第37話 もっと、奥の方へ
「みんな、どこまで行くつもり?」
「どこまでって、出口までだろ」
「こっちに、出口があるって知ってるの?」
「いや、知らね」
(いつも通りですね
勘で進む、そして迷うそんな展開だと思う)
「私の考えだともっと、奥に行けば
出口があると思うわ!」
「よし、行ってみるか」
「行くなのー!」
「みなさん、待ってくださーい」
「もしかして、村人とかに会えるかなぁ?」
「え?この迷路に村人なんているの?」
「分からないよぉ」
(そもそも、村がないと思うけど
何か、嫌な予感がするが行ってみるか)
「ここは、どこなの?」
「え?なになに?」
「どうしたのですか?」
「何か見つけたか?」
「僕っちはここにいるよぉ!」
「ちょっと、みんな来ないでなの!
落ちるなの!」
「え?何が落ちるんだよ」
「落ち……たなのー!
いやぁぁぁぁぁぁぁ!」
バリンバリン!
「あああ!ミミカが!落ちたー!」
「ついでに、ミミカの声で
壁にヒビが入ったよぉ」
「ミミカ!大丈夫?」
「な、何とか掴まったなの」
「こ、この下は、針地獄ですね」
「ひぃぃ……死んじゃうなの」
「大丈夫です!私が助けます
この重力薬を飲んでください」
「ありがとうなの」
「でも、どうやって渡すんだよ」
「あ!私にいい考えがあるよ」
「お、なんだ?なんだ?
それは、いい考えだな!」
(いやいやいやいや
川に落ちたものを拾う時みたいになってるよ
なんで、手を繋いで端の人が
棒持って渡してんの?
それで、渡せるの?)
「よし!受け取ったなの」
(そして、ちゃんと渡せちゃうんだよね
このパーティーはどうなってるんだ)
「飲んでみるなの」
「どうですか?」
「な、なんか、体が重くなって
落ちるなのー!」
「きゃゃゃ!間違えました!」
「ユルカ!」
「何?ユウシヤ」
「水を使って助けてあげて」
「わかったよぉ、フワフワ・フワリンミズ!」
バシャン!
「た、助かったなの」
「やったよぉ、ふわふわな水できたよぉ」
(わ、技名は雑だけど
なんか、できたしいいのかな)
「さぁ!どんどん奥に進もう!」
(え?!まだ、進むの?
これ以上奥に行ったら何が待ち受けてるの?)
「てか、ユルカが言った
村人ってなんのことだい?」
「え?そんな事言ったぁ?」
「え……」
「どうしたのぉ?早く行こうよぉ」
「スゥゥ……え?こわ」
ここで、ナレの私から
少し、次回予告
迷路の奥へ進み続けるユウシヤたちに
待ち受けているのは
またしても、モンスターではなく
迷路に仕掛けられているトラップだった
次回は、誰が被害に遭うのか
ちなみに、作者はここで終わらせる予定だったが
思ったよりも、書けそうだったので
もう少し続くそう
皆様、お付き合いいただけたら嬉しいです




