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立ちはだかる壁は厚く堅く

 ゆっくりと重い瞼が開いて行く...ぼんやりとした視界が最初に捉えたのは暖かなオレンジ色の小さな照明の明かり。そして、ほのかな鉄と油の匂いと土の香り。


「ん...ここは?」

ゆっくりと身体を起こすと同時に、あちこちが筋肉痛とかすり傷でチクリチクリと某人気ゲームポコモンの毒ダメージの様にジリジリとHPを減らしてくるような感覚だ。


「ってぇ...ちきしょ...」

思わず叫んでしまいそうになった自分の声を両手で口を抑えて噛み殺す。

「うぉっと、あぶねぇあぶねぇ。起こしちまうとこだった」

そこそこの広さを有している倉庫内の隅っこで可愛らしく二人がコツンと頭を重ねあわせて座ったままスゥースゥーと寝息を立てて眠っていたのだ。よほど疲れていたのだろう...無理もない。


「ったく、そんな寝方してると首が痛くなるぞぉ~」

幸せそうに眠っている二人のほっぺたをツンツンしたくなる衝動を堪えながらふと冷静になり、ニッコリと一人で柄にも無く思わず笑みが零れた。


「二人共、サンキュな。ここまで運んでくれて」

三人は見事に難関を乗り越えて、無事に目標地点であった倉庫内にたどり着くことができたのだ。しかも更に幸いなことにバイクもしっかりと2台が収められていたのだ。


「そういや...切り抜けたは良いけど...これからどうすっかな」

 

 やるかたない思いが自分を襲う。今更ではあるがこの三人の中で1番足を引っ張っているのは紛れもなく自分なのだ。

鈴羅さんは頭の回転も早く、戦闘面においても優れており。正直言って隙がない。更に多々良さんに関しても申し分ない位の強さに踏まえてとてつもなく冷静な状況判断の持ち主なのだ。


「やっぱ、俺も並程度には戦えないと情けないよなぁ...」


倉庫内はスペースがあるにも関わらずあまり物が置かれておらず、言ってしまえば殺風景に感じた。天井には剥き出しの電球が2つ、ほんのりとした明かりをお届けしてくれていた。大きく空いた空間にはきっと車が止まっていたのだろう...おそらく納車されていたのは2台くらいだろうか。


ガランと空いた淋しげな空間にポツリと虚しい独り言が地味に自分の心を抉ったような気がした。


実際、拳銃の弾丸を撃ち尽くした現状では自分が持っているのはナイフ2...???


「あれ?確か俺ってナイフ2つ持ってきてたよな...どっかで落っことしたかな~」

左側に取り付けていたナイフがなくなっていたのだ。まぁ、あれだけ尻もちやらなんやらと動き回っていればナイフがなくなっているのも納得がいく。それにしても心許なさ過ぎる装備だ。

「あーあ...後俺がまともに使える武器ってナイフ一本だけか...」


 深く溜め息を吐いて心底しょんぼりとしてしまう自分がいた。これから先はしばらく役立たずなのかもしれないという不安が何度も頭をよぎっては、自分は元々取り柄なんて無いんだから仕方ないじゃないか。

でも、やっぱり...役に立ちたい!!でも...でも...で...も...何度もクルクルとループしていく。


そんな事を考えながらヒンヤリとした床に身体をゴロンと寝転ばせて静かに瞼を閉じて眠りにつくことにした。寝心地が最高なんてことは言えないが寝れないよりマシだ。


「近いうちに、二人に鍛錬を頼もうかな...もっとマシに亡者と渡り合えるように」

そんな事を考えながら、眠りに落ちていった。






「...きなさい...ってば!!クソ!!コイツ面倒くさいわね」

「せーのっ!!」

「せーの」

「おーーーーーきーーーろーーーーー!!!」

「おーーーーーきーーーろーーーーー!!!はぁ...」


「ん?」

俺が薄っすらとした意識の中で目を開けると目と鼻の先くらいの近さで整った顔立ちの鈴羅さんの顔があった。その瞳に吸い込まれそうな感覚が起きてしまい、思わず...


