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第44話 とうとうダンジョンから脱出!

「みんな揃ったし

ダンジョンから出よう!」

「出口はこっちって書いてます!」

「じゃあ、行こう」

「なんか、早く出れそうでよかったな」

「そうだねぇ」

「あれ?ミミカどうしたの?」

「ねぇ、アイルなんか変な感じがするなの」

「まぁ、ここはダンジョンだし

そんな感じがしても

おかしくないんじゃない?」

「そうじゃない気がするなの」

「ほら、早く行こう」

「あ!待ってなの」


「これが、出口か!」

「早く出ましょう」

「よし、開けるぞ

ふっ!あれ?うー!あ、あれ?」

「タイガー」

「なんだよ、ユルカ」

「これ、絵だよぉ」

「はぁぁ?」

「あ、ほんとだこれ、ただの絵だ」

「はっ!もしかしてあの看板にあるなの!」

「ちょっと、ミミカ?」


「やっぱりなの」

「どうしたのよ、急に走って」

「この看板の後ろに

ハリボテの出口はこっちって書いてあるなの」

「あら、ほんとね」

「あらじゃねぇよ!

俺の頑張り返せよ!」

「まぁまぁ、いいじゃない

かっこよかったわよ」

「そ、そうか?」

「タイガーの機嫌取りは楽ね」


「では、本物の出口はどこでしょう?」


(来た道は塞がれている……何故だろうか

まぁいいか、そうなるとあとは

あの1番行きたくないうにょうにょした道だけ

マジで?あそこに行くの?)


「ねぇ、ユウシヤ?」

「どうしたんだい?アイル」

「まさかだとは思うけど

あそこの道行こうとしてる?」

「まぁ、あそこしかないからね」

「いや、私絶対嫌だからね!」

「僕だって嫌だよ!」

「じゃあ、なんで行くのよ!」

「しょうがないじゃん!他にないんだもん!」

「来た道戻ればいいじゃない」

「見てみてよ!」

「何を?」

「来た道!」

「え?なんで、塞がれているのよ!」

「知らないよ!」

「知らないじゃないわよ!」

「僕に聞かないでよ!ゆらさないでよ!」


「と、とにかく行こうぜ

嫌なのは、みんな一緒だろ」

「そうね、仕方ないわ」

「みんな一緒なら大丈夫です!きっと」

「手ぇ繋ぐぅ?」

「いや、それは危なそうだね」

「わかったぁ」

「行こうぜ」


「なんか、気持ち悪いなの」

「何この道……並行感覚なくなりそう」

「トリックアートとかに

よくあるものみたいだね」

「俺、こういうの苦手……」

「僕っちは、なんとか頑張ってるよぉ」

「あ!見て!出口よ」

「早く行きましょう」

「あと、もう少しだ」

「頑張ろぉ」


「出たー!」

「あれ?ここどこ?」

「なんか、変な場所に出たなの」

「不思議な空間ですね」

「ふわふわしてるよぉ」

「僕たち、バグの世界に来ちゃったんだ!」

「ここで、音楽流れたら映画だねぇ」

「今、そういうことじゃねぇだろ」


そう、ここは、バグの世界

ゲームの裏側

消されたものたちが行き着く場所


「これは、やばいぞ」

「どういうことよ」

「早く出ねぇと俺らも消える」

「それは、大変なのー!」


このバグの世界に出口は……あるのでしょうか

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