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平凡  作者: ことは
1/1

その頃、1と2

その頃、1のお話 



普通の家庭の、料理が得な母親に、平社員の父親。


そんな普通の人たちの間に生まれた私―――月炬つきこ


唯一変わっているのは名前だけ。


今まで十四年間、平凡に平凡に過ごしてきた私。


それはもしかしたら妄想かもしれない。


本当は。


その頃、2のお話。



目が覚めたとき、少し色あせた天井が視界に飛び込んだ。


「―――……?」


しばらくぶりの心地よさ。


鼻につく薬品のニオイ。


「おはよう」


ショートッカットの女の子。

私の顔を覗き込み、微笑む。


「三日間ぐらいかな。…今回ははやかったね」


窓の外からは人の話し声や笑い声。

カーテンの向こうからは食欲をそそる香り。


「ごはん、いまもってくるね」


リズムを打つような機械音。

全部じゃまだった。







1と2一気投稿です☆

文字数足りなかったもので…



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