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ついに召喚2

別室に到着した。


「ここで召喚を行うんですね。」


ナラは隣にいたメイドに話しかけた。


「ええ、何か不都合がありましたらすぐに私どもにお申し付けください。」


「はっはいっ。」

メイドさんと話す機会などめったにないものだから恐縮してしまった。



とりあえず、ナラは準備に取り掛かった。


真ん中に杖を置いて、周りを一周する。

これで最終確認は終わりだ。


もう一度だけ深呼吸をして前を見据えた。

その瞳に気持ちが現れる。

“絶対に成功させる”


ナラは覚悟を決め大きく息を吸った。

精霊言語を紡いでいく。

最初は声が震えていたが、だんだんとしっかりしたものに変わっていった。


『時空の聖霊よ、世界を超えろ殿下に芯の強い女性を・・・』


杖が浮いて、周りに幾何学模様が浮かぶ。


『召喚・・・!!!』


ナラが叫んだ。


杖が、幾何学模様の周りを動き出した。

周りと圧倒させるような莫大な魔力が渦を巻く



辺りに意識を向けるとメイドたちは、声を押さえているがこの光景に感動しているのがわかる。


その、視線を集めているのが事を起こした本人。ナラだ。


ついに幾何学模様が光り始めた。








皆の視線が、一斉に光の中心部に向かう。





「えっ?ここ、どこ・・・」




殿下の恋人、二宮晴香が異世界に召喚された瞬間だった。

ついに、召喚し終わりました。


このまま、二宮晴香はどうなってしまうのでしょう?


お楽しみください。

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