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目覚め

 …うぅ。頭が割れそうだ。

ここはどこだろう。

ところで私は誰だ?

いや、私は何だ?と問う方が正しいのだろうか。

なにもわからない。どうすればいいのか。

なにをすればいいのか…。


ピカッ。

突然遠くの方が光だした。あそこに行けということだろうか…。少し面倒だがそちらに向かうしかないようだ…。


光の先へ行ってみると1人の人間らしき人物を発見した。

椅子に腰掛けていて少し偉そうだ。


(?) すみません。私は何者でしょうか。なぜここにいるのでしょうか。これから、どうすればいいのでしょうか。


とりあえず、わからないことを全て質問してみた。

すると…


(?)私は神だ。


どうしよう。真顔で自分の事神とか言ってる人いるけど信じていいのだろうか。とりあえず、質問してみよう。


(?)あなたが神ならば私の名と私が何者なのか分かりますよね?教えてください。


(神)いいだろう。んー…なににしようかな。

よし。お前の名はユーデルス=スノルベルト…


(?)待ってください。なんか嫌です。却下です。


(神)お前神に逆らうとはいい度胸だな…。

しょうがない。じゃあ、お前はユウでいいだろう。

それから、お前は魔法が使える…人間だ。


(ユウ)名をありがとうございます。


なんか…神様適当だな。今考えてたっぽいし。

まぁ、面白そうだから良しとするか。


なぜ、私にこの様な感情があり

なぜ、ここに誕生し

なぜ、この様に神と話すことができるのか…


ふと気になった。


(神)よし。そーだな…。

お前には魔法が使える人間達がいる世界へ行ってもらう。

そこで何をするのか。何がやりたいのか。

まぁ、好きな様にやってくれていいぞ。

ただし。ここでの記憶は全て消える。

質問は今のうちになぁ〜。


…なぜ神がこんなにも私にとってメリットがあることばかり言ってくれるのか。私は本当は何者だろうか。

急に自分がわからなくなり不安と恐怖に襲われる。


(ユウ)神様。なぜ、私にこの様な事をしてくれたのですか?私は本当は何者なのですか?神様との関係はなんですか?


(神)おお…う。質問多いな。答えてあげたいのも山々だが、もうお前のお迎えが来てしまった様だ。

急いで説明するとだな。

えーと、ある人物から頼まれたんだ。

お前を幸せにしてやってくれ、と。

普通そんな願いは叶えることはできぬ。まぁ、平等ってやつでな。

しかし、色々事情があってお前にはチャンスを与えることにした。つまり、この様にだな。だから、幸せになれるか、なれないかはお前次第というわけだ。まぁ、願いは叶えると言ってしまった以上幸せになる確率の方が高いだろう。しかし、油断してお前自身が愚か者になったりしたら困る。だから、たくさんの困難はあるだろう。だか、それを乗り越えてお前は幸せをつかんでくれ。


…なるほど。とりあえず、私は振り回されている様だ。

まぁ、新しい世界も興味があるし…いいだろう。私は本当は何者なのか。関係はなんなのか。その質問はスルーされたが…なんかもうどうでも良くなってきた。


(ユウ)分かりました。

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