「って!!おわっ!!!」

反射的に脳から伝達された命令によって勢い良く起き上がろうとした途端、鈴羅さんと案の定頭と頭が運命的(強制的)にぶつかる。


「ってえ!!」

「痛いのはこっちなんですけど...」

冷静に痛みを訴えてくる鈴羅さんは顔をぷくーっと膨らませて怒ってしまった。(でも、かわいい)

「ごめんなさい。つい反射的に起き上がろうとしてしまいました」

「まぁ、いいわ」

いつになくあっさりと引き下がった鈴羅さんに何処か違和感を覚えてしまった。普段のペースであればぶつくさと文句を言われると思ったのだが。


「今日はアンタを酷使する日だから多めに見てあげるわ」


 一瞬にして違和感は吹き飛んだ。いたずらっぽく笑う鈴羅さん、それにつられて皆で笑い合った。束の間の安寧、1日にして大きく変化してしてしまった...『日常』という言葉。

多くの命を失った...。心もボロボロになり、諦めかけて死のうと考えたりもした。もし支えもなく1人でこの地獄絵図にいたとしたらきっと自分は...もう奴らの仲間に成り果てていただろう。


だが、今は違う。ただ成り下がるのではない!!抗うのだ!!失った仲間の分まで戦い抜いて終焉おわりの世界となった今を生き抜くのだ。

ちっぽけな力しか俺たちには無いかもしれない。意味のないことなのかもしれないけれども...それでも真実に繋がる答えは必ずあるのだ。この現象が起きた根源がきっと。

現に何か鍵を握っているであろう人物は1人確認できているのだ。第1の有力者、ニーナ・アリシュレインだ。


だが、彼女と本気で戦うならば今の現状では触れることさえ厳しいだろう...ふと、1人そんな風に考えふけっていると顔の真正面でパーーーン!!っと鈴羅さんが両手を目の前で合わせて手を叩いてきた。


「おわ!?どうしたんですか?鈴羅さん?」

「ゆいちゃんから大事な話があるらしいわ」

「ん?多々良っちから?何でしょうか?」

先程の和やかな雰囲気は一変し、瞬く間にして空気は引き締まる。


「えっと、そのですね...自分勝手なお願いなのは分かっているんですけれど力を貸してください!!お願いします。ゆずりはさんに峰島さん」

深々と頭を下げて頼み込む多々良さんの様子を見て俺はすぐさまに答える。困っている美少女は助けるのが基本だ!!


「ったりめーだ!!仲間のお願いとあらば!!この峰島サ・マは何処までもお供しますぜ!!」

「私も喜んで協力させて下さいな」

自分も含めてニッコリと満面の笑みで二人同時に答えた。その表情に心底、ホッとした様子の多々良さん。


「では、ここからは少し私の昔話をしますね」




 そして多々良さんの過去を知ることができたのだ。愛媛県が多々良さんにとっての故郷であること、自分の意識の中に姉を生み出して嫌なことを全て架空の姉に押しとどめていたこと、そして、ニーナから言われた言葉から察するに姉が何故か生きて(亡者)いて昔住んでいた家で待ち受けているかもしれないということ。


「まぁ、おおよそのことは理解できたのだけれども」

手を顎に添えて考えこむ素振りをする鈴羅さん、確かに俺にも違和感があった。その話を聞いたからなのだが事故で悲惨な死を遂げたはずの姉が何故現在に至ってまで生きているのかということだ。


「とにかく真相を知るためにはゆいちゃんの家に向かうしかないわ」

「おっけ、んじゃ行き先は決まったな」

「あのあの...本当にありがとうございます」

心からの感謝をする多々良さん。そこまで感謝をするようなことでもない。俺からすれば、仲間の頼みは優先すべき事項だと考えるからだ。


「まぁ、色々分かんないことだらけだし、まずは分かるところから攻略していこうぜ」

元気に明るく右の親指をグッと突き立てて見せる。


「でも、分かってるの?姉を自分の手で殺めることになるかもしれないということよ?分かってるわね?」


「はい、百も承知です。私は自分の中にいる姉と決別して、もし姉が亡者に成り果てているのであればもう1度、還るべき場所に戻って貰います」

迷いのない強い意思、俺が当事者なら逃げているだろう。

「そうと決まれば早速目的地にコイツ(バイク)で移動しようぜ」

「あっでも、免許とか大丈夫でしょうか私達持ってませんよねきっと」


自分は一応原付の免許を持っているがバイクとなると持ち合わせていない。しかし、こんな狂った状況で注意などされるはずもない。誰しもが()()()ことだけで精一杯のはずだ。


「関係ないわ、どうせこんな壊れた世界よ誰一人として気にとめる者はいないわ」

珍しく鈴羅さんと意見が一致していた。

「は、はい...ではもう乗っちゃいましょう」


 だが、バイクは2台なのでここで問題が起こるのだ。誰の後ろに乗るかと言うことだ。まぁ、おそらく鈴羅さんが運転をして多々良さんを後ろに乗せるという感じになるのは、わかりきっていることなので先に提案した、さして問題もないだろうし。


