ここに来た意味
次の日…
AM11:45
いつもより寝てしまった私は、ヤバイヤバイと思いつつ…支度はスロー
今日は、公園には行かないでこの周辺を散策しようかな…
そう思っていた矢先………
コンコン
ドアをノックする音がする
「はーいっ、今出まーすっ!」
私が答える
パジャマのままではあるが、私は出る
目の前にいたのは…
………………
「すみませーん、ちょーっとお話いいっすかー?」
よくわからない男が入ってきた
身長が高すぎる…
脚が長い…
私はすぐに察しがついた
噂では聞いたことがあったが…
「スリップパトロール官」と、呼ばれる通称『スリパト』は、なんらかのことが原因でタイムスリップした人のもとへ訪れ、もとの時代に返す役目をする…
まさか、ホントにいたなんて…
スリパトが言う
「戻りますか?もとの時代に……?」
私は首を横にふる
「私は…一度しか使えないタイムスリップのボタンを押して、ここに来たの…
役目を果たさないと帰れないの…」
スリパトが頷いた…が
「あなたは、この時代にはいてはいけない存在です。早急にお帰りください。早くしないと、私が抹消します」
私は、その言葉に驚いた
私を…消す?!
「あ、あの、2週間…それだけでいいんです…
時間を…ください…そうしたら、私は帰りますので…」
スリパト「シブトイ人ですね…なにをするんですか…」
私は、ここにきた訳を話した…
ーーーーーーーーーー
私が小学4年生のときに、ある日突然現れた未来さんって言う女の人に出会って、色々なことをアドバイスしてもらったり、助けてもらった…
なのに未来さん…なにも言わずに居なくなっちゃったの…
私は、近辺を探し回った…
でも…未来さんは見つからない
それどころか、そんな人いないよと、皆が言っていたんです
覚えているのは、私と、湊だけ…
二人で探して1年が経とうとしたときに、私のもとに小包が来たの…
未来さんから…
その中に、いつかわかるときが来る
そのときまで、押しちゃいけないボタンを預けるね
とだけ書いてある手紙と、ボタン…
その時、湊のところにも来てたの
勇気を出して、みゆうちゃんに告白しておいで?
悲しい結果にはならない
って書いてあったみたいで、私は告白された
それで…結婚にまで至った……
その数年後
未来さんの話が出た
私は、ボタンのことを忘れていた
話していくうちに私は…
『未来さんは未来の私だった』と気付いて、
あのボタンが、タイムスリップするものだと気付いてここに来た…
私は
やらなきゃいけない…
未来を変えないためにも……




