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「名実ともに悪である」  作者: 藤田暁光
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「名実ともに悪である」⑤(暗躍する者たち)

EMP兵器


電磁パルスによって、高性能な機械を壊すことに特化した兵器


人の死なない戦争

それに向けての切り札


一発で敵国の機械のすべてを破壊し

都市機能そのものを麻痺させる


「ステルス大陸間弾道弾」

ただ、核弾頭をステルス化するだけなら意味はない

なぜなら、その兵器の、政治的要因が大きすぎるからだ


作っただけで国際的に問題となる兵器


そんな兵器を作ったのはなぜだろうか

それはそのミサイルEMP兵器を乗せるためである


?「戦略的な兵器運用方法だが、どうなることやら」

がレージで煙草を吹かすその男はもう片方のほうの計画を見た


それはアルベルト国のステルス戦闘機の試作機そのものであった


?「マジで、持って帰ってくるとはな…」


そう言って男は頭をかいた

ヘクター「まあな」



?「…敵を見つける目を持つ隼か…こいつのレーダーがあれば」

ヘクター「抑止になるな…」

?「EMP技術もこいつからだしな」


?「悔しいけどあいつ(ヘレナ)は天才だよ、持って来るの大変だったろ」

そういいながら男は煙草をくわえる


ヘクター「期限までには間に合うか?」


?「おそらくな…マスコミには俺から言っとく」

ヘクター「すまない」

そういって男は話を打ち切るのだった




アルベルト国内1時間後、協力者と離れた後だった

バッカス「過激派の動きはどうなっている?」


演説がうまくいったヘクター達は過激派の動きを

警戒していた、なぜなら過激派にいた者たちの中に

マスコミになろうとし始めた者がいたからだった


ヘクター「耳の早い奴は動き始めてるな…」

バッカス「マスコミの奴らは何て言ってる」


自分たちの勢力を縮小させる要素をやすやすと見逃す彼ら(過激派ではなかった)

ヘクター「新しい友人たちによろしく頼むだと…」

バッカス「そうか、多分アルベルト国の部隊も来るな…」

ヘクター「ああ、」


そういって、作業するヘクター達は

自分たちの拠点に罠を仕掛けるため

監視カメラを設置し

いくつかのダミー拠点を作っていた


バッカス「やっぱりな…」

ヘクター「来てるか?」


ノートパソコンをガレージで開き

確認していると


ダミー拠点の部屋に突入してくる

部隊がいた、アルベルト国の特殊部隊である


バッカス「参ったな…動きが早え…」


ヘクター「こいつらとは会いたくないな、場所変えるか?」

ヘクターとバッカスは拠点の場所を変えることにするのだった


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