表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/56

好きな場所


高いところが好きだ。

昔から。

いつからと聞かれても分からないくらい前から。


ナントカと煙は高いところに登りたがるというが、まぁ、そのナントカでもかまわない。



久しぶりに、気に入っていた屋上テラスに行ってみた。

これで二回目。


平日の夕方五時過ぎ。


特に観光地でもデートスポットでもないので、ほどよく空いていた。

他に来ているのは地元民ばかり。学校帰りとか、主婦とか、お母さんと子どもとか。

めちゃ走り回ってる。

子どもはなぜ、あんなに元気なんだろうと思う。

疲れてるのかな。



遠くを見れば青く霞む山。

たなびく雲は、絹雲というものだろうか。

薄くすじを引いていて、刷毛か何かでスーッと伸ばしたみたいなのが何本か見えた。

昨日はからりと晴れていたけれど、いよいよ梅雨の季節が近づいてきたのだろうか。

植物たちは青々として、どこか嬉しそうだ。


今は春なのか、初夏なのか。はたまた梅雨の始まりなんだろうか。

最近の季節はよくわからない。

まだ五月なのに、昼間は半袖で十分なくらいに暑いし。

梅雨って六月から七月のようにイメージしていたけれど、変わっていかなくてはいけないのかもしれない。



夏至が近いせいか、まだ日暮れは微かにしか感じられない。ただ、日差しは昼間より和らいで、汗ばむほど暑かった午後を忘れるくらいには涼しく、ちょうどよくなってきた。


風は心地よく、

寒くもなく、暑くもない。


いい季節だなあと思う。



なぜ高いところが好きなのか、理由はないけど、こういうところは一人で行きたい。


高いところの景色には、なんとも言えない解放感がある。


空が近いなあ。

ココロに空が入りこんで、青くなるような気がする。


風が吹き抜けるみたいな気分。

特に今の季節は、気分をリフレッシュするのに大変よい。


さあて

頑張りますかー。


って。

知らんがなと言われてしまいそうだ(笑)








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