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二百四十話 お題:命懸け 縛り:廃鉱

 心霊系のライターをやっている友人から聞いた話である。彼は仕事柄あちこちの心霊スポットに行っており、私が興味本位で、やっぱり怖い体験をすることはあるのか、と聞いたところ、

「あるけど、多分お前が想像してるのとは違うぜ」

 と彼は言った。どういうことだ、と私が聞くと、

「心霊スポット行っても別に幽霊には会わねぇから。そりゃ見えるやつだったら普通に見るんだろうけどさ。俺はそこらへんサッパリだしな」

 じゃあ何が怖かったんだ、と聞くと、彼は、

「あぁ、霊が出るって有名な廃鉱に取材に行ったら、その廃鉱の中に死体捨ててるところに遭遇しちまったんだよ。しかも捨ててたやつにバッチリ顔見られたからな、俺」

 と言った。なお彼はそれ以降何度も命を狙われたため、決まった住居を持たず各地を転々としているという。

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