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203 久し振りじゃのぉ~。


ふぉふぉふぉふぉふぉ。

今日は、興に乗ったから、スキルの話をしてやろう・・・ぷぷぷ。きょうは、きょうに・・・ぷぷぷ。何?うざい?仕方なかろうが、儂も一人が長くてのぉ~。さみしいのじゃ。偶には儂みたいな老人の相手をしても罰は当たるまいが?まぁ、そう冷たくせずとも良いではないか?偶には。悪い悪い。


さて、気を取り直してこの世界のスキルについての話じゃ。

この世界には、多種多様なスキルが存在する。スキルは適正化してくれるモノと考えると合点がいくじゃろう。つまり、スキルは無くても何でも出来る事は出来るのじゃ。


例えば、『スマイル』じゃ。出来るじゃろ?誰にもできる事じゃろ?そうじゃ。

じゃが、スキルがあってレベルが上がると、作り笑顔も自然な笑顔と、見えるのじゃ。訓練の賜物とも言えるかもしれん。が、スキルとは補正が掛かりより印象の良い笑顔になるというモノじゃ。


例えば、『幸運の(ラッキースター)』何かは、運が良いというモノじゃが、これは行動が必要であると考えられる。つまり、何かを成そうとすると、それに対する適正化と補正が掛かる。レベルが上がれば上がるほどそれは如実に成果として結果につながるのじゃ。行動しないを選べば必然とそれが適正化され補正が掛かる訳じゃから、行動しないという事に対する結果が適正化と補正が掛かるのじゃ。


出来れば、儂も『幸運の(ラッキースター)』が欲しかった。そすれば、女子ともっとキャッキャキャッキャ出来たのに・・・すまぬ。欲望が駄々洩れじゃった。何?そんな欲塗れの者にそんなスキルは発現せぬとな?・・・そうかもしれぬ。儂もそう思う。そうであって欲しい・・・。


所で、今回の神崎煉君に発現したスキルを見てみよう。


**********


神崎煉


【スキル】

 ▽伝承表現 レベル3

 ▽侍魂(サムライスピリット) レベル1

 ▽刀術 レベル1

 ▽鍛冶 レベル3


【称号】

 ▽伝説の武器に愛されし者(伝説の継承者)

 ▽異世界転移者


**********


とある。

鍛冶スキルと伝承表現についてはおよその検討がつくのではあるまいか?

そうだ、日本刀(ジャパニーズソード)の作成方法を伝承するために一生懸命に伝えた結果じゃ。伝承表現スキルが発現した後はかなり上手に伝える事が出来た様じゃ。このスキルが発現しなかったら、たぶん一年はかかったのではないだろうか?


さて、気になるスキルは皆一緒じゃなかろうか?そうじゃ『侍魂(サムライスピリット)』であろう。

このスキルはそうそう発現するスキルではないであろう。ある意味ロストスキルではないだろうか?

このスキルの凄い所は・・・言ってもいいかの?


いや、やめておこう。たぶん想像通りとだけ伝えておこう。

何?もったいぶるな?はぁ?知らないんじゃないかって?な訳が無かろうが!儂の知らぬものなどないわ!!

そこまで言うのなら、言ってやるわい。

侍の魂じゃわい。わかろうが?!何分からん?難しい事を言うな?

『私利私欲に負けない男』『金銭欲に負けない男』が侍の魂じゃ。

それが何かと?そこまで知るかい!!そういうもんじゃ!


という、言葉の意味ではないわな。じゃが、その言葉・・・言霊というのがあるがの、それに近い感覚で理解しておいて良いと儂は思うぞ?何?結果知らないんじゃないかって?まぁ、そう言うな。そういう事も世の中にはある。


侍魂(サムライスピリット)は日本刀の扱い方が適正化・補正がかかります。また、刀術レベルと合わさる事で、より適正化・補正されます。』


おぉ、そうじゃった。カミコちゃんの言う通りじゃ。

何?忘れておったのかじゃと?歳には勝てんのじゃ。許せ。


『追記・日本刀以外の和製武器に対しても同じく適正化・補正がされます。』


そういう事じゃ。つまり、和製武器全般に対するスキルでもあるのじゃ。このスキルが有る無しでは、刀術スキルが同じでステータスも同じ場合ではおよそ、10倍の差がつくはずじゃ。


『スキルレベルによります』


そうじゃそうじゃ。スキルレベルが大切じゃ。スキルレベルによって倍率も変わるからの。

じゃが、チートとばかり言えんのじゃ。実はのこのスキルには負の面があるんじゃ。

男は男らしく!女は女らしく!という考え方がでてしまうんじゃ。これは男尊女卑につながる考え方と思うとる愚か者も多かろうが、違うとあえて言わせてもらおう。男は男らしくする事と女を下に見る事は同義ではない。女は女らしくするという事は女を男を上に見るという事では決してない!そういう考え方に至ったのは間違いなく愚か者が勝手に解釈したに過ぎん。適材適所という言葉が有るじゃろ?あれじゃ。いや違う気もしてくるのぉ~。まぁ、精神論はまたにするかの?それだけで軽く一日話せるからのぉ~。かっかっかっか。

最後に称号の話を少しだけしておこう。

この称号は事実がそのまま反映されるモノでもある。

神崎煉君の場合

 ▽伝説の武器に愛されし者(伝説の継承者)

 ▽異世界転移者

じゃから、そのままじゃが、伝説の武器に関するスキルレベルの経験値の上昇に補正がかかるというモノと異世界に来た為にスキルレベルや人レベルなどの経験値に補正がかかるというモノじゃ。成長チートと呼べるかもしれんのぉ~。


じゃが、これだけチート臭いモノが発現しているとすると、この神崎煉君の未来はそんなに楽なものじゃないかもしれんのぉ~。世の中はある意味公平である意味不公平者からのぉ~。


今日は、ここまでにするかの。興が削がれたからのぉ~。・・・ププププ。きょうがきょうとて・・・ププププ。すまぬ。許せ。


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