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私、乙女ゲームしたことないんですけど?【連載版】  作者: たばさ
彼らとのこれから
37/41

36 ―揺れはじめる思い―

タイトル変更

修正前の35話の後半と35.5話を一緒にしたのみです。6/3




『――素直に――――』

  だれ?

『大丈夫!――――にはならないから』

  それ、は…

『この世界は――きっと―――』

「 ぅ!」

『―――、―――だよ』

 サエちゃん?

「ルゥ!!」


「ルゥ! 大丈夫か!!」


 ギュッと肩を掴む手と大きな声にビックリして目を開ければ視界の先はキラキラと輝く日の光のような金糸のような髪。

 意志の強い琥珀の瞳が私を覗きこんで―――ディン様!?

 

「どうしたんだ、こんなところで!気分が悪いのか?キームンは?誰もいなのか!?」

 矢継ぎ早に言うディン様に私はパニック。何が起こったのか分からず、急な展開にあの発作が起こってしまって身体も動かず、声も出せずに口をパクパクとしかできません。

 だんだんと近づくディン様に私の心臓がバクバクとして痛くて――これ以上は壊れてしまいそう。


「ルゥ!――バシッ!――っ痛ぅ~~~!」

「このおバカ!! さっさとルフナちゃんから離れなさい」

 言われているでしょう!ともう一度ディン様を硬そうな扇でベシッと頭を叩いたのはアル姉様。

 アル姉様の言葉に慌てて私の肩から手を外して後ろへ一歩飛び退くディン様。

 シュンとさせてしまったのは申し訳ないと思いつつも動揺している私には今はその距離が必要でした。


 私の横に立ったアル姉様を見上げれば、〔彼女〕の姿が重なって見えてアル姉様のローブの裾にギュッと捕まるとそっと頭を撫でられます。

 その手の暖かさに安堵して涙がじわっと溢れそうになりましたが、ここで泣いてはダメだとなんとか堪えます。


「アル、姉様と……あの……ディン様は、どうして?」

「医療部に用があったのだけど、ルフナちゃんはどうしたの? 一人?」

「一人、ではなくて…。あの、その。適性、審査に……お母様と」

「あぁ、今日だったのね。だから団長がさっき居なかったのね」

「……すみません」

「謝らなくていいのよ、謝るのはソコの考えなしよ」

「なっ! だって、ルゥが!!……あの時みたいに寝たままだったって思ったら……」

「ディン様……」

 悲痛な顔のディン様に手を伸ばしたいのに身体は動かなくて…そんな私を椅子に座らせて落ち着かせるようにしてくれるアル姉様。

 ディン様も座るよう言われ、私に向かい合う位置に座ると直ぐにガバっと頭を下げます。


「あの時もさっきもごめん……オレ、焦ってて。怖がらせた」

 さっきから驚いてばかりの私はビクッとしてしまいましたが、隣に座ったアル姉様が背中をポンポンと叩いて気持ちを整えさせてくれました。


「ディン様は悪くありませんので、気になさらないでください」

「でも!」

「私が勝手に気を失っただけで誰かのせいでもないのです」

 そう言うとディン様は何故か苦しそうな表情に変わってしまいます。キィもニールもあの時の事は何故か自分のせいにしようとしてしまう…そうじゃないのに。


 困ってアル姉様を見上げればニッコリと笑ってくれて……やっぱりアル姉様はサエちゃんと雰囲気が似ていて励ましてもらっている気持ちになる。


「ディン様は私を許して下さいますか?」

「ルゥを? どうして?」

「ディン様に心配をかけて困らせてしまいました」

「ルゥのせいじゃない! オレがっ」

「それでは、同じですね」

 ふふふと笑えばキョトンとするディン様。そのうち意味が分かったのか苦笑いになって片手で顔を覆ってしまいました。


「……ルゥには敵わない」

「そんな事ないです」

「そっか、ありがと。あと、これで今は最後にしとく。…ごめんな」

「私こそ、ごめんなさい。あと、お見舞いありがとうございます」

 苦笑いのディン様は「おぅ」と言っていつもの笑顔になってくれたので、私も嬉しくてさっきまで強張っていた身体から力が抜けていきました。


「ふふふ、青春ねぇ……でも、もう一声ないとダメね」

「ばっ、あ、アル兄!?」

「一声ですか?」

「えぇ、でもまあ、ディンだから仕方ないわね」

「アル兄!? オレだってやるときはやるぞ!」

「じゃあどうぞ?」

「えっ? 今? この状態で??……ちょっと待って」

 急に頭を抱えて悩み始めたディン様にアル姉様は一層笑みを深くして……この笑顔って前に見たことがあるような……?


