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第36話 迷路

前回、ミミカのペットにより

ダンジョンに飛ばされたユウシヤたち

出口を探すためにダンジョンに入る

ことにしたユウシヤたちを待ち受けていたのは

迷路だった


「ここに、出口があるなの?」

「私は、ない気がしますよ

戻りましょう」

「私は、あると思うわ!」

「俺もだ!」

「ちょっと、みんな」

「わぁ、見てみてぇ」

「どうしたなの?ユルカ」

「これ、イルカに見えるよぉ」

「えっと……そうだねなの」

「イルカってこんなゴツゴツしてました?」

「してないなの」

「ユルカは、どこにいても通常ですね」

「すごいなの」

「ねぇ、みんな」

「おい!あっちだろ!」

「いいや、こっちよ」

「そっちに行ったら、落ちるだろ!」

「そう見えて、落ちないのよ」

「死ぬぞ!」

「あなたは、死んだでしょう」

「それとこれは、関係ないだろ」

「あなたが、行けばいいのよ」

「……はぁ!死ねって言うのか!」

「違うわよ、あなたは強いから行けるわよ

そこは、信頼してるもの」

「なんだ、その信頼嫌だわ!」

「ねぇ!みんな!」

「な、なんだよ」

「ユウシヤ?どうしたの?

急に大声を出して」


「ここ、どこかわかってる?」

「ダンジョンなの」

「そうだね、ダンジョンだね」

「それが、どうしたのですか?」

「なんで、ダンジョンに迷路があるの?」

「ダンジョンなら、あるんじゃねぇか?」

「じゃあ、僕たち今何してるの?」

「今は、遊んでるよぉ」

「いや、違ぇだろ

誰が、正しいか確認してるだろ」

「えっと、みんな現実逃避してる?」

「い、いえ、してません」

「してるね」

「大丈夫なの、なんとかなるなの」

「そのセリフの時は、もうダメな時じゃん」

「私が、どうにかしてみせるわ」

「みんな、現実を受け入れよう

僕たち、また、迷子になってるんだ」

ビシャーーン!


「そんな、ベタ演出いらないから

雷が落ちてショックな顔とかいらない

そもそも、知ってたでしょ」

「クッソ!俺たちならできると思ってた」

「勝てると思ってたわ」

「何に、勝とうとしてたの?」

「もっと、もっと、活躍できると

思ってたなの」

「皆さんと、笑い合えると思ってました」

「いや、笑い合えるよ?

今は、そんな状況じゃないけど」

「砂持って帰ろうよぉ」

「甲子園じゃないんだから」


「よし、行くか」

「出口はこっちよきっと」

「ユルカ行くなの」

「わかったぁ」

「楽しみですね」

「何?その切り替え、怖いんだけど

って、ちょっと、置いてかないでよー!」


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