!!!もう!!!ゾンビまで来よるぞ!!地獄や!!こんなんもう!!」

「おい!!!鈴木ッ!!お前はゾンビを相手にしろ!!!ゴーレムは何とかする!!」

「了解だZE☆任せナ!!」

「んじゃあ、東京モンのそこの男!!!俺に加勢せい!!」

ピクリ、その言い方は地味に好かない言い方だ。

「後は、杉山!!お前もこっちの防衛や!!」

「分かった!!でも、僕と黒瀬と研修できた男の子だけで行く気かい?」

どうやら、グラサンが鈴木、フライパンが杉山、木刀が黒瀬と言う名前らしい。キャラが分かりやすくてよいことだ。


「あー...えっと自分は峰島って言います」

こんな緊急の時に名前を言うのもあれだが、言っておかないとここでは不便になると思って一応名乗っておいた。


「んじゃあ、まぁ!!鈴木と女の子二人には背中任せたで!!」

「任せナ☆」

「えぇ、取り敢えずあなた達の指揮に従うわ!!こっちは任せなさい!!その間に私もソイツの倒し方を考えてみるわ」


「では、私はこちらの敵をなるべく鈴羅さんに行かせないように鈴木さんとカバーします!!」

「えぇ、任せたわよ!!グラサンとゆいちゃん!!」


 こうして後ろ側の殲滅班と、前方のゴーレム時間稼ぎ班で別れることになったが、正直言って勝ち目は無いに等しい。おそらく爆弾かドリルがなければこいつの本体にまでダメージは入らないだろう...。そもそも弱点は頭でいいのか?とも疑問に思うほどだ。


「っても、ずっとは厳しいですよ!!黒瀬さん!!」

「分かっとる!!こっちも必死に考えてるんよ!!でも、この状態になると俺らは隠れてたんや!!」

「そうですよ!!倒し方なんてわからない!!」

そんな会話をしている最中、腕が中々抜けない為か若干苛立っているご様子のゴーレムさんは腕の周りにある地面ごと浮き上がらせてくるという荒業を繰り出す。もはやファンタジーの世界だ。


身体に付着させるスペースがないらしく、そのまま自身の周りで浮遊させている。魔法ではないかと疑ってしまう!!本当にコイツは亡者の突然変異なのだろうか?かなり異質に思える。


ぐうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁああああああああぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「や...やばいだろ!!!!あれ!!!!あんなのありかよ!!!!!」

「やかんしーわ!!ドアホが!!!!!黙らんか!!!!!おどれは先に死にたいんか!!!!」


「いや...二人共、声荒げ過ぎです…。手遅れかと...」


すると徐ろに黒瀬さんと杉山さんは武器を構え、まるでボールを打ち返すかの如くポーズを決め込む。その光景に思わず唖然とする自分は全く状況が飲み込めずにいたが、唐突に木刀を渡される。


「おらあ!!!ボサッとすんな!!!球(石)が来たらコイツで打ち返せ!!」

「そうです!!ここは愛媛!!正岡子規ですよ!!!正岡子規!!!」

「いやいやいやいや!!!!!!まてまて!!!!!いみわかん...あと!!木刀投げんな!!」


正岡子規って誰だよ!!と心のなかで突っ込みを入れつつも半ば強制的に参加せざるを得ない状況になってしまった感が否めない。


「つか...あのでかいのが飛んできたらどうすんだよ...」


「んなもん全力で避けるしかないやろ!!」

「いや、あんたら!!!後ろはどうすんだよ!!!」

万が一、後ろの面子が狙われでもしたら目も当てられないことになる。

「んなもん知るか!!!避けるやろ勝手に!!」

しっかりしてるのかなんなのかよく分からん奴らだ。

「大丈夫です!!落ち着いていればなんとかなります!!」

「せやで!!」

「んなわけあるかーーーーーー!!!」

どうも、緊張感が薄れる人達だ。


 自分の叫び声を合図にしたかのように浮遊している瓦礫が四方八方から勢い良く飛び交ってくる。それを黒瀬さんと杉山さんはリズミカルに弾き返していく。フォームも綺麗で申し分ない。野球のフォームはよく知らんが、多分綺麗だと思う。


カイン!!カキィン!!コン!!カン!!カイィン!!!


類まれない反射神経と連携が織りなす、なんとも素晴らしいコンビネーション。ある意味で彼らも化物だ。


「うはぁ...なんだこいつら...人間やめてやがる」

「って!!うわぁ!!」


目の前に石が飛び込んでくる!!すんでのところでそれをなんとか弾き飛ばすが、たちまち来客はこちらにめがけて襲いかかる。自分も()()()であったことを忘れていた。


「このやろう!!!」

「せいや!!!」

「そいやぁぁぁぁーーーーーー!!!!」


 気がつけば一進一退の攻防戦が繰り広げられるかなり激しい戦闘?が行われていた。時には弾き、受け流し、叩きつけ、やばい時には回避してやり過ごすと言った状況が続く。しばらく攻防をして行く後に奴の浮遊物がなくなり、残すは大きな石だけとなった。


「さーて、とっておきが飛んで来るかぁ?」


「肩慣らしになりましたし...さぁ...終わりに致しましょう!!」

「な、なんか分かんねーけどこの人達めちゃくちゃカッコいいぞ!!」

「そーいや、峰島言うたなお前」

「あ、はい!!」

まるで新人の様に扱われる自分、一体なんなのだ?この展開は...

