―プロローグ―
*ご注意*
ご覧いただきありがとうございます。
この作品は勢いのまま書いている作品です。短編とは多少設定が変わっているところもあります。
短編部分に行くまで少々時間がかかります。(短編9歳→連載5歳スタート)
好きなもの詰め込んで見た結果、気を付けてはいますが似たような設定があるかもしれません。
サラッと読んでいただければ幸いですが、どうしてもご不快の点がありましたらご連絡いただければ助かります。
削除なり、何かしらの対応をさせていただきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。
プロローグ
---私を取り囲むように4人が
「ねえ、私だけを見て」
そう言われた声に誘われ、顔を向けると私の右手をそっと自身の口元へ持っていくサラサラとした銀髪を軽く結った翡翠色の瞳の少年。
「オレから離れるなんて嘘だよな?」
反対側からの声に振り向くと、金髪のウルフヘアーの少年が琥珀の瞳を細め私の左手を自身の頬に当てる。
「姉さまは僕と一緒にいてくれるよね」
私のスカートのリボンを縋りつくようにギュッと掴み、うるうるとした瑠璃色の瞳で私を見上げる肩にかかる位の長さの濃紺の髪を持つ義弟。
「お嬢様は私がずっとお守りいたします」
後ろからまるで離さないといったように手を回すのは、黒髪を後ろで一つに束ねた深緋色の瞳の私の侍従。
なんで? どうして?? これはどういうこと???
さっきまで皆で仲良くお話していましたよね?
誰か助けて!
私、乙女ゲームしたことないんですけど?
せめてあらすじだけでも!……っていうか、乙女ゲームってなんですかー!?
〔サエちゃん〕、教えてくださいー!
どこから私の世界ははじまったの?
―――取り敢えず、今思い出せる事を思い出してもいいですか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!