表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/56

夢占い


嫌な夢を見ました。


場面はどこかの山の中。

狭い広場に、自分と、先生みたいな責任者みたいな方が来ていて、それと、奇妙に花びらが縦に連なった形の白い花?が、茂みからピョーンと出ている。


みんなで分担しながら各地で大事に育てていた、それはそれは美しい白い花を咲かせる植物があって、平地や川のそばなどでそれぞれ育てているのだが、ある時からなぜかあり得ないくらい異常な形の花を咲かせるようになる。

どうやら悪意を持って育てるとそんな異常な形になるというのだ。


ある時、自分の担当の花が異常な形に咲いてしまったことに気づいて、どうしようと思い、先生に報告した。


それが冒頭の場面。



お世話係の自分は悪意など全く身に覚えはないので頑張って無実であることを説明し、巷にあふれるお花たちの異常も、実際は悪意とは関係ないのじゃないか? と濡れ衣を着せられてるみなさんへの誤解も解いてあげたかったのだが、説明の仕方が悪かったのか、どう言ってみても先生からは、そうは言ってもあなたが悪意を持って醜くなれと育てたんでしょう!? と責められる。


あんまりである。そんなふうに考えたことなんて一度もないのに。


信頼していた先生からそんなふうに思われるなんて嫌なので、なんとかしたいができそうにない。

つらたん。


という夢であった。




なぜか誤解されたくない人に限って、自分がとんでもなく自分勝手な主張をして、みんなの大事な何かを台無しにしていると思われる。


こういう夢を見るというのにはどんな解釈がつけられるのだろう?


そもそも解釈なんてないのだろうか?



夢というのは、昼間に経験した、見聞きしたことや感じた感情を、脳が整理して再構築している作業で見るのだとか、なんとか。


昼間に経験したこと……。


そういえば、そんな夢を見るきっかけみたいな出来事は確かに以前にあって、それはなんとか無事に解決していたのだが、その日に感じた衝撃がどこか頭の片隅に、ジリジリといつまでも消えない燃え殻のようにくすぶって残っていたのかもしれない。


もしそうなら、自分で思っている以上に昼間の経験って記憶されて、無意識に影響を及ぼしたりしてるんじゃないだろうか。


それを思うとちょっと、気味が悪くなった。


出来ることなら毎日、綺麗なものを感じて日々を喜びで満たしながら、何かあっても心を穏やかに保って暮らしていき、夢くらいはいい夢を見たいものですよ。


なんて、考えさせられました。








オリンピック、始まりましたね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