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灰色のアクタ  作者: サモア・リナン
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理解の外?

どうも最近妄想が激しくなってきている。ここで一旦文章として吐き出してスッキリさせたい。そんな思いで執筆させていただきました。要は気分です。先に謝らせて頂きたいです。そんなことで「小説家になろう」様の投稿サイトを利用して申し訳ありません。が、書きたくなったのはどうしようもないので「仕方のない奴だなぁ」と温かい目で軽く流して読んでいただければ幸いです。そして皆様の貴重な御時間をこの小説のような駄文の閲覧に使用して頂き誠にありがとうございます。

では、灰色のアクタ始めます。

第一声を発したのは短髪茶髪サングラスの男だった。


「は?どこだここ、どうなってんの?」


その声は困惑し震えていた。

その気持ちはよくわかった。

俺も同じ状況なのだから。


「意味分らないんだけど、ねぇ、ここどこなの?……ちょっと!誰か答えなさいよ!」


黒髪ポニーテールでメガネがよく似合う、おとなしそうな女性だが、なかなかヒステリックに叫び語尾がキツイ。答えれる人なんてこの中にいるんだろうか。


「なぁ、あんた落ち着きなよ。それより冷静に状況を整理した方が良いんじゃね?混乱したまんまだと良い考えは浮かばねぇしよ」


今度は金髪で両耳にピアスをして、いかにも不良ですって感じの女性がまともなことを言うのだから人は見た目じゃないんだなぁって実感した。こんな経緯があって落ち着くことができたので、まずは自己紹介をすることになった。


第一声を発した短髪金髪は「はま 圭吾けいご

ポニーテールメガネは「ひら 佳奈美かなこ

不良っぽい女性は「笹宮ささみや 聖子せいこ

そして俺は「先崎さきざき あくた


正直に言おう。不良っぽい女性は言動・見た目と名前が全く合ってないのがツボった。

まぁ、それは置いとくとして、状況は皆同じだった。「歩いていたらいきなり頭と胸が痛くなって倒れた。」とのこと。実際の初顔合わせは灰色の空と赤い草原が印象的な場所だったけど皆その時はあまりの出来事に放心状態だった。空間が割れて、この廃墟に来るまでは何の反応もできなった。お互い少し話したことで落ち着きを取り戻せたのはよかった。俺は冷や汗が止まらないけどね。


にしても…廃墟ってそれだけで不気味だ。日が昇ってるのに薄暗く感じるし肌寒い。頬を何度もつねってはみるが痛いのは変わらないから夢じゃないみたいだし。しかも「武器は与えた、敵を倒せ」というアバウトで雑で短い説明の後にここに連れてこられた?のだから意味を理解できるほうがどうかしてる。


ここで圭吾さんが


「これって異世界転生ってやつじゃね?」と、はしゃぎ出した。


すると笹宮さんが「いや、この状況は転生じゃねぇだろ。しっくりするのは異世界召喚とか転移じゃなねーか?」って意見が出たり、平さんが「あのねぇ、召喚なら魔法陣とかないの変だし、異世界の割には街並みが現代風過ぎるのよ。これは並行世界って言ったほうが正しいんじゃないかしら」とか「並行世界なら異世界と同じじゃねぇのかよ」と異世界の定義の解釈について語ろうとするもんだから話が進まなかった。そして俺もノリに乗って「武器を与えたって言ってたな」とか呟いて、中二病だった頃に妄想してた「最強の自分」が持つ、真っすぐな波紋が2重ある日本刀を想像するとその手に収まっていた。3人とも「「「おぉ!」」」と良い笑顔になりよって、それぞれの武器を出した。

圭吾さんは弓を(覇雷弓ハラクと言うらしい)、笹宮さんはロングソードを(澄ノすみのきわみて言うらしい)、平さんは杖(フォースロッドと言うらしい)を出していた。話を聞くと、どうやら皆さん元どころか現役中二病らしい。なので、この状況を何となく自己解釈されたようだ。「現代風の廃墟(並行世界もしくは異世界)で武器を使って出てきた敵を倒す」っていう風にまとまったようだ。その意見には賛成したけどね。ちなみに俺の武器の名前は雷炎いかずちほむらです。ここでの衣食住をどうするのか問題が多々あると思うんだけど、まずは言わせてくれ。




お前ら、どうかしてるぜ!!

重ね重ねお礼を申し上げます。私の妄想をただただ文にした駄文を読んでくださり誠にありがとうございます。

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