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第50話 スペシャルコンビ

「タイガーどうやるのよ」

「ユルカ、2人で水出してみろ」

「はぁい」

「現在のユルカ行っちゃう〜?」

「いいよぉ、せーのぉ」

「水よ!水よ!出ろ!」


ドバーン!ドバーン!

「わぁ、見てみてぇ」

「あっちこっちからマグマ出たぞ〜!」

「なんでだよ!」

「タイガー」

「なんだよアイル」

「やっぱり無理なんじゃ?」

「あーしはそう思わないけどな」

「じゃあ、やってみるわよ」

「お、いい顔してんねぇ」

「黙ってやりなさい!」

「で、どの歌を歌うわけ?」

「これはどうかしら?ゴニョゴニョ……」

「お!あんたにしてはいい考えじゃねぇか

あーし気に入った」

「一緒に歌うわよ!」

「君と僕あの日の約束は

今も胸の奥で光ってるいつかまた

笑い合える日まで、お別れだけど

忘れないでね」


「反対になるなら

モンスターを連れてくる歌を

歌うってことですね」

「そういうことよ」

「ねぇねぇ、うち言ってもいいなの?」

「あーしたちにか?」

「そうなの」

「何かしら?」

「今、モンスター一匹しかいないし

なんか、効いてなさそうなの」

「あーしにもそう見える」

「あら?私間違えたかしら?」

「間違えたみたいだな」

「後ろに行ってようかしら」

「あーしもそうする」


「やっぱり俺らで行こうぜ!」

「現在のタイガー自信ありますね

僕ないです」

「大丈夫だ!二人で行くぞ突進だー!」

「わぁーーーー!」

「ぎゃゃゃゃゃ!こっち来んなー!」

「わぁぁぁぁぁ!アイルどいてくださーい!」


ドンガラガッシャーン!

「……」

「なんで、あーしらの方にくんだよ」

「反対だからしょうがねぇだろ」


「あ!いいこと思いつきました!」

「なになにー?」

「ここの重力を反対にすればいいのでは?」

「反対?」

「はい」

「でも、重力を反対にする魔法を使っても

意味なくなーい?」

「それを利用するんです」

「どういうことー?」

「初期の私は馬鹿なんですね……」

「なにか言ったー?」

「いえ、なにも

とにかく、重力を戻す魔法を

使えばいいんです」

「……そういうことかー!面白いじゃーん」

「できますか?」

「もっちろーん」

「いきますよ、せーの!

グラヴィティコントロール!」


「わっ!何だ急に!いってぇ!」

「きゃ!」

「あーし飛んでるぞ!」

「わぁぁ、重力がぁ」


ギョョョョョョ!


「やりました!」

「まさか、ほんとに成功するなんて

思わなかったよー」

「これ、マジックがやったのか」

「あ、タイガーさんごめんなさい

何も言わずに」

「いや、ずけぇな」

「ありがとうございます!」

「あたしらスペシャルコンビだねー」

「そうですかね」

「あはは、ノリ悪いねー」

「よし!このまま行くぞ!

このタイガーに続け!」

「……」

「……」

「あれ?みんな?

……まぁ、いいや」

おまけ

「あれ?重力反対になった」

そうみたいですね

「あ、取れた!」

良かったですね

「てか、この回終わり?

え?僕の出番これだけ?」

そうみたいですね

「僕、一応主人公だよ?」

これが、この世界です

「……次回は活躍したいな」

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