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この世界の設定が雑すぎる  作者: 榊みつば
ごちゃまぜ編
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71/77

第71話 エヴリワン・シング・アロング

(何とか無事に……矢が刺さったり

投げ飛ばされたり埋められたりして

無事ではないが

それでも、最終ステージまで来ることが出来た僕たち

そこでもまた、絶望的な状況になっていた)


「ケーケケケケケケケ!お前らの負けだ

これは、俺様の手下たちだ!

どうだ?強いだろ大量だろ?

ケーケケケケケケケ!」

「くっ、ここまでのようだな」

「もう、僕体力ない」

「主人公なのにやっぱ弱いなの」

「この世界だからね主人公補正とかないし」

「いや、チェスの時あっただろ」

「あんな主人公補正嫌だよ」

「同感」

「ケーケケケケケケケ!

どうした?どうした?

もう降参か?弱いなぁ

ケーケケケケケケケ!」

「その笑い方やめくれるかしら?」

「ケーケケ……え、やめ?」

「うん、なんかベタな気がするわ」

「ベ、ベタなのか?

おい、ユウシヤ教えてくれ」

「僕に聞かないでよ

てか、なんでみんな僕の名前知ってるの?

初対面でしょ」

「それは、主人公補正だねぇ」

「え?これも主人公補正?」

「そうだねぇ」

「あのさ、1個言ってもいい?」

「僕っちは、止めないよぉ」

「じゃあ、ふぅ……

なんで、いらん補正ばっか

なんだよーーー!」

「スッキリしたぁ?」

「うん」

「じゃあ、そろそろ進めないと

怒られちゃうよぉ」


「さっきから戦ってないの

あなたたちだけよ!」

「あれ?みんな戦ってたよぉ」

「さっきから俺らボロボロだぞ!」

「早くしてください!」

「限界なの!」

「ちょっと待ってね」


「もう時間が無いなの」

「どど、どうしようぅ」

「もう、私がやるわよ

ミミカ、ユウシヤ手伝ってちょうだい」

「わかったなの!」

「え?僕?」

「そうよ」

「わかった」


「私の必殺技を使う時が来たわね

Everyone Sing Along!」

「きゅ、急に音楽が」

「歌詞も出てきたなの」

「私の必殺技、歌の共有!

さぁ、2人とも一緒に歌って!」

「え!?僕が歌うの?

可愛曲調を!?」

「いいか、早くしてちょうだい!」

「あぁ、はい」


アイル・ユウシヤ・ミミカ

「暗い道その先に

光があるならきっと掴める一緒なら

一人きりで歩いてきた日々

何も上手くかいない時

挫けそうになったら私を呼んでね

飛んでいくよどこにいても

いつでも

だから、大丈夫

ひとりじゃない私がいるよ

みんなで力を合わせれば

最強になれる

諦めない絶対

ゴールまで!何があっても

手を繋いで撃ち抜こう!

バッキューン!」


「すごいなの」

「ケけ……全員倒しただと」

「これで、私たちの勝ちね!」

「ケ、次は負けないからな!」

「次があればいいわね」

「な、ないのか……?」

「あ、消えたなの」

「なんか、可哀想な敵多くないかい?」

「ユウシヤ、気にしたらダメネ」

「何を?」

「気にしたら負けネ」

「だから、何に?」

「ダメネ」

「……うん、わかった」

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