第6話 メンバーの名前と能力
(何とか、説得して
パーティを結成できた
あの後も、クレームがいっぱいきたけど)
1番得意なのはイルカだよぉ」
「おお！強いね」
「そうかなぁ、水で作ってるだけだから
すぐに壊れちゃうけどねぇ」
(やっぱり弱ぇぇぇ！)
「次は、私が自己紹介します
私の名前は、マジックです
能力は、魔法です」
(適当か！名前！
魔法だからマジックって名前なの？
それが、本当だったら……まぁ、この世界だから)
「魔法って調合とかするの？」
「しますよ、毒ガス爆弾を作れます」
「え、何それ強よ」
「そうですかね？あまり自信ないです」
「でも、自信がつけば強くなるよ！
何事も、自信だって
僕のおじいちゃんが言ってた」
「あなたのおじいさんいいこと言いますね」
「最後は、俺か名前はタイガーだ！
能力は、早く走れることだ
まぁ、早すぎて曲がれないけどな
誰かが抑えてくれてれば体当たりができるぞ」
(……名前強そうなのに
能力弱！？なんだよその能力
自由にできないなら意味無くね
誰かに抑えてもらえばって
今までひとりでどうやってたの？)
「そこで、俺がよく聞かれたことを
教えてやろう！俺が今までどうやってひとりで
過ごしてきたか」
(うん、知りたいものすごく知りたい)
「それは、俺がこの村から出なかったからだ！」
(はぁぁぁ！？待って待って
ここからでてないの？)
「どのくらい出てないの？」
「1回も出てないぜ！」
(嘘でしょ！？)
「私もです」
「僕っちは結構前に村に帰ってきてから
出てないよぉ」
(わぁお、これは大変だー
あ、ミミカ！ミミカがいるじゃないか)
「私も出てないなの」
「お！じゃあ仲間じゃねぇか！」
「よろしくねぇ」
「よろしくお願いします」
「わぁぁ！ユウシヤ！この人たち
いい人なの！」
「あ、うん、そうだね……」
(ほんとにこの人たちで大丈夫かな？
ものすごく不安になってきた
いや、最初から不安しか無かったから
慣れてきた)
無事、パーティも結成できたユウシヤ
これから、魔王に立ち向かうため
冒険に出るのであった
「でた、ナレーション」
どうも
