マクレガーさんが、ハックス将軍!しかも、ビル・ウィーズリーでもある!?
昨日の金曜ロードショーは『ピーターラビット』でした。実写版のピーターラビットでした。いたずらっ子、かわいかったですよ。ご覧になりました?
ピーターラビット自体は、超がつくくらい有名なイギリスの絵本なので、説明はいらないとは思いますが、ご存知ない読者さんのために原作をざっくりと解説しますと、自然豊かな田舎の町に住む、青いチョッキのピーターは、うさぎの四人兄弟の一人で、特別にやんちゃな男の仔です。一家の巣穴の近くにはマクレガーさんの家と畑があって、ピーターはそこのレタスを時々失敬してはマクレガーさんに捕まえられそうになり、ぴょんぴょんと逃げてマクレガーさんを悔しがらせています。なお、ピーターのお父さんはマクレガーさんに『にくのパイ』にされてしまったそうな。。
映画は原作を踏まえてはいますが、ピーターの宿敵はマクレガーJr青年となっています。
序盤ではひたすらピーターとマクレガーさんのバトルがコミカルに描かれて、おもにマクレガーさんがピーターの悪知恵にやられてばかりなのですが、そこに美人なお隣さん(うさぎ好き)が現れて、美人さんとマクレガーさんがだんだんといい雰囲気になっていって、ある日……。というものでした。
お話はハッピーエンドで締めくくられて、ああ可愛らしいお話だった!でいいのですが、ビックリなのは、マクレガーJrというイマイチさえない青年が、どこかで見た気がしていましたが、なんと、最近のスターウォーズ第三部作の、ハックス将軍だったのでした!!
誰かお分かりですか。ハックス将軍。
シス陣営の、いかにも神経質そうな彼です。
最後はカイロレンの副官でしたね。
うらなり顔で、悩み多そうな雰囲気で、そこがステキ、というファンもいらっしゃるらしくてファンサイトもあるようですが、しかし、ハックス将軍が気になるあの娘と湖でボートに乗ったり、草むらに並んで座って、きゃっきゃっアハハ〜、なんて甘ずっぱい恋をするの図は想像が難しいですね。
そして、驚きはそれだけでなくて、あまりメジャーではないですが、ハリーポッターのロンのお兄さんの、ビル・ウィーズリーでもあったのです!
ぜんぜんイメージ違うではないですか!
すごい、です。
演じ分けが。
そして思ったのは、これってもしかして、小説を書く場合にも大事なのかな、ということでした。
小説を、ちゃんと公開できるようなクオリティで書いたことがないので、全く偉そうなことは言えませんが、キャラの性格がテンプレとも違って、ひとりひとりがまるで実在するかのように個性的にいきいきしてると、読んでいて楽しいな、と思ったのでした。
本屋に並んでる本をぱらぱら見ても、守り人シリーズなんかもそうですが、みんなキャラがすごいなあ、と。
まあ、この最後の意見は、ちょっとエッセイらしくしようと、それらしい内容を追加しただけであって、要は、皆さまに、特に昨夜の映画をご覧になった皆さまに、この驚きをお知らせせねばっ!と思った、と。
まあ、それだけなのでした。