灰色のアクタ
主人公:先崎 芥(さきざき あくた) 22歳 フリーターで就活2年目 元中二病で若干のオタク、うだつが上がず優柔不断で決断力に欠ける彼は就活中である。今日も何とか1次審査が通った会社に面接に向かう途中にいきなり激しい頭と胸の痛みを感じて倒れこんだ。意識が途切れていたようで目を覚まし立ち上がる。そこには灰色の空と赤色の草原が広がっていた。次々と起き上がって合計4人の男女が揃う。自分も含めて困惑する。こんな景色は見たことがない。突然続きだが更に声が聞こえた。「武器は与えた。敵を倒せ」と。瞬間、空間が割れる。今度はビルが崩れ、信号機が倒れ、道路がひび割れて廃墟と化した現代風な街並みなところにいた。お互い簡単に自己紹介をして廃墟を見て周る。そして会う。見ただけで理解した。敵が、そこにいた。