「んじゃあ、鈴羅さんの運転で後ろに多々良っちでいいな?」

妥当である考えを提案すると意外な反応が返ってきた。


「いや、私は貴方にゆいちゃんをお願いするわ運転に絶対の安全を私の運転だと保証できないから」


「お、おう。まぁ、俺もバイクは乗ったことがないが行けるとは思う」

たどたどしくなったが、快く快諾する。


「多分私...二人乗りは無理だから。だって、免許ナシのドシロウトだもの荷が重すぎるわ二人乗りなんて。だから、ゆいちゃんは不本意だけれどもそこのポンコツに乗っけてもらってちょうだい」

弱みを見せた鈴羅さん、そんな姿を見て俺の意地悪レーダーが点灯する。


「いやいや?べつにぃーーー鈴羅さんが後ろでもいいんですぜぇ~~~~?ウェルカムですよ?」

わざとらしく俺が言うと、ギロリと睨まれてしまいそれだけで全てを察してしまった。どうやらお気に召さなかったようだ。


「あっはい...ごめんなさい」

「あのあの...よ、宜しくお願い...します」

可愛らしくお辞儀をする多々良さんによって石化は一瞬で解除するのだった。そして、安全運転を決意した瞬間でもあった。


「うっし!!じゃあ、おいらにしっかり掴まれよ!!多々良っち!!」

「は、はい!!こ、こうでいいでしょうか?峰島先輩」

なんの躊躇いもなく、その...あれだ。なにがしの感触がダイレクトに...

「ん...あ、お、おう大丈夫だ。後、俺のこともできればさっきみたいに峰島さんとかくんでもいいし呼び捨てでもいいからな」

そんな事を言いながらもがっしりと女の子が自分の背中にしがみついているというこの状況はとても高ぶって力がみWWWWなWWWWWぎWWWWWWWっWWWWWWてWWWWWきそうだWWWW


とても豊満でやわらかな感触がしっかりと背中に伝わっており、なんともパラダイスだ!!やはり彼女のソレは大きくて、しかも柔らかいのだ!!ソレは大きくてしかも柔らかいのだ!!(大事なことなので2回は言わなければ)まさに!!憩いの双丘そうきゅうと言えよう!!万物を一瞬にして虜にすること間違いナシ!!男代表として断言しよう!!


「はぁ...アナタ、ほんっとゴミね」


ジトーーーっとした目で半分諦めかけたように鈴羅さんが痛い視線を浴びせつける。それから素早く逃れるようにしてさっさとバイクのエンジンをブン!!ブン!!ブン!!と吹かしてやる。


「おっし!!行けるか?鈴羅さん?」

「えぇ、いつでも。大体は理解してるから問題無いわ」

「じゃあ、せーの!で開けるぞ!!」

心も安定!!士気も良好!!Oh!!!!!テンションも良好だ!!


「いいわよ」

「せーーの!!」

「せーーのっ!!」


ガシャン!!と勢い良く開け放たれた倉庫の扉を突き破るように2台のバイクが風の如く飛び出して道を走り抜けていく。やはり、途中で数体の亡者達とすれ違うがそこはスピードにモノを言わせてガンガン突っ切って行く。


 幸い道もあまり混んでおらずスムーズな車道を後ろにいる多々良さんの指示の下で運転をして行く。しばらくする内に運転に慣れた鈴羅さんが横についてくるようになり流石は鈴羅さんだと思えた。

風を切って走る、約時速30キロでバイクを走行させていく。走行している最中に色んな事を考えていた。まず、1番に思ったことは食料面についてだ。1日くらい飲まず食わずならばまだ問題はないが2日目となるとそうは行かない。だが、夏と言うことを考慮すると水も重要だろう。

現実的に考えて丸1日も水分補給がなしだと不味いか...。

色々なことを考えるのだった。


どこかで食料を確保しなければならない。次は安定して身体を休められる安置の確保も必要だ。無論身体を清潔に保つことも重要だ、特に女性にとっては更に堪えるものだろうと感じる。


とにもかくにも問題が山積みなのだ。そうこうしている内に多々良さんの家の付近まであと少しの所までやってきた、海側の道なので潮風が混じり合ってとても気持ちがいい。


 しかし、その美しい海の景色は一瞬にして堪能できなくなる。前方に恐らく生存者と思わしき人影が3人ほど認識できた。

だが、現状では亡者と同じ程に生身の人間も恐ろしいのだ。なにせ日常は完全に狂っており、最早何が起きてもおかしくない状態なのだ。それに関しては人間であろうと亡者であろうと同じことなのだ。


