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忘れ者達の家  作者: 羽ノ夜くん
2/9

第2話新たな出会い

書きたくなっちゃってもう書いちゃいました!是非読んでください!

「え、ねぇ、まじでここどこ?」


俺は必死に『忘れ者達の家』を探した。

でも


「見つかんねぇぇぇっ」


人もいないし!父さん!場所の表示これほんとにあってる?!



ぐーぎゅるぎゅる



「あ、やばいお腹なってる」


そろそろお腹も減ってきてやばい。

でもお金ない。真面目にやばい。


「あー、あそこにベンチある……ちょっと休んでいこう」


俺はベンチに座った。

すると猛烈な眠気が襲ってきた。

あぁ、疲れてたんだな、俺。

ちょっと、寝ていこう……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「きみ、大丈夫?」


う、うーん

って、え??なんで目の前に大きな虎がいるの?


え?今虎が喋ったの?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「うわぁっ?」


俺は目を覚ました。目の前に虎がいるのは夢だったようだ。


その代わり今俺の目の前にいるのは俺と同じ歳くらいの男の子がいる。

しかし、その男の子は真っ白な髪の毛に所々黒い髪の毛が混じっているという髪をしていて、マスクをして左目に眼帯を付けている。そして金色の瞳。


変わった格好をしているなぁ、厨二病なのかな?

でも、久しぶりに見た人だ。


そして男の子は俺に話しかけた。


「きみ、大丈夫?家はどこ?」


もしかして、この子は知ってるかな、『忘れ者達の家』。

一か八か聞いてみるか。


「あの、『忘れ者達の家』って知ってますか?」


するとその男の子は驚いた顔をした。


「なんで知ってるんだい?それは僕が住んでいる所だよ!」


なんという事だ!やっと!


「っ!!やった!!やっと見つけた!!」


ぐーぎゅるぎゅるぐー


あ、まって俺のお腹もう限界……


「あ、もしかして、お腹減ってる?僕の住んでいる所探しているみたいだし、見たところ君から悪意は感じられないし、僕の住んでいる所来なよ!」


この人まじで神か。


「ありがとうございまぁぁす!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「僕の名前はシラト。『忘れ者達の家』に住んでいるんだ。君は?」


「あ、俺の名前はリュウです。あの、シラトさん、俺15歳なんですけどシラトさん何歳ですか?」


俺と同じ歳だったら良い友達に慣れそうだな。

ちょっと変わった格好してるけど。


「うーん、そうだね、じゃあ僕も君と同じくらいって事にしといて」


は?どゆこと?


「え?どういう事ですか?」


するとシラトさんは焦ったように


「あっ、うそうそ君と同じ15歳だよ!」


と言った。なんか…怪しくね?


すると


「あ、着いたよ!ここが『忘れ者達の家』だよ!ささ、入って入って」


こんなとこ、さっきあったっけ……?


そこにはよくある洋風な建物があった。

まぁ、でもここが俺の探していた場所だし、入るか。


「ただいま、シュリ、ゲンタロウ、スズさん。今日はちょっとお客さんがいるんだ。」


そこには背が高く、赤い髪をポニーテールにしたボーイッシュな女性と、またまた背の高い体つきのがっしりした、黒髪の優しそうな雰囲気の男性と、俺よりちょっと歳上そうな、茶色く長い髪の女の子がいた。


なんかちょっと変わった人なのかな?


するとシュリと呼ばれた背が高いボーイッシュな方の女性は口を開いた。


「ここを知ってるなんて、坊主、貴様何者だ?」


するとシラトさんが


「うん、僕も最初驚いたよ。『忘れ者達の家』なんて知ってるのは僕達しかいない。」


「うーん、シュリ、大丈夫だよこの子悪いやつじゃない。」


ゲンタロウと呼ばれた男性がそう言うと、スズさんと呼ばれた茶色く長い髪の少女も口を開いた


「うんうん、ゲンタロウの言うとうりだよ、あと、この子君たちと同じ何かを感じる。なんでだろうね?」


するとシラトさんとシュリさんとゲンタロウさんは、ハッとした。


「ま、まさかこの坊主……」


「もしかしたら、そうかもしれない!」


ゲンタロウさんは俺にある質問をしてきた。


「きみ、ここの事を誰から聞いたんだい?」


「え、えっと父さんから聞きました…」


「坊主名前は?!」


シュリさんが聞いてきた。


「リュウです、蒼沢リュウ」


俺が名前を言うと、シラトさんとシュリさんとゲンタロウさんの3人は輝いた顔で俺を見てきた。


「ねぇ、もしかしてこの子!」


「あぁ間違いない!その名前!ここの場所を知ってる5人の中の1人の!」


「やっと、やっと会えた!」


すると3人は声を合わせながらこう言った。


「タツキの息子だ!!」



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