始まり~キャラメイク~配信準備
はいよーいスタート。
目立つためなら何でもするVtuber生活Vtuber生活RTA! はじまるよー!
今回遊ぶゲームはこちら!
『バーチャルデビュー!』
このゲームは、自分好みのキャラクターを作ってVtuberにデビューしようというPCゲームです!
一番のポイントは、1000周しても未知のイベントが発生するほど作りこまれている点ですね。
発売してから10年たちが い ま だ に ! 未発見のイベントを発生してRTA界隈を震撼することがあります!
職業はVtuberで固定ですが、『Vtuberが生まれる前の時代』から『数年たって浸透してきた時代』まで選択可能で、世界初のVtuberを名乗ることもできます!
周回制というのは、ざっくり言うと一回のエンディングはまだまだ楽しめるゲームのことですね。
本作の『バーチャルデビュー』というのは、ゲームの進行やプレイの要領を掴んだ上でゲームを満喫することが前提のゲームです。
今回の場合は、一週目だけでは出し切れないほどのイベント量が存在しているので周回制を採用されています。
というのも、本作品の一番の特長は主人公に応じたイベントを生成してくれるイベントAIが搭載されているからです。
このイベントAIのおかげで、複雑な環境で育った主人公の過去も拾い上げて立派な物語に仕立て上げてくれます。素晴らしいですね。
発売前は、AIがイベントを作るのってどうなの? というユーザーが多数を占めていたのですが、
いざ発売してプレイすると、ユーザーは軒並み好評の意見を出しました。
さらにこのゲームの周回には前回のキャラクターが登場させることができます! アプローチをかけてグループを組んだり、相手からアプローチしてくれます!
上手くやれば自分のキャラクターだけでグループを組めちゃうことも……!
さて、ゲームの説明はこれくらいにして本題のRTAにいきましょうか。
今回のRTAでは『個人勢ルート』です。
これはVtuber企業に参加しないでチャンネル登録数100万人を目指すルールです。
もちろん箱バフなんて存在せず、知名度0からのスタートですね。
自分は安定チャートが大好きなので、リセットポイントは最序盤に一つだけにしています。
まあ未知のイベントが発生したらオリチャーを発動させて何とかします。
タイマーはキャラメイク後にスタートです。
では早速『始めから』を選択します。
まず最初にすることはキャラメイクです。
自分自身のキャラクターのステータスから過去まで一通り決めていきます。
埋めなかった項目はAIさんが勝手に埋めてくれるので安心です。
項目は100個以上あります。人一人を作るわけですから相当量もありますね。
ここはタイムに入りませんが、毎回書き込むのは大変なのでほとんどAIさんにお任せしてます。
まず性別は女性です。男だと難易度がハードですからね。V界隈での立ち回りがよほど上手くないと女性Vtuberとコラボして炎上する頻度が上がります。
次に年齢は高校一年生を選択します。
大学生でもよかったのですが、人生経験が少ないほうが子供っぽい性格になりやすいからですね。
この後の性格を決めるときに必要だからです。
そして経歴に『やる気が無くて学校に行っていない』と記述しましょう。この経歴に従って学校に行かない女子高生ちゃんになります。
なんでやる気がないのかはAIさんが捕捉してくれます。
これで学校に行く時間を削って育成時間を確保するためです。このRTAは学園ものじゃないですからね。学校は不要です。
RTAじゃなかったら基本的には学校に行くほうがメリットはあります。
このゲームにはネームドVtuberとランダムVtuberの二種類がいます。
ネームドは必ず存在するVtuberさんです。ランダムVtuberさんは運によっては存在しないVtuberですね。
そして学校には必ずネームドVtuberが1~3人存在します。ネームドVtuberは基本的にVtuber界隈の上位に固まっています。
ランダムVtuberの中には人気Vtuberになったりすることもあります。
ランダムと言っても同じ子が登場したりすることがあります。ですが知名度はランダムです。人気になるのは時の運が必要ということなんでしょうかね?
仲良くなっておけば後々、一緒にコラボしたりしてくれるでしょう。うっかり身バレイベントが高確率で発生するんですよね。
あとはシンプルに学力が上がるので雑談のネタを集めやすくなります。
次にステータスを決めます。
ゲームの才能や歌の才能、トークの才能と多岐にわたる能力値をキャラポイント(CP)を消費して才能を強化することができます。
このCPというのは周回することで上限を増やすことができるため、悲しいことに一週目ではモブに毛が生えた程度の能力しかありません(無慈悲)。
Vtuberとしてのアバターの見た目はこの時点では変更できません。
選んだ絵師ママさんの好みによって100万通り以上の選出となります。自分の方向性とマッチしている絵師ママさんを選びましょう。
ではステ振りは『声質』と『頑丈な喉』に振りましょう!
