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「ありがとう」「ごめんなさい」

「ありがとう」「ごめんなさい」人生で何百回、何千回と言ってきた。


あなたに言ったのは、それのうちの何回だろう?


あなたに言った「ありがとう」で、何回も絆を深めあえた。


あなたに言った「ごめんなさい」で、何回も絆を取り戻せた。



大人になろうと、何度も背伸びした。


でもそのたびに子供だって思い知らされた。


早く大人になりたくて、何度も何度も、背伸びをした。


でも、背伸びをするたびに、大人ってなんだっけ?って、わからなくなっていた。



今日私は大人になる。


あの日憧れて背伸びしていた大人に。


でもそう思うと、なぜか子供のころが懐かしく感じる。


何度も何度も、背伸びを繰り返した子供のころを。



大人になっても、何度も何度も「ありがとう」「ごめんなさい」って言うだろう。


でもあのころの子供の私とは違う。


あのころの私の絆、また「ありがとう」で深めるかな?


あのころの私の絆、また「ごめんなさい」で取り戻せるかな?



大人になったって、背伸びしてたころのことは忘れない。


背伸びしたって「ありがとう」って言えば


背伸びしたって「ごめんなさい」って言えば


もう一回、絆が深まるのだから。



今日私は大人になる。


あの日憧れて背伸びしていた大人に。


でもそう思うと、なぜか子供のころが懐かしく感じる。


何度も何度も、背伸びを繰り返した子供のころを。



今日私は大人になる。


あの日憧れて背伸びしていた大人に。


背伸びして憧れてた私が今はひどく懐かしくて。


また友達に「ありがとう」って言いたい。

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