「名実ともに悪である」⑰(決戦)
各隊員が持ち場に着き
いよいよ作戦が始まろうとしている時だった
各隊に一斉に通信が入った
内容は「ここで防がなければ、また戦争になり、今まで守って来たものが
無に帰すことになる、総員いっそう奮起せよ!」との事だった
そして、偶然少女は赤髪の少女と偶然話すことができた
少女「一つ言いたいことがります…」
赤髪の少女「…」
少女「貴方はこの戦いが終わったら何処に行くつもりですか?」
赤髪の少女「さあね、自分でもわからない…」
赤髪の少女「…」
少女「…」
赤髪の少女「正直ね、驚いてる…」
少女「え」
赤髪の少女「あんたが挙手しないほうにかけてた」
赤髪の少女「あんたに教えてあげる、戦いが始まったらすぐ後ろについきなさい」
赤髪の少女「分かった?」
少女「…分かりました」
そして、ヘルハウンド隊から指示が飛ばされてきた為
急いで母船の打ち上げ飛行場に向かったのだった
そして、数十分後
シャトルが用意され
地上軍と衛星破壊班に分かれ
シャトルが打ちあがっていくのだった
そして、数分後…
バッカス「あれが、人工衛星兵器か…」
遠くから見ると赤いLEDライトが点滅しており
その姿を見ることができた
ヘルハウンド隊が「よしついたな、各員点検後速やかに…」
ヘルハウンド②「!隊長敵が!!」
ヘルハウンド①「何!」
一瞬敵が光ったと思ったら母船のシールドが敵弾をはじいた
ヘルハウンド①「敵からの攻撃か!」
ドーンドーン
と砲撃の音が聞こえてくる
そこは安全圏ぎりぎりの範囲だった
赤髪の少女「急いで出発します!」
ヘルハウンド隊「分かった」
赤髪の少女「付いてきて」
そうして赤髪の少女は説明を受ける
赤髪の少女「設定は私に付いてくるようにしてあるから大丈夫よ」
少女「はい!」
赤髪の少女「…もし私に、何かあったら頼んだわよ」
少女「分かりました」
赤髪の少女「さて行きますか…」
そして二機のプロトタイプ機が発進するのだった
その時ある周波数で無線に入り込んできているものがいた
型番1058それは犯人だったのである
犯人「久しぶりだな」
それは、監視塔にいるはずの犯人の声だった