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シャーラの扱い方

シャーラとナラが暴走します。

バタンッ


扉の音が大きく響いた。


「シャーラ、シャーラ起きてください!晴香様がシャーラに会いたいと申しております!」


そう言いながら、ナラはシャーラの尻尾を引っ張った。


しかし、反応はない。



こうなったら仕方がない。ナラも起こし方を考えなくてはならない。


「はぁ・・・しょうがない。実力行使で・・・!!」


『風の聖霊よ、空気を圧縮!小さな雷!』



ドーーーン



「ふんぎゃ――――!!!!!」



辺りに、シャーラの悲鳴が響き渡った。


*********** 三十分後 ***********************

ナラは、正座をしていた。


目の前にどっかりと座っているのはシャーラだ。


「いくら急いでいたからといって、雷を浴びせなくてもいいだろうナラ!!私だから助かったものの、他の生き物だったら死んでしまっているぞ!少しは、力の加減をせぇーーー」

「でも、起こしたのは小さな雷ですし・・・」

「お前さんは、他よりも魔力が多いんだから気をつけねばならんのだ!見習い時代にもよく話していただろう。」

シャーラは言い訳をし始めたナラの言葉をさえぎって言った。


その時だ。


「あの?ここにナラはいますか?」


勇気を振り絞ったというのがすぐわかる声だった。


「はいっ、私です!」

「あっ、ナラ!よかった。なかなか来ないからメイドさんに連れてきてもらったんだ。」


現れたのは晴香だった。


シャーラに怒られていて行けなかったので、このメイドに迷惑をかけてしまったと思いナラは隣にいたメイドに頭を下げた。


メイドは、困った顔をしながら「失礼します。」と言って部屋を出て行った、


「ところでさ、ナラ。さっきここへ来る時にこの部屋から凄い怒声が聞こえたけど・・・」

「いやっ!あのっ!それは気にしないでくださいっ!」

「バカ言うんじゃないよ。お前さんの起こし方が悪いんだろうが。」

「えっ・・・‼︎」


晴香は絶句した。


「なん・・・で猫が喋ってるの・・・?普通猫は喋らないはず。。。しかも、身振りや手振りをして人間みたいな動きを・・・‼︎‼︎」

「わしは、ただの猫ではないのだぞ?!お主はそんなことも分からんのか!それに加えて人間だと?ふざけるのもいい加減にしろ!!!!」

「シャーラ落ち着いて、駄目です!晴香様を見てください!異世界人なのですよ?シャーラのことを知らなくて当然です!

晴香様大丈夫でしょうか?あーあこんなにも怯えてしまって・・・ゆっくりで大丈夫ですが立てますか?」


そう。そこまでナラが心配するほど晴香にとってはシャーラにド叱られたことに恐怖を覚えたらしい。


その証拠に晴香は今、「あ・・う・・・」など、言葉にならない声しか発することができないでいる。


ナラは晴香を傷つけた犯人をジトっと睨んだ。

シャーラが、珍しく怒鳴りました。

ナラも少しずつキャラが変わって来てしまっています。

晴香も、変わりましたね。

本当に、未熟な小説ですみませんm(_ _)m


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