「チッ、ありゃあめんどくさくなるかもしれねぇな」

「突っ切れないかしら?」

「駄目だな。武器で振り落とされでもしたらそれこそ大怪我になる」

「...仕方ない、止まるわよ」

「こ、怖いですけど私も賛成です」


不安ではあるが、奴らの前で停まることにした、最悪の場合は殺り合いになるかもしれないということを頭の片隅に置いて...。


「さぁてと、どう出てくるかねぇ...」

ゆっくりとバイクのスピードを落としていき、三人衆の前にバイクから降りて3対3のお見合いの様な状態が完成した。


「ほう、行儀よく止まったか」


ジーパンと『我強し!!』とでっかくデザインのされた半袖Tシャツに後ろの腰には☓(クロス)の形で木刀を装備している十代~二十代前半の男が最初に話しかけてきた。


「えぇ、あからさまに...しかも邪魔になるように仁王立ちされては止まるしかないわ」

「まぁ、別に争うつもりもこっちはないからな。だったら止まってみて話をしようって思ってね」

かなり挑発気味の鈴羅さんのフォローではないが自分は優しく対応をしてみた。こう言う時の鈴羅さんは非常にヒヤヒヤさせられるものだ。


「ほーなんか、だったら話が早い。こっから先は行かんほうがええ」


 両側にいる二人も似たような服装をしており、右側の人物は装備品として、鍋の蓋に大きめのフライパンと包丁を持っているようだ。

一方、左側の男はサングラスをしており、顔は見えない。しかし手には鉄パイプが握られている。背中はノコギリを装備しており、後ろ側の腰には何故かバールが装備されている。


「そ、そうなんだ。ここからさきはかなり危険だよ」

「そうだZE☆ここから先はエキサイティングにパネェZE☆」


うむ、このファーストコンタクトで分かったことはグラサンがウザいということだ。そもそもエキサイティングという単語の意味をコイツは分かっているのだろうか?まぁ、自分もハッキリと意味は分かっていないので分からないので後で辞書で調べてみよう。


「あの...どうして駄目なんでしょうか?」

勇気を出して多々良さんが質問をすると


「あぁ...ここなぁ、たいぎー奴がおるんよ。俺らはそいつと何度も遭遇して戦闘しとるから分かるけど素人には荷が重すぎて敵わへんで」

先ほどからちょくちょくではあるが聞き慣れない言葉が聞こえている。


「ねぇ、ゆいちゃん?さっきからあの人達の会話に挟み込まれているほーなんとかたいぎーって言うのは愛媛での方言かしら?」

「あっ、はいそうです。ほーなんって言葉は訳せばそうなんだとかそうかみたいな感じです。」

所変わればなんだっけ?忘れたけどなんか、そんな感じだ。

「なるほどなぁ~んじゃあ完全に方言ってわけか」

「はい、それでたいぎーって言葉は面倒くさいって意味と同義です」

「なるほどね」

そんなやり取りを見ていた彼らが質問をしてくる。


「なんや、あんたらは同じ県民じゃないんか。だったら先言ってくれんと分からんで~あんたらどっから来たんや」


「あーえっと、東京からちょっとした研修で来てたんですよー」

とっさの苦し紛れの言い訳を作ってその場を凌ごうと考えたのだ。本当のことなど言えるわけもない。

「ほーな...んんっ!!そうか、それは災難やったなでも、ここは通すわけにはいかん」

一瞬、人が良さそうか?と思ったが、中々上手くは行かないようだ。


「私達はここで3度目の戦闘を繰り広げるので、それまでは危険ですので誰も通せません」

「血わき肉踊るお祭りなんだZE☆でも、奴とのライブもここで最後にしてやるんだZE☆」

どうやら会話から察するにこの人達は何かと2度に渡って戦闘を繰り広げているようだ。それが人なのか、はたまた亡者なのかまでは分からない。


「一体、何と戦っているんですか?宜しければお聞かせ願えるかしら」

鈴羅さんが直球で情報を聞き込む。まぁ、悪くはないだろう。


「なんや、ゾンビみたいになった人間と他にも変なゾンビやと思うんやがな...そいつだけは桁違いにやばいやつでな」

と話を挟んでいる最中の事だった。目の前で地面の道路が瞬く間に盛り上がり、ドロのようなバケモノが突如として現れる。


ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!


「チッ!!タイミング悪いなお前!!しゃーない!!あんたらもこうなった以上俺らと共闘やで!!」

「巻き込んでしまって申し訳ないですがお願いしますね」

「高ぶる...勝利の鐘が俺を呼んでるZE☆」


一難去ってまた一難、後僅かの距離にも関わらずしてまさかの戦闘へと巻き込まれていく...なんとも悪運の強いことったらありゃしない。


「ったく、仕方ねぇ!!戦うしかない!!ここで引き下がると目的を果たせないしな!!」

「まぁ、どのみちここを通るならいたしかたないわね」

「では、協力してサクッと倒しちゃいましょう!!」


大人数での戦闘が始まる!!


~立ちはだかる壁は厚く~END To be continued

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