「ルフナちゃん、魔術師団のどこに入るのか決まったのよね?」

「はい。医療部に適性があるのでそこになると思います。ですが今すぐという訳じゃないんです」

 体質が治ってからでと言う言葉は心の中に留めておきます。でもアル姉様は気づいたようでちょっと苦笑いになってからまた頭を撫でてくれます。


「ちょっと、アル兄!」

「はいはい、嫉妬しない」

「……ディン様もどうぞ?」

 ディン様も撫でて欲しいのかな?と思ってアル姉様の撫でてくれていた手を取ってディン様の方へ向けるとピシッと固まったお二人。

 あれ?違う?と思って二人を交互に見れば先に硬直から抜け出たアル姉様は大爆笑。ディン様は頭を抱えて「またこのパターン!?」とうずくまってしまいました。……なにか失敗してしまったようです。


 アル姉様の笑いが収まったころにルピアさんが人数分のお茶を持ってきてくれました。どうやら見えていたようです。あうぅ。

 アル姉様とルピアさんがお仕事の話をしたようで、アル姉様の依頼品を持ってくるまでここで一緒に休憩することになりました。


「それで、どう? 医療部は見学したのでしょう?」

「温室を見せてもらいました」

「あら凄い。期待されてるわね」

「そうなのですか?」

「医療部の温室は特別製でね、人を選ぶのよ。見込みがないとドアが開かないの。昔の主任が特別な魔力を込めたとか、精霊がいるとか真偽のほどは分からないけれど」

 精霊……。〔瞳〕がちゃんと発動出来たら見られるのかな?

 このところキィとの練習をしていないのですが、ちゃんと発動できるでしょうか?……出来たらキィは喜んでくれるでしょうか。



「ルゥ! 違うから!イヤ、違わないか??」

 自分の考えに浸っていてディン様とアル姉様の会話を聞いていませんでした。


「え?すみません。ちょっと考え事してました」

「へ、あ、うん。あはは、聞いていなかったなら良かった」

「ヘタレ」

「アル兄!!」

「??」

 ディン様がアル姉様に食って掛かっているので私は見上げる状態に。ディン様はまた背が伸びたようでもう私とは頭一つ分違います。ニールもそうですが、男の子って背が伸びるのが早いですね。

 ディン様の輝く金の髪に光が反射してキラキラしてるのを見ていると目がチカチカしてきます。

 思わず瞬きを繰り返していたら何故がディン様の顔が真っ赤になっていました。


「ディン様? 顔が……」

「な、なんでもない! 大丈夫だから!!」

「でも……」

「ディンなら大丈夫よ。それよりルフナちゃん、聞きたいことあるのだけれど」

 良いかしら?とニッコリ微笑むアル姉様。肯定の意味で頷けばとても嬉しそうに笑ってくれます。


「あのね、ディンってどうかしら?」

「ディン様をどうとは?」

「ちょ! アル兄!? 待てって!!」

「私に任せておきなさいって……ディンって身内贔屓かもしれなけど、結構イイ線いってると思うのよ。でもね、ちょっと今アタックできなくて悩んでるそうなの。だから女の子の意見を聞きたくて」

「だから!ちょっとアル兄!! ルゥ、答えなくてい……もごもご」

 うふふと微笑むアル姉様は何故がディン様の口を閉じています。だ、大丈夫でしょうか?

 おろおろする私にアル姉様は「ディンは気にしないで良いから」と有無を言わせない笑顔……。


 ……えーと、ディン様がどう見えるかで良いのでしょうか。目を閉じて少し下を向いて考えてみる。



 ディン様は 出会った時から真っ直ぐで、いつでも笑顔で私もつられて笑顔になってしまう。暖かいひと。

 セイ様が包み込むような光で全体を導くのならディン様は真っ直ぐな光で人を導く存在だと思う。

 ……だから今の私はそんなディン様の進む道に足手まといにしかならなくて……胸が苦しくなるのはそのせいで。


 あぁ……ダメだ。ルフナ(わたし)はこんな事考えなかったはずなのに……。

 意識を切り替えるように一度ゆっくりと息をすれば胸の苦しさはそのままだけれど暗い思考は解けていく。

 下を向いていて良かった。きっと変な顔になっていたから。


 意識して笑顔を作ればいつものルフナ(わたし)に戻れる。


「ディン様は真っ直ぐで、笑顔の素敵な人です。それに目標に向けて頑張っているところは格好良いです。だから……」

「ルフナちゃん……もしかして……?」

「ルゥ?」

「今のままで十分素敵です! 私、応援しますね!」

 にっこりと笑うと二人は一瞬不思議そうな顔でしたがアル姉様は「あー」と苦笑いをし、ディン様は「あーもーこんなんばっかだー」ぐったりとしてしまいました。

 今日の私は失敗続きです。なんでだろう?



