7.魔法使いのラリルレロ
お久しぶりです。彦星こかぎです。
物理の勉強と執筆のコンボって結構脳を使います。
今日はそれでは、キャラクターを命名するときのお話。
ええと、ここまで色んな人と小説作成について話してきましたが、名前をとても大事にする人と適当につけてしまう人がいるみたいです。別に適当じゃ駄目とか考えすぎちゃ駄目とかいう事はないですが、一つ手法として、キャラクターを掴むのに名前を決める、という作戦がある事は確かだと思います。実際、画数がどうとか言うのを置いておいても、呼ばれ方によって印象はかなり変わってくるはずです。
で、どうやって名前をつけるのか。
おそらくこれを読んでいる皆さんは日本人ですから、ある程度イメージは一致するはずです。まさか「綾香」という名前に「貧乏臭い」という印象を持つことはないでしょう。
要するにそういう事ですね。まさに語感、見た感じと耳ざわりの問題です。
引き続き同じ例を使いますが、イメージとしては「綾香」より「彩夏」の方が少々活発なイメージがする、かもしれません。この辺には個人差がありますが、大体において漢字の意味は文章内においてはかなり強い印象を与えると思います。
とはいっても、取っ掛かりがなければ名前が決まらない、という事もあると思います。
また、ファンタジー的な名前や外人の名前を決めるときにも苦労するかもしれません。そういう場合は、文字一つ一つが持つ印象を掘り下げて考えてみましょう。
例えば、「ア」は「ウ」より格段に明るい印象になりますし、ガギグゲゴなどの濁音は荒っぽさや汚れた感じ、または小賢しさを表すことがあります。マ行は温和な感じや女性らしさを作り出しますし、カ行、サ行など無声音(発音に息が混じる音)は清らかなイメージを強調します。
「走れメロス」の主人公「メロス」の場合、温和なマ行の中でも、明るい中にも奥が深いエ段の「メ」を用いることで、複雑な感情を持っているメロスのイメージを表現しています。また、ラ行の音は日本にあまり多くないため、ファンタジーっぽい名前を作るときには欠かせません。「ララ」「リリ」とするだけでちょっと日本らしくないイメージが出てきますから……
一つ訓練の方法としては、身近な物体に名前をつけてみる、というのがあります。植物に話しかけるとよく成長するらしいので、部屋のサボテンに名前をつけて話しかけてやりましょう。なんとなく、イメージが見えてくると思います。
あとは、インターネット上に色々と名前やニックネームによる性格診断が掲載されているので、それを使ってみるのもよいでしょう。
人物の名前以外でも、重要なアイテムや技の名前に関しても基本的には同じです。但し、名前では気持ちがよいけれどアイテムとしては違和感のあるもの、またその逆などもあるので考えながらつけましょう。もっとも、イメージ通りにつければ問題ありません。
一つ助言をするなら、小道具の名前は漢字にするかカタカナにするかどちらかにまとめた方がいいと思います。字面も世界観作りに大きく関係してきますから。ま、漢字で書いてカタカナで読み方をつけるようなあざとい真似もできますが。
あとは、何か既存のものからカタカナの名前をつけたいときには、英和辞典をめくるのもいいですが、ネットで色々と年鑑などを調べてみるのもいいですよ。ソロモン72柱であるとか、タロットカードであるとか、とりあえずそれっぽい名前はたくさんあります。
それに名前を決めた後も、一応その名前でネット検索しておくと、無用な同姓同名を使ってしまう危険がなくなります。
さて……実はこの先、かなりノープランです。
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