理由は単純! とにかく喉を酷使するのが配信者だからです!
安定チャートとしてはこれが最適です。どんな時でも役に立ちます。
一応、攻めチャートなら『幸運』に振ります。
とにかくラッキーイベントをこなして人気者になることも可能です。 ○○教とか出来上がりますから。
だけど運に身を任せるゆえにリセットが多くなってしまいがちです。WRを狙うならやってみましょう!
そして性格は『目立ちたがり』にします。
この性格は格上とのコラボでも物怖じしないでハキハキとしゃべることが一番のメリットです。
まあその分、とにかく喧しくなりますけどね。
このRTA中もいっぱい喋ってくれますね。ボイスの数はとんでもなく多いのでいつも楽しませてくれます。
目立ってなんぼだからね。
デメリットとして、とにかく炎上しやすくなります。声高に偏見で物事を話しだしますからね。炎上不可避です。
最終的に炎上を上手く使ってチャンネル登録数を100万にするので実質メリットです。
はい、これでイキリ&ビックマウスちゃんの爆誕です。
本名は『斎藤百合』。 活動名は『我王アピ』にします。
本当はV名をレズちゃんにしようと思ったのですが、このゲームは『名は体を表す』システムが搭載されています。
一度、名前をレズちゃんにして走ってみたところ、本人にレズ属性が付与された挙句、同じ百合目的なランダムVとの絡みが多くて、楽しかった週回だったけどRTAどころではありませんでした。(面白かったけどね)
まさか勝手にオフコラボを誘ってイベントシーンを増やしまくるとは……!
週6でオフコラボして好感度を極大に上げていくのはバグか何かだと思いましたよ。
まあそんなわけで百合はRTA的にNGです。
ちなみにこれから呼ぶときはアピちゃんで統一します。
ゲーム開始を選択したら計測開始です。 タイマースタート!
まずはオープニングからです。オープニングでは、主人公の視点でVtuberを目指すきっかけが流れます。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
春うららかな季節、私は高校生になりました。
これからいろんなことが起きるのだろう。そんな瞬間の私の心は、まったくもって晴れやかではなかった。
中学生の三年間を、賞賛されることへ費やした。
小学生のころ、クラス中のみんなから賞賛の目を向けてくれたことが忘れられないお
あの頃から自分は変わった。
誰かに賞賛されたくて。自分のために、私は他人を楽しませ続けた。
しかし足りない。大勢が一気に私を称賛するあの一瞬が……。
三年たつと心が肥大化してくる。高校生になっても満たされるかどうかわからないほどの欲求が……。
……ふと親友のやっているVtuber配信を見ていた。
みんな(リスナー)は親友をほめたたえる。それは私にとって求めていたもの。
じゃあ……私がVtuberになったら、みんなは褒めたたえてくれるのかな?
その脳裏に確信した! これが私の道だ!
「私! Vtuberになる!」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
はい、無事オープニングが終わったところで、ここからはプレイヤーのコマンドによってアピちゃんのスケジュールを決めます。
基本的に一日は朝、昼、夜の三回、指示することができます。
配信するもよし、準備したり練習するのもよしです。 ショップで買い物もですね。
時間によってコマンドの効果量が変わります。 朝は歌の練習効果が上がります。
学校や会社に行っている場合はコマンド回数が変わります。
学生の場合は朝と夜の二回です。
その代わり、学校でのイベントで能力が上がったり、ネームドキャラとの交流のちコラボ配信できるメリットがあります。
ちなみにバイトは毎回コマンドする方式ですね。
社会人の場合は夜しかありません。
その代わり社会人はお金を潤沢に使うことができるのでショップを有効活用する戦略となります。
ショップは基本的に高額で学生なら後半、社会人は序盤から活用する想定のようです。その分効果が凄いですね。
まずやるべきことは現状把握です。
主人公は必ずVtuberになりたいと決意している状態から始まります。
その理由をちゃんと確認しましょう。自分のことを知るのは大事ですからね。
プロローグとして確認はしましたが、念のため確認しておきましょう。確認事項は多ければ多いほど詳細を知ることができますからね。
『決意:幼馴染の影響を受けて、Vtuberとして目立ちたい。人気者になってちやほやされたいと心に誓った。』
どうやら幼馴染がいるようですね。
ではメニューから友達リストを確認します。幼馴染は誰なんですかね?