 お母様とルピアさんが依頼品を持ってきてもディン様は東屋の隅でぐったりしたままでした。

「あの、アル姉様? ディン様は……」

「あーうん。今回は私が悪かったわ。あとでフォローしておくから大丈夫よ」

「そうですか?」

「えぇ、でも……一つ聞いていいかしら?」

 ちょっと気まずそうに私に尋ねるアル姉様に疑問が浮かびながらも「はい」と答えます。

「ディンの事は嫌いじゃないのよね?」

「はい。私にはもったいないくらい素敵な方です」

「……そう、ありがとう。これからもディンの事よろしくね」

「はい。と言いますか、私の方はお世話になりっぱなしです」

 そう言えばアル姉様は笑みを深くしてまた頭を撫でてくれます。



 お母様も迎えに来てくださったので私達は帰ることになりました。

 お別れの挨拶をしたいなと二人の方を向けば、アル姉様と何か話したディン様はちょっと難しそうな顔でしたが、別れ際には笑顔で私の方へ来てくれました。


「ルゥ。あのさ、アル兄はああ言ってたけど……オレが大切なのはルゥだから。えっと、応援してくれるなら頑張れるからさ。見ててくれな」

「え? あの……ディン様?」

 私が何か言う前にじゃあな!と言葉を残し走って行ってしまいました。


 ――大切なのは私?――

 その言葉は嬉しいような苦しいような想いと共に私の心へと沈んでいきました。







―― side Dimbula――




 あの日――何故かルゥが遠くに行ってしまうような気がした。

 たぶん他の3人も似たように感じたのだと思う。


 だから必死で引き留めようとして、焦って……。


 強くなれば守れると思っていたのに。

  

 守りたいと思っていたのに……オレはルゥを傷つけたかもしれない。

 そんな後悔がずっと付きまとう。




 3日経ってルゥが目覚めたと聞いて直ぐに逢いたかったけど、ダメだと言われた。


 どうして? と言ったオレとセイに父さんは一言「未熟者」と。


 ただただ、悔しかった。

 

 手紙だけは許してもらったから嬉しくていつもの様に書こうとしたのに全然文面が思いつかなくて…

 セイはどうなんだろうと聞いたらオレと一緒だった。

『こういう所が似ているってルゥなら言いそう』なんてセイが泣きそうな顔で言うからオレまで泣きそうになった。


 あぁ、オレ達の……オレの心を守ってくれていたのはルゥだったんだと気付いた。

 早く逢いたい。

 でも、拒絶されたらと思うと怖くてしかたがない。



 書きたいことはたくさんあったのに無難なことしか書けなくて。

 花が好きなルゥにセイの提案で選んだのは想いを込めた色とりどりのガーベラの花束。

 ……でもこれはオレ達のためでもあるのかもしれない。


 返事が来るまでドキドキしっぱなしで、届いた時は嬉しくて階段から落ちた。


 ルゥの手紙には会いたいと書いてあったけど、まだ逢うことは出来ない。


 彼女は人を怖がっていると団長から言われた。

 誰でも彼でもないと言う事はきっとオレ達が原因で……落ち込んだ。


 そんなオレとセイに対して父さん達は何も言わず、泥沼にはまりそうになったのを救ってくれたのはアル兄とルゥの手紙だった。


 アル兄のは救うって言うか……めっちゃ怒られた。

 セイ共々コテンパンにやられた。

 2対1なのに全然勝てなくて―― 一撃も与えられず――面白いくらい負けた。

 でもそのおかげで吹っ切れて、今以上に目標に突き進める気持ちが出来た。

 アル兄には――色々分かってるみたいで悔しいから――面と向かっては言えないけど感謝はしてる。



 ルゥの手紙も他愛ない事ばかりだけど、それが嬉しくて。

 やっぱり好きだと再確認した。


 ニルギリが何かしに行ったと聞いて先を越された気がして焦りそうになったけど、今は耐えられるようになった。


 今度こそ彼女を守れるようになるために――なのにオレは運がいいのか悪いのか。


 ちゃんと成長してから逢いたかったけど、彼女との再会が思わぬ場所の思わぬ状態だなんて思ってもみなかった。



 珍しく特殊な回復薬の手配にお目付け役のアル兄と――セイはサミィ姉らしい――医療部へ向かう途中の東屋にふと人影が見えた。

 あの場所は休憩には最適な場所で2番目に好きなんだよな~なんて何気なく見るとルゥだった。

 こんなところにいる訳がないと思いつつ、そうであれば嬉しいとアル兄の制止も聞かず走り出した。


 着いた先の東屋には心地良い風に吹かれてすやすやと寝ているルゥの姿。

 その光景にあの場面が思い起こされて――また眠ったままになってしまうのではないかという恐怖――怖くなり、思わずルゥの肩を掴み声を上げていた。


 目を覚ましたルゥが驚いて固まってしまったのも気付かず追い詰めそうになって……アル兄に正気を取り戻してもらえなかったらと思うと――成長していない自分に嫌気がさした。


