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ふぉふぉふぉふぉ。

久しぶりじゃのぉ~。

何?今日はどうしたのかって?

ふむ。今回は最近世間を騒がせている自殺というモノについてモノ申したいと思ってのぉ~。

大きなお世話?そりゃそうかも知れんのじゃが、どうしても言っておきたいと思ったのじゃから、仕方がないじゃろう?

まぁ、聞いてくれ。


ワシは色々な世界を見てきた。と自負しておる。

そしてその数だけ【死】を見てきたとも言える。

そのワシが持論を述べる訳じゃ。まぁ聞いといて損は無いじゃろう?


【死】とは生物学的【死】を指している。

生物学的【死】とは勿論、肉体が滅びると言うものじゃ。

これを一般的に【死】と呼んでいる。

では、【死】はどういう事なのか?


それは生命を持っている者には絶対に追及する事が出来ないモノと考えられているし、ワシもそう思うておる。

高名な沢山の学者が死後どうなるのか?を考え色々な角度から検証し発表されておる。

しかしながら、あくまでも想定から離れる事が出来てないのじゃ。

それはそうだ。死を体験する事は即ち、今の世界から離れてしまう事なのだから、結果を伝える事は難しい。出来たとしても信憑性に欠ける為に、それが正しいと誰も判断できない。

正しいであろうと思う事は出来るというだけだじゃ。


では、何故人は自殺をするのであろうか?

人は誰しも死にたくて死にたくて仕方がない人はいるのだろうか?

確かにそう言う事を言う人もいるかもしれないのぉ。


では、本音はどうなのだろうか?


生命には「種の存続」「種の繁栄」という概念が存在しているとされているのじゃ。

DNA遺伝子の段階でそういう事が組み込まれているそうじゃ。


そうであるならば、自殺という行為はそれに相反する行為であり、真に問えば死にたいと思う訳では無いという事じゃ。まぁ精神的には違うのかもしれないが、精神を左右する脳にはそのDNAが組み込まれているのじゃから、少なくとも影響は受けるというのも頷ける話であろう?


でも、人は自殺する。

何故なのか?

そこは、ある意味憶測になってしまうが、今直面している問題に対しての解決策が見いだせない。


≪死ぬしか方法が無い≫


と思ってしまうからなのではないだろうか?

人は、面白いように洗脳される。面白いようにそう思わされる存在じゃ。


例えば、皆も思わなかったであろうか?

小学校という狭い世界しか知らない時代に、何かの問題に直面した時に、解決策が見いだせず、放置した経験はないだろうか?後にそれが近くにいる大人に気づかれて、怒られたり、解決策を与えてくれたりされた経験がないだろうか?

その時のお主はどう考えておったんじゃろうかのぉ?


絶望を感じた事もあるのではないだろうか?


事の大きさによっては無視する事が出来ずに【死】を考えたのではないじゃろうか?

もしくは、世界が終わる事を考えたのではないじゃろうか?


そう、少なくとも小さい時に少しづつ経験しているハズなのじゃ。

解決策が見いだせない事=世界の終わり

こう考えてしまうのじゃ。


世界の終わりが自身の【死】に直結する人は意外に多いいのではないだろうかのぉ?

一度、【死】が付きまとうと抵抗するのは難しい。よく『死神』を持ち出す者が多いのもそれが理由じゃな。


「自分で死ぬぐらいなら、自分と代わって欲しい!」


と思う人が居る事もいるはずじゃがな。

第三者からすれば、例えば太平洋戦争時代の旧日本軍の特攻隊の人と代わる事が出来るなら代わってやって欲しいし、生きたいと切に願う人と代わってやって欲しいと思うじゃろう。


自殺した者を思い、害する事を言う事をダブーと考える。

確かにそれも間違いじゃない。

だが、逆にそれで自殺した者を美化して良いのじゃろうか?

自殺が悪ではない。

自殺しか選ぶことが出来なかった事が悪なのではないじゃろうか?


今、ある男の転生に関わっておるワシがお主らに言えるのは、【死】を選ぶくらいなら、人間はいくらでも逃げる場所があると言う事じゃ。


要らぬプライドは捨ててしまえば良い。プライドでは飯は食えぬ。

他人の悪意ある言葉なんぞ、吐き捨ててしまえば良い。飲み込む必要はない。

悪意ある他人はお主の行動に賛同なんかせぬ。

全世界の人から嫌われる事なんぞ無い。全人類が一斉に敵になる事は無い。

必ず味方が出来るのじゃ。この世には邪神や悪魔もおるでのぉ~。

それに世界は天秤の上に成り立っておる。

天秤は必ずバランスを取ろうとするもんじゃ。バランスが悪ければ、良くなるように動くのじゃよ。


さて、ワシが今関わりをもっておる男は、中々に凄い男じゃ。

天寿を全うした男が世界を跨ぎ、活動しておる。

じゃがな、果たして前世の記憶は良い事ばかりなんじゃろうかのぉ~。

善があれば悪もある。光ある所に闇がある。

良い事ばかりではないじゃろうなぁ~。苦労しておるじゃろうのぉ~。


さて、お前さんはどうなるのかのぉ?

人は皆、誰かのモブであり、自身の主人公なのじゃ。

お前さんの物語もまた、面白い物語じゃろうなぁ?

ワシは見ておるよ。お前さんの物語を。


さて、ワシはあの男の物語に戻るとするわい。

また、お主に再会できるのを楽しみにしておるぞ。


ここで、一旦の区切りとさせて頂こうと思います。


拙い文章で、スタートしました。

一年続けてみての所感は、『難しい』です。


難しいからこそ、楽しくもなるんですが、苦痛に感じる時もどうしてもあります。

何とかこうして一年続けれました。そこだけは、誇れますね(笑)。


私は今後も書き続けるつもりです。

舞台は、この作品の世界を中心に書くつもりです。


ザバルティ様も出てくるでしょうし、ミーリア様も登場するでしょう。

煉君のこれからも書きたいですし、全く違う主人公目線も書きたい。


人は誰かのモブであり、その人の主人公。

だからこそ、人は皆、オンリーワン。


とまぁ、カッコつけて言うとそんな感じです。

似合わないですけどね。


では、今後も末永いお付き合いを宜しくお願いします。

楽しんで頂ける作品を書ける様に頑張ります! おー!!


新年からも、私が書く物語は続きます( *´艸`)


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