表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

魔力溜まりの王

 あれから何時間?何日?何年?

 襲い来る飢餓感に手当たり次第に喰らう


 何匹目かの『光る餌』


 そいつを喰らおうとした瞬間

 

『光る餌』は笑って奇妙な術を使い


 私の一部分がその術に消し飛ばされた


 その痛みと喜びが私を支配する


 『光る餌』は私に名前を付けた


 私は名前を呼ばれ形を作られた


 『魔力溜まりの王』


 私の存在が確固たるものになる


 『光る餌』を喰らうだけの存在が

 

 魔力溜まりの中の一部の存在たる私が


 『魔力溜まりの王』となった


 素晴らしい


 飢餓、退屈、苦痛、曖昧


 そして歓喜

 

 名付け親である『光る餌』を喰らってやった


 『名前』『確固たる存在』『魔力溜まりの王』

 


 



 

 これから私以外を全てを喰らう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