登場人物紹介(※ネタバレ注意)
重大なネタバレはしていませんが、一応『ネタバレ注意』です。
◆是洞真夜
主人公。16歳の高校一年生にして特級ライセンスの魔導書使い。是洞古書店の店員。混じりけのない黒髪に端整な顔立ち。クールな性格。誰も寄せ付けない雰囲気を醸し出しているが、なんだかんだで優しいところもある。とりわけ容姿が良いため、女子から密かに人気があるらしいが近寄る者はいない。並外れた魔力を持ち、複数の魔導書を同時に操ることができる。乗り物酔いが酷い。
◆来栖月葉
ヒロイン。15歳の高校一年生。有名な魔書作家・来栖杠葉の娘。セミロングの栗色の髪。ツユクサを模した縹色の髪留めをいつもつけている。自称しっかり者。母が残した魔導書をきっかけに真夜と関わり、彼に惹かれていく。一般人に魔導書は持たせられないと母の魔導書を買い取られることになったが、魔術師となって買い戻すために是洞日和に弟子入りを決意。そのために、是洞古書店でアルバイトをすることとなった。
◆是洞日和
是洞真夜の姉。19歳にして一級ライセンスを持つ魔術師。黒髪のロングヘア。スタイル抜群。是洞古書店の現店主で、副業として小説家をしている。大雑把な性格のため雑事は基本弟に任せている。料理の腕は壊滅的。魔力の素養はないが、高ランクの魔術師として知られている。姉弟揃って本が好きであり、親から継いだ古書店を大切にしたいと思っている。執筆中は伊達眼鏡をかける。
◆八重澤理音
月葉の高校入学時に知り合った親友。青みがかった黒髪をうなじの上辺りでポニーテールに結っている。明るく天真爛漫な性格でクラスの人気者。運動神経抜群。
◆紀佐依姫
月葉と理音の友人。上流階級のお嬢様。肩甲骨まで伸ばした髪をソバージュにしている。丁寧でゆったりとした喋り方だが、とある趣味が絡むと物凄く大胆になる。魔術の存在を認識している一般人。
◆アドリアン・グレフ
調子のいい自称貴族。25歳。アッシュブロンドの髪にグレーのスーツ。魔書コレクターで、ライセンスランクは二級。気障な口調や仕草だが、かなりの小物。来栖杠葉の魔導書を買い取ろうと狙っている。
◆来栖杠葉
有名な魔書作家で月葉の母親。10年前に事故で亡くなっている。
◆紀佐桐吾
紀佐財閥会長。依姫の祖父。63歳。恰幅のいいおじいさんで、常に人のよい笑顔を浮かべている。古書コレクター。魔術師ではないが、そちらの方面の知識はある。
◆椎橋陽
真夜とは幼稚園からの付き合いで唯一の親友らしい。爽やか系のイケメンでわかりやすくモテる。体操部。
=================================================
イラストコーナー
=================================================
◆~結倉芯太様~
『来栖月葉』