第51話 反対になると有利な能力
「それで、次はどうするんですか?
タイガーさん」
「なんか、似てる展開だな」
「2回目だからね
ついさっき似てる展開があった」
「アイルもそう思うか俺もだ」
「ねぇ、モンスターが怒ってるなの」
「マジで?」
「タイガー避けた方がいいなの」
「何も無いぞ」
「突進してくるなの後ろ見るなの」
「え?後ろ……」
ドドトドドドドドド!
「嘘だろー!待て待て待て!待ってー!」
「あ、飛んで行ったなの」
「な、なんかベタな展開ね」
「アイルもう1回やってみてなの」
「無理よ」
「どうしてなの?」
「私が覚えてる歌は、回復と連れてくる歌
気力を無くす歌ぐらいよ」
「いいものばっかりなの!」
「反対になるから無理よ
ひとつは、効かなかったし」
「そういえば、そうだったなの」
「役に立たないな」
「あなたもでしょ私の初期なんだから」
「そうだったわ」
「僕っちも無理だよぉ」
「私の魔法もダメです」
「もう、ここまでなのか」
「タイガー!諦めちゃダメなの!」
「だとしても方法がないだろ
俺たちの能力は使い物にならねぇ」
「武器を使うなの!」
「初期の装備で勝てるわけねぇだろ!」
「それは、そうだけどなの」
「私たち終わりですね」
「マジックそんな事言わないでなの」
「でも、これ以上は」
「あたしも同感よ」
「アイルまでなの?」
「これだけやっても無駄だったわ」
「ユルカは、諦めないよねなの」
「……僕っちも」
「みんな、落ち込んでるなの
せっかく楽しいパーティになったのに
初期たちにもあったのに
こんなの酷いなの」
「ちょっと、僕のこと忘れてない?」
「ユウシヤでも無理なの」
「どうしてだい?」
「反対になって使えないなの」
「利用できるじゃん」
「散々やってダメだったなの!」
「ミミカ、君の取り柄はポジティブでしょ」
「そんな気持ちになれないなの」
「僕はなってるよ」
「どういうことなの」
「僕の能力忘れた?
僕は、蘇生だよ」
「……そっか、ユウシヤは蘇生なの!
みんな!勝てるなの!」
「は?どういうことだよ」
「ユウシヤの能力を使うなの!」
「だから、無理だ」
「こういう時は、ポジティブなの!」
「そう、蘇生の反対は生きるの反対は!
レボブル・リヴァイバル!」
ギョョョョョョョョョョ!
「き、消えた
できた!できた!」
「やったなの!ユウシヤが倒したなの!」
「主人公は、最後で活躍かよ」
「タイガー悔しそうだね」
「うるせぇな、アイルこそ悔しくねぇのかよ」
「さぁ、どっちでしょう」
「で、俺っちたちのリーダーは?」
「さっき、この先の村で
宿取るって言ってました」
「マジで?こっちのリーダーはいないって
チョーウケるんですけどー」
「だったら、行こうぜ!」
「そうだね、早く休もう」
「うち、クタクタなの」
「私もです」
「行こぉ」
「あたしも疲れたわ」
「タイガー、ありがとう」
「なんだよ、急に」
「みんなを引っ張ってくれて」
「別に大したことしてねぇよ」
「……リーダーだったんでしょ」
「何が?」
「前のパーティで」
「なんで、それを」
「君のデータが書いてあったのを見た」
「お前、よく見てんな」
「気になって」
「ほら、早く行くぞ」
「え?」
「置いてかれる」
「あ、ちょっと早いよ!」
今回は、私の活躍はあまり無かったですね
まぁ、でもこれでまた進みそうですね
みんなも、少しずつ成長している
それにしても、ユウシヤくんが
少し羨ましい!
私も主人公やりたい!
ま、無理なんですけどね
それでは、皆さん次回お会いしましょう




