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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

あたりまえだからこそ

作者: 澄雨

「あみちゃん、あみちゃん」

「なぁに?」



隣にはいつも可愛い彼女がいる



あたりまえのように

そばにいてくれる彼女


決してあたりまえではない

いつか消えてしまう日常



「明日は何しよっか」

「何しよーかー」



いつも私の歩調にあわせてくれる



いつも笑っていてくれる



私は忘れそうになる

彼女がいつもそばにいてくれるありがたさを



もっと大切にできたら


優しくできたら



と、いつも思う



「あみちゃんは幸せ?」



突然の質問に驚くあみちゃんだったけど、自信満々に力のこもった言葉で言った。



「幸せに決まってるよ」





あたりまえの

日常だからこそ



大切にしなきゃならないものがある



いつか

なくなってしまうものなら



今、この一瞬だけでも

大切にしよう



一瞬だけでいいんだ



その一瞬の光を

輝かせつづけたい




青く澄んでいる空に向かって叫ぶ


「彼女は私の大切な人だー!」って



彼女は少しびっくりした様子だけど、すぐにいつも通りになって微笑んだ。


あぁ 私は彼女が笑っている顔が好きになんだ




あ、もう1つだけ


少しでも長く

この幸せがつづきますように



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