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【※ネタバレ注意】公募用あらすじ

 平凡な女子高生の来栖月葉は、自宅の倉庫で見つけた『なにをやっても開かない本』と睨めっこしていた。それは亡き母が書いた本であり、どうしても内容が気になった月葉が学校の友人である八重澤理音に相談すると、常にオカルト的な本を所持しているクラスメイト――是洞真夜を紹介される。無口無表情で人を寄せつけない雰囲気を持つ真夜となんとか会話することに成功した月葉は、放課後、彼に教えられたとある場所に赴く。

 そこは魔術書や魔導書を取り扱う古書店だった。真夜の姉である是洞日和が店長をしており、彼女が魔術師だと聞かされる。真夜は『魔導書使い』と呼ばれ、魔導書から魔法のように魔術を使うことができるという。二人の買取業務に同行してそれが本当だと知った月葉は、彼らに自分の本を調べてもらうことにした。

 月葉の母は著名な魔書作家であり、その本を狙っている者は多い。どこで知ったのかアドリアンと名乗る魔導書使いが月葉に本を売ってくれと頼んでくる。拒否するとアドリアンは無理やり奪おうとしたが、駆けつけた真夜によって返り討ちに遭った。

 そうして調査に終わりが見えた頃、何者かに本が盗まれてしまった。

 アドリアンかと疑ったが彼は無実であり、真犯人の方から本の封印を解く方法を聞き出すためコンタクトを取ってきた。

 真犯人は月葉の友人である八重澤理音だった。彼女も魔導書使いであり、家族を殺した者に復讐するため強力な術が書かれているだろう月葉の本を狙っていた。

 理音の復讐の相手はアドリアンだった。実力を隠していた彼は戦いの中に割って入り、魔導書を奪おうとする。月葉の本の内容を知る真夜は、彼女と彼女の本を守るためにアドリアンと激しく衝突し、激闘の末に打ち倒すことに成功した。

 月葉の本の封印を解くと、母の思念体が出現した。娘の誕生日を祝うために母がこの魔導書を作ったことを知り、涙する月葉だった。

 


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