「やるやんけ!俺の相棒狐丸を上手いこと使いこなすやん!」

狐丸きつねまると言われて一瞬ピンと来なかったが、木刀の柄の部分に狐丸と描かれていた。マジックで手描きとは、洒落ている。


「因みに俺が持っとんわ狸丸たぬきまるやカッコええやろ!!」

まずは、そのネーミングセンスをどうにかしろ!!と突っ込みたくなったが、そこはグッと堪えるのであった。

「あ、はい」

と、そんな下らないことを話していると、とうとう目玉商品が勢い良く放たれた。もはや何故、こんなテンションに到達しているのかさえも分からない。雰囲気のせいだ!!


「んじゃあ!!いくで!!」

「お、おーけー...」

「行きましょう!!」

迫り来る巨大な岩をまるで睨み殺すかのように見つめる2人はとても凛々しく、まるで騎士の様に見えた。流石は死線をくぐり抜けて来ただけのことはある、面構えが格段に違う。


「よし!!!右に回避や!!!」

「了解!!」


「は?」


ズドーーーーーーン!!!!


反射的に自分も避けることはできたが、いきなり回避をするとは思わなかった為、自分でも思いもしないほどに自然と言葉が出てしまった。


「ふぅー...あんなもん弾き返せるわけないやん♪」

「避ける以外選択肢はなかったですね♪」


「なんだ...こいつら...」

今までの盛り上がりはなんだったのか...返してくれ!!少しでも見直しかけた俺を返してくれ!!


「分かったわ!!あなた達3人は海側の小高くなった縁に立ちなさい!!」

と、そんな二人眺めていると、鈴羅さんが唐突に提案する。


「やつを海に落とすしかないわ!!だからアンタたち上手く挑発して餌になりなさい!!」

「おーーーーなるほどな!!さすがやな!!」

「分かりました!!ではこちらにおまかせを!!」

「了解ですぜー!!鈴羅さん!!」


そして三人はゴーレムに挑発を開始する。男3人が並んでケツをぷるんとこんにちはさせてペンペン!!ペシペシ!!と叩く。見てくれは酷い絵面だが、俺達は生死を賭けた戦いを繰り広げているのだ。


「おらぁ!!こっちこんかぁー」

「べろべろばぁ~こっちーでーすよー!!」

「あっそれ!!それっ!!それっ!!こっちだよ~ん」


傍から見れば完全に馬鹿3人組である。しかし、この動きにゴーレムさんは酷くお怒りのご様子だった。今までの戦闘の中で1番バカっぽい戦い方だと思ってしまうのは仕方がない。


ぐうァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!(おこ)


 ものすごい気迫でこちらに向かってくる。それを確認した3人は少々小高くなっている海側の縁に立ち上がり奴が攻撃してくるタイミングを待つ。流石に巨体が近寄ってくると威圧が凄まじいものだ。


「今よ!!奴の両腕でアンタたちが潰れやすいように固まりなさい!!」


見れたものではないが男3人が1つに!!塊となって抱き合う。


ゴーレムは待ってましたと言わないばかりに両腕を重ねあわせて全力で振り下ろす準備に入る。


ぐうァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!


叫びとともに振り下ろされる腕を見つめる3人衆。


「今よ!!!振り上げてる横脇からすり抜けて!!!」


鈴羅さんのGOサインが出される。それを聞くと同時に3人仲良く同じ方向に回避をする。自分たちのコンビネーション抜群だった。


スガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!


 先程まで3人が立っていた場所は脆く崩れ去る。そして、ゴーレムはそのままの勢いを殺しきれずに前のめりとなった全体重を支えきれずに海へと吸い込まれて行った。

言葉を放つこともなく、ただただ静かに海の中へと溶けていくのだった。


「これで!!トドメ!!」 

「コングラッチュレーション☆君たち素晴らしいZE☆」

「あーはいはい、それはどうもでした。グラサンさんもお疲れです」

鈴羅さんの対応が非常に雑過ぎて、流石に草が生えた。

「おーセンキュー☆今後、私のことはスターダスト杉山☆と言うのDA!」


 気がつくと、辺りには亡者達の亡骸がゴロゴロと地面に這いつくばっていた。しかし、これだけの数を良くも2人だけで倒せたものだなぁと感心してしまう。

そう言えば、亡者のしたいは長時間経つとどうなるのだろう...。マジマジと死体を見つめる趣味もないので特に気にすることもないのだろうが。


「助かりました!!杉山さん!!」

「いんやーいんやーいいんだZE☆」

多々良さんは色々と名前が飛び交い過ぎて素で間違えているようだ。

「い、いや!!まて!!彼は鈴木だ!!勝手に私の名前を...って誰も聞いてない...まぁ、そのうち私の凄さにおののくだろう!!」

完全に調子に乗ってご満悦のようだ。

「まぁ...こんなだけどすごかったわ...確かに」

意外にも鈴羅さんまでもがすごいと自然に口にしていたことに少々驚きを隠せずにいた。簡単に人を認めるような方だとは思っていなかったからだ、彼女も少しずつ変わっているのかも知れない。


