他愛無い会話
01:45
それにしても、それにしてもだ。
今日と言う一日は長い。
「なぁリリリルルドは自分の世界で何してるんだ?」
俺はなんとなく聞いた。
「私も知りたい」
ルルリサも興味津々だ。
「えっ別に何も」
え……ニートかよ。
「違うわっお前と一緒にすんな、可愛いし強いし存在するだけで絶大な影響があるんじゃ」
わ……っ心の声聞こえた こわ
「ニートって何なの?」
ルルリサが端正な顔を傾けて、はてなを飛ばす
この質問が一番つらい。もしかしたら僕は彼女に嫌われるかもしれない
「ギガドロみたいに働かんとボーッとしとるやつだ」
ルルリサが意地悪そうに言う。
「おいっ!!! 」
俺は焦る。
「すまんかった、間違えた。ボーとしてたまにアニメのフィギュアとかにブヒブヒいうやつだ」
「おおおおおおおいいいいいい!!!」
そうだけども、そうだけども、あんたには情が無いのか?
彼女の前で、恥ずかしいとこを抉られるのは、ものすごく恐ろしいんだ。
「そう……」
あー嫌われた……短いお付き合いだった。もっとルルリサといたかった。
「別に私は気にしないけど、理由があるんでしょ?」
「まぁ……」
理由か……
「それに私が見てきた、ギガドロはすごくかっこいいよ?未来もそうだと信じさせてくれるし」
「だから、私は……えっと……その……ずっとそばで見てたいかな……ふふ」
神!!!!!!!!!!!いや女神!!!!!!!!いますともこの世の果てまで
これが愛なのか。無茶苦茶幸せじゃないか!!!!!!!
見ろ!!!リリリルルドの野郎!!!
俺はリリリルルドを見る。やつは案の定悔しさに自分の袖を噛んでいる
「むしゃむしゃむしゃ、そんな奴のどこがいいんだか……っぺ」
唾まで吐きやがって、なんて奴だ
「大体こんな男、あたしなら一撃じゃ」
そういうと、リリリルルドは急に俺に近付いてきた。
ルルリサは少し睨み警戒する。
リリリルルドは腕で胸を寄せ上目遣いでカラフルで綺麗な瞳をぱちぱちさせてくる。
「なっ可愛いじゃろ?」
ん……確かに……まぁ超色白で人外の万華鏡みたいな瞳にエメラルドの様な足までの長い髪は、なんだか今風な女の子を究極的に可愛くした感じもするけど……
って俺はクソか!!!!!!!!
駄目だこんなまやかし女に騙されちゃ、ルルリサを見ろよ。もう爆発しそうにむくれてるじゃねーか!!!
さらにリリリルルドは追い打ちをかけ俺の耳の近くまで唇を持って行き囁く
「お前が望むならなんでもしてやるぞ?♡」
……ゾクゾク
駄目だ駄目だ駄目だ
「俺は可愛いとか、そんなんだけでえらばねーーーーーー!!!」
つい叫んでしまった。
リリリルルドは呆気にとられる。
ルルリサはしたり顔で肩を寄せてくる。
「とんだばかっぷるじゃ、やれやれ」
というやり取りを歩きながらも繰り広げる俺達は、この儀式史上相当変わり者のチームかもしれない。
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