 ルゥはアル兄だと大丈夫なようで、落ち着いた様子の彼女にホッとした。

 だけど、自分ではダメなのかという悔しさで胸が張り裂けそうになる。

 でもそんな気分を晴らしてくれたのはルゥで。


 自分も辛いハズなのにオレを慰めてくれた。

 その優しさが嬉しくて笑ったらルゥも強張っていた笑みが笑顔になって……嬉しくて言葉がでなかった。

 

 その後のまたいつものパターンに持っていかれたのは結構ダメージ大きかったな。。

 オレがルゥの頭を撫でたかったのに!

 アル兄はオレをフォローしてくれてるのか邪魔してるのか分からない!


「女の子で期待の新人って言われたら大変よ、ディン」

「アル兄?」

「今の内からにちゃんと意思表示しなさいよ」

「ちょ、ちょっと!」

「彼女はオレのって」

「ルゥ! 違うから!イヤ、違わないか??」

 慌てて彼女の方を見れば何か考え事をしていたようで、聞いていなかったのは良かったような残念のような……。

 アル兄様にからかわれて思わず食って掛かったらルゥはキョトンとオレ達を見上げて――いつの間にか背の高さに差が出来ていた――この距離はしやすいかな……なんて考えてしまって思わず顔が熱くなる。


 アル兄がフォローしてくれた!?と思ったらやっぱり役に立たなかった!

 何で今日にかぎって、こんなにやる気だあるんだよ!!

 ルゥの気持ちを聞くのはオレだけでいいのに! それに……。



 まだ怖いんだ。


 強くなれていないんだ。



 話してくれているから嫌われていないとは思う。

 ルゥがオレの事を考えてくれると思うとこの時間だけは彼女を一人占めした気分になれる。


 でも……否定されたらと思うと胸が痛くて締め付けられる。


 答えを出してほしい――出してほしくない

 彼女の表情が見たい――見たくない

 肯定してくれる?――否定する?


 そんな永遠と感じた時間はルゥの声で終わりを告げた。



「ディン様は真っ直ぐで、笑顔の素敵な人です。それに目標に向けて頑張っているところは格好良いです。だから……」


 彼女の声を聴いた時、ドクンと胸を打つのが分かった。

 さっきとは違う胸の痛み。


 ドキドキと自分の身体じゃないみたいな浮遊感。


 だけどその次の言葉で一瞬にして現実に引き戻された。

 ……というか、落ちた。



 ルゥの鈍さというか勘違いは分かっていたはずなのに、確かにアル兄はちょっと紛らわしい言い方をしたよ?でもそう来るとは……

 絶対にオレがルゥを好きだって気付いてない。むしろ絶対に違うと思ったに違いない!


 あーもう! どうしろって言うんだ!!

 これは、オレは怒ってイイよな!? アル兄!!



 ……でも、嫌われていないと分かって安堵した。

 表面だけしか見ない他の奴等とは違って、ルゥはオレをちゃんと見ていてくれたんだ。

 アル兄から追加で聞いた言葉もズルイくらいだ。


 そのことが嬉しい。だから君が好きで好きでしょうがない。


 ニヤけてしまいそうになる顔を隠そうとしたら変な顔だって指摘されて不貞腐れそうになったけど、「ルフナちゃんは笑顔が好きだって言ってじゃない」と珍しくちゃんとしたアドバイスを貰った。

 さっきのチャラにしないけど、助かったよアル兄!



 ルゥに笑顔で「大切だ」と伝えられた。


 ちょっと混乱させたかもしれないけど、これで少しでもオレを気にしてくれればいいと想う。

 いつも他の奴らに邪魔されるからこれくらいはイイよな?


 オレは負ける気も譲る気もない。覚悟しとけよ、みんな!

 改めてそう決意した。




 ルゥ、――ルフナ。

 真っ直ぐなのはオレじゃなくて君だよ?


 初めて逢った時、羨ましくて拒絶したオレを真っ直ぐに見てくれた

 どんなに救われたか分からない。


 それがあってもなくてもきっと君に惹かれていた


 今度こそ君の笑顔を守るから



 ルフナ、大好きだよ


いつもお読みいただきありがとうございます。


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