「へぇーちゃんと見てないようでしっかり見てんだなぁ...鈴羅さん」

自分にだけ聞こえるようにこっそりと呟く。


「ありがとうな!!助かったわ!!おかげで無事倒すことができた」

「ありがとうございました!!」

「君たちイイね☆」


3人はとても感謝してくれたらしく、深々と頭を下げていた。


「いやー...まぁ、一応目的地の為に通りがかった道でついでって感じだったからいいってことよ!!」

「まぁ...お互い様ってことでいいじゃない」

「本当にこちらも助かっちゃいましたし」

皆口々にそれぞれの想いを告げた。確かにとても変わった人たちではあったがとても頼りになる面もあったのだ。


「一つ気になったのだけれどもいいかしら?」

「おう!!なんだ?嬢ちゃん」

「あー私は鈴羅ってなまえよ」

嬢ちゃん...やはり見てくれでお嬢様オーラは見えるのだろうかと思った。

「で、気になったのだけど。何故あなた達はここを通せん坊してたわけ?隠す程の理由があるのかしら」

そんな素朴な疑問を投げかける鈴羅さんはいつもの口調だ。


「あー...それはな...あいつに最初に出会った時はな...4人やったんや...でもな、そいつ2回目の戦闘の時に死んだんや...」

「そうだったのね...それは、なんとも悲しいことだわ」

命のやり取りがあっさり行われている、今の現状はこうなのだ。

「あぁ...それであいつを絶対倒そうって思ってな考えたんや」

「それは理解できたわ、でもあいつは唐突に現れたわよね?なのに何故あそこを封鎖したのかしら」

確かに鈴羅さんの疑問点は最もなことであった。どこからとも無く現れたゴーレム、ならば奴の出現場所に制限はないはずだ。


「あぁ...最初はそう思ったんやけどな。二回目の時にあいつから全力で逃げた時になあいつ俺らが張ってた辺りで追っかけてこんなったんや」

「なるほど、それであそこを封鎖したってわけね。さらなる被害を防ぐために...監視して、いつかかたきを取るために」


「まぁ...そういうことや」

この答えに満足した鈴羅さんはさらなる疑問を導き出した。


「つまりは、行動範囲の決められたタイプだったということかもしれないわね...なら、あいつがいるかも」

その言葉に自分を含めて多々良さんも反応を示す。周囲の亡者を操ることのできる少女。


「ニーナ・アリシュレインか...」

「ニーナさん...ですね」

「ニーナ・アリシュレインと言うことかしらね」


名前をつぶやいた後に3人は苦虫を噛み殺したような表情になる。あいつの圧倒的なる戦闘能力の高さと謎に満ちた亡者を引き寄せて使役する力を持つ少女。生身の人間が倒すには幾分もチート過ぎる力の持ち主だ。


「ソイツが元凶か!?そんな辛気臭い顔すんなや!!ここまで来たら俺らもあんたらの目的っちゅうやつを一緒におともしたるけん!!な?」

「そうですよ!!私達もお礼を返す為に加勢しますよ!!」

「邂逅!!おおおおおおおう!!!!すばらしぃぃぃ!!!!☆」

賑やかな3人衆が新たに加わった瞬間だった。

「ほな、四の五の言わんとさっさと行こうや!!」

こうして、黒瀬さんを中心とした仲間たちが協力を結んでくれる事となった。悪い人ではなさそうだし、今後が楽しみとなる。


「はいはい、いいけど覚悟しなさい!!油断は禁物だからね」

「あ、あのよろしくです!!」

「まぁ、鈴羅さんも多々良っちも認めるならしっかりと働いてもらうからな!!宜しく!!」


 こうして新たに仲間を迎え入れることに成功し、無事ゴーレムを倒すことにも成功し、良い感じに士気も高まっているのでこのままの状態で目的地へと向かう。そして、こっそりと向かう途中の間に辞書を端末から開いてとあることを調べる。


エキサイティング意味...[形動]人を興奮させるさま。白熱的。「―なカーレース」



「あっははは~...やっぱり鈴木さん...ニュアンスだけで決め台詞にしちゃってる...」

戦闘が終わった後に鈴木さんが使っていた言葉を自分もあまり知らなかった為、調べてみるとやはりご覧の結果であった。



鈴木さんより少し賢く?なった自分に浸りながら5分位の場所に次なるステージは立ちはだかる...。


~目的を果たすために~ END To be continued

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