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プロローグ

愛した彼女が実は多重人格者だった・・・。色々な人格が彼女の中には存在すると設定しました。


まだ、書きはじめの段階では、一つ一つの人格のキャラ設定をどうしよう?と手探り状態でしたが、主人公が多重人格者の彼女に振り回されながらも、本当の愛する彼女を見つけだそうとします。


ラブコメあり、シリアスあり、時々ちょいエロな、気ままなオルチャン★沢山の方にみて頂けたら嬉しいです(^o^)v



また憂鬱な朝がやってきた。目を開けたくなかった。しかし、東都大学病院で働く医師である俺、西原雄大(にしはらゆうだい)は、日勤で朝9時から外来診察が待っている。


隣でまだ寝息をたてている韓国人の彼女ユリの、可愛らしい寝顔をのぞきこむ。隣で眠っているのは、俺のオルチャン(韓国語で、最高の美人という意味らしい。)、ユリなのか?それとも??・・・。まるで、毎日朝からロシアンルーレットだ。最近、緊張の連続で、患者より、自分の血圧の方が心配だ。


というのも、ユリと付き合い始めてから、彼女の動向が時々おかしいと思うようになり、ユリの兄で同僚の伊原圭(いはらけい)に相談した。「やっぱり気がついたよな?すまん、隠してた訳じゃないんだけど・・・。」バツが悪そうに、言ってもお前に信じてもらえるかわからなくて、と前置きして、「実は、妹のユリは多重人格者なんだ。」


は??多重人格者??聞いた当初は理解出来なかったが、言われてみれば、そうかもしれないと思った。その後の観察?で、5つの人格がユリの中に存在するとわかった。その人格を支配している、主人格?が俺の愛するユリで、他には魔性の女スヨン、何故か実の兄である圭を愛するミンジュン、5歳の少女ウネ、20歳の青年ジウ・・・。考えるだけで頭が痛い。ただでさえ、韓国人の名前が覚えられないのに。


基本的に、夜眠っている間に人格が入れ替わるらしい。だから朝ユリが目覚めるまで、ユリが誰だかわからない。一番厄介なのが、男のジウだ。同じベッドで目覚めたのがジウなら、朝からこの男色の変態野郎!!と、ぶん殴られて目の前をチカチカと星が飛ぶ。そんな思いまでしても、離れられないのは、ユリが俺にとって本当にオルチャンだからだ。


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