Vtuber人生の協力者になってくれそうな人ならいいのですが……。
『幼馴染:かなちゃん(カミ・ヒカリ)』
あああぁぁぁぁ!? ネームドキャラのカミ・ヒカリさんだぁ! でもこの子が幼馴染になるのは初チャートなんですけど!?(チャート崩壊の音)
でもいいチャンスですよこれ! ヒカリさんは個人勢としてVtuberを初めて現在チャンネル登録数が30万人の大人気Vtuberです!
仲良くなればノウハウを得られるほかにコラボしてくれるかもしれません!
早速電話をかけましょう!
ぷるるる、ガチャ
「もしもし百合? どうしたの?」
「香菜! 私Vtuberになるからコラボしよう!」
この子の名前、香菜っていうんですね。
このゲームを滅茶苦茶やってたけど初めて知りました。
「ごめんね。いくら百合の頼みでも新人Vtuberとコラボして優遇することはできないの」
香菜は申し訳ないと謝るように話しています。
幼馴染だからといって
ヒカリさんのVtuber業に悪影響が出てしまいますからね。
コラボしてしまうとあちらこちらの新人Vtuberさんから声をかけられる存在として認知されるようになります。
しかも断ったら面倒な事になること間違いなし。そこまでを見越して断られます。
いくら幼馴染といえども、ちゃんと実績が必要のようです。ですが実績を作るためにも有名人とのコラボが必要不可欠なのがVtuber界隈。
しかしこちらはRTAです。人生よりも時間が最優先です。
ほかに有名人と仲良くなる時間がかかってしまいます。一応候補はいますがどちらにしろ時間がかかってしまいます。
そこでこちらがする行動はたった一つ。
土下座して写真を送り付けます。
「え!?、ちょっ!? なにこの画像!」
「私は本気なんです! お願いします!」
「……フーン、そこまで本気なんだ」
さすが女の子の土下座。同性でも有効なんですよねぇ。
「本当に、真剣にVtuberをやるのか、一つ条件をクリアしたらコラボしてあげてもいいわよ」
幼馴染の本気の土下座にたじろいで一回だけコラボを引き受けてくれます。しかしそれもまた条件付きです。
ガチ勢として、本気の気持ちを伝えれば意図を汲み取ってくれることが多いです。
特に彼女は試すのが好きな人なので門前払いはあまりしません。その代わりに条件の難易度は高くなります。
「ほんと!? なんだってやるよ!」
「よろしい。 ……条件は『デビューしてから一週間でチャンネル登録数1万を超える』ことよ」
ちなみにデビューした判定というのは『チャンネル設立した』瞬間です。
幼馴染だからなのか、普段より条件が優しくなってますね。
普段は、特に関わりのない他人なので、1万じゃなくて3万人になります。
もちろんヒカリさんが幼馴染じゃなくて、他人用(3万人)チャートを組んでいるので1万なら確実ですね。
作戦があるので了承しましょう。
「わかった!」
「え!? ほ、本当に? 無茶言ったつもりなんだけど……」
動揺を隠しきれていません。幼馴染なのか感情が豊かですね。
無事に約束を得られたところで次はVtuberになるための準備ですね。
Vtuberになるためにはいろんな機材を購入する必要があります。つまり金稼ぎです。
そしてここがリセットポイントとなります。
このゲームの初期資金は年齢によって変化します。今回は高校生なので5万円ですね。
この5万円を元手に、金稼ぎは競馬で一点賭けを三連続で成功させます!
この競馬は毎回ランダムで、ミニゲーム程度の容量しかありません。
あくまで本編はVtuberですからね。品種とかないです。
ですのでゲーム内の、とある記事がヒントとなっているので確認にして勝率を上げましょう。
勝てそうなところに全プッシュします。負けたら再走です。
ちんまりかけるのはRTA的にNGです。競馬は運要素が高すぎるので今回だけです。
最序盤だからこそ再走しても痛手ではないからですね。
はい、勝てました。これで軍資金は186万円です。
アピちゃんは震えてますね。大金を手に入れたからでしょうか?こういう細かいポイントまでキャラクターが描かれる最高のゲームですね!
この軍資金で機材を買いましょう。パソコンやマイクとか必須アイテムです。
買うものは決めてるのでスムーズに選択しましょう。
新人Vでも伸びるASMR機材は今度にしましょう。値段が高いからです。安くても30万はしますからね。