第1話 魔王が来てるらしい
(僕は、この世界で勇者をしている
今日は、王様に呼ばれたので城に行く
よし、着いたこの
フリー素材を貼っつけたような城に!)
(ほんとに、この城の形よく見るよな
色んな国があるけどだいたいこれだわ
まぁ、入るか)
「王様のおなーりー」
「よく来たな、ユウシヤ」
(ここでひとつ僕が勇者になった理由を
それは、僕の名前がユウシヤだからだ!
……アホか!適当すぎるだろ!)
「と、言うわけで」
(あ、やば聞いてなかった
まぁ、いいか)
「魔王がこの国をいや、世界を!
侵略しに来ようとしてるらしい」
(……なんだよそれ!?
来るの決まってないの?らしいなの?)
「だから、まぁ頑張ってくれ」
「え、えっと仲間は?」
「いない!自分で探してくれ
あ、1人でもいいぞ」
(嘘でしょ!?)
(そのまま城を出てきちゃったけど
僕の能力も知らないしどうすれば)
「そういう時は、協会に行ってみるといいよ」
「うわ!だ、誰?」
「僕は、村人だよ」
「どこに行けばいいって?」
「そういう時は、協会に行ってみるといいよ」
「どこにあるの?」
「僕は、村人だよ」
「え?」
「そういう時は、協会に行ってみるといいよ」
「……もしかして、村人だから同じことしか
言わないの?」
「僕は、村人だよ」
「よし、他を探そう」
探し回ったあと
(だ、誰もいない
もう!協会はどこなんだよ!)
「協会はここだよ」
「え?あ、あった
すぐそこにあった、そこの村人ありがとう」
「協会はここだよ」
「もしかして、それしか言えないの? 」
「協会はここだよ」
「……君可哀想だね
1番少ないじゃんセリフ」
「よし、協会に入ろう
ってこんな協会嫌なんだけど
だって、こんなでかく壁に協会って
書かないでしょ」
ガチャ
「いらっしゃい、協会です」
「それだとお前が協会だよ」
「私は、キヨウカイです」
(やっぱり雑だ!この世界)
そう!この世界は設定が雑なのだ
これは、そんな世界で奮闘する
ユウシヤの物語である
「誰!?」
ナレーションです
「そうですか」
私から一言、頑張れ応援してます!
「あ、はーい頑張りまーす」