仲直りとシャーラ
「おはよう。ナラ。」
少し、尻すぼみになってしまった。
「はいっ!おはようございます。昨日は何も説明なしに自室へ戻ってしまい、申し訳ありませんでした。」
「そんなことないよ!私の方もわざとではないといえ、キツイ言い方してしまったし・・・」
「いえっ!私のことは気になさらないでください。自分の不甲斐なさにシャーラにも叱られてしまいましたから。。。」
そう言って、ナラは苦笑いをした。
やっぱり、ナラはすごいと思った。
おとなしいかと思えば、しっかりしている。
自分よりもよっぽど殿下にふさわしいと思った。
「しゃーら?その方は誰?」
「はいっ!私のお師匠様です!」
「お師匠様?やっぱり物知りなの?」
「はい!もちろんです。」
ナラは、尊敬するシャーラのことに興味を持ってもらえてとてもうれしそうにしている。
一方、晴香は昨日の一件を気にしながらも、物知りと聞いてチャンスだと考えていた。
もしかしたら、この誰にも明かせない秘密を知っているかもしれない。
治してもらえるかもしれない。
と。
「ねぇ、ナラ。私とシャーラ様を会わせてくれる?」
シャーラは少し気難しいキャラにしようと思っています。
これから、殿下以外の男の子(十代くらい)ツンでれ、イケメン、かわいい系
の子を登場させます。
何か、その子について意見があればよろしくお願いします。
たとえば、名前とか